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ゲーミングスマホとは

ゲームに特化している高性能スマートフォン

スマホゲームをする人
参照元: https://www.photo-ac.com/

ゲーミングスマホとは、処理能力や解像度が高いゲーム用に特化したスマートフォンを指します。非情に高性能なのでオープンワールドゲームの原神で遊んでもカクついたり落ちたりしません。また、冷却機能が搭載されているゲーミングスマホもあり、長時間負荷がかかるゲームをプレイしてもスマホが熱くなりにくいです。スマホゲームをやり込んでいる方や快適にゲームを遊びたい方におすすめ。

ゲーミングスマホの相場

10万円前後だとコスパが高く安い

豚の貯金箱とお金
参照元: https://www.photo-ac.com

10万円前後のゲーミングスマホはリーズナブルかつコスパが良いです。原神やプロセカ、ウマ娘や崩壊スターレイルといった3DCGモデルが動き回るゲームでも高画質で快適に遊べる性能を持っています。

10万円以下のモデルは安い分何かしらの機能や性能を落としているため、購入前の事前調査が大切です。予算上限がない場合は申し分のない性能を有する15万円以上のゲーミングスマホがおすすめ。

ゲーミングスマホの選び方

ゲーミングスマホを選ぶポイント
使い慣れたOSを選ぶ
CPUは「Snapdragon」一択
メモリは「8GB」が最低ライン
コア数は「8コア」が絶対条件
ストレージは「128GB」が最低ライン
リフレッシュレートは「90Hz」が目安
長時間プレイするなら5,000mAh以上がおすすめ
冷却システムでパフォーマンス低下を防ぐ
キャリアにもSIMフリーにもそれぞれ長所がある

基本的には使い慣れたOSを選ぼう

iOS端末
参照元: www.apple.com

Androidは幅広いゲームに対応している

AndroidはGoogleが開発したOSです。アプリをダウンロードできる「Google Play」には数多くのアプリがリリースされており、幅広いゲームに対応している点が特徴です。

Androidはオープンソースなので、誰でも無料でスマホを開発できます。よって参入メーカーや製品数が多い分、コスパの高い製品から、高価格で高性能なスマホまでさまざまなタイプが存在します。プレイするゲームに合わせて最適なスマホを選びたいならAndroidがおすすめです。

iOSはシンプルで操作性抜群

iOSはAppleが開発したOSです。iOSのスマホにはAppleが開発したiPhoneしかありませんが、機能性の高さやインターフェースの使いやすさに特徴があります。ディスプレイの認識力が高く、指でも滑らかに画面を操作できるため、高い操作性を求められるFPSやアクション分野のゲームに最適です。

iOSのデメリットは、価格が高価になりやすい点です。Androidのように機種が豊富に揃っていないので、必要なスペックに合わせてコスパの高い製品を選ぶという方法が活用しにくくなっています。ただ、もともと性能が高いため、価格を抑えたい場合は1~2世代前のモデルを選ぶと良いでしょう。

CPUは「Snapdragon」一択

Android製スマホの場合、Qualcommが開発したCPU「Snapdragon」が特に優秀です。Snapdragonには、「820」のように8から始まる3桁の番号が付いており、数字が大きくなるほど高性能になります。3DオンラインゲームやFPSゲームなど、処理の重いゲームをする際は、「Snapdragon 865」以上のCPUがおすすめです。

iOSの場合は、Appleが独自に開発したプロセッサが搭載されています。高性能なゲーミングスマホであれば、「A◯」の数値が大きいモデルを選びましょう。新型のiPhone15 Proには「A17 Pro」が搭載されています。

メモリは「8GB」が最低ライン

メモリはスマホの処理速度を表し、数値が高くなるほど高速処理を実現できます。負荷の大きいゲームをプレイする際には欠かせない要素です。

ゲーミングスマホの場合、「8GB」以上のメモリの製品を選びましょう。6GBのメモリでも3DオンラインゲームやFPSゲームはプレイできますが、ゲーム中に画面がカクついたりフリーズしたりする恐れがあります。

コア数は「8コア」が絶対条件

コア数の数値が高いとCPUの性能を最大限に発揮でき、処理性能が飛躍的に高まります。処理の重いゲームをプレイしたい場合は、「8コア」以上のスマホを選びましょう。「八角形(Octagon)」の表現から「オクタコア(Octa-Core)」とも呼ばれます。

ストレージは「128GB」が最低ライン

ストレージとは、アプリやファイルを保存しておける端末の内部領域です。ストレージ容量が大きいほど保存できるデータが増えます。容量の大きいゲームは10~30GB、容量の小さいパズルゲームやカードゲームは2GB以下の場合が多いです。

128GBのストレージ容量があれば相当数のゲームを保存できますが、別のアプリやシステムデータの容量も大きいため、よりたくさんゲームをしたい人は「256GB以上」がおすすめです。

プロフィール画像ガジェットライター iPhoneは「128GB」以上が要求される時代へストレージの増設ができないiPhoneで快適にゲームをプレイしたいなら、容量はよりシビアに考えてください。特に、年々データが肥大化する人気の「原神」など、大型ゲームを複数プレイするなら、最低でも128GB以上のストレージを備えるiPhoneを選択すべきです。

リフレッシュレートは「90Hz」を目安に

リフレッシュレートは、1秒あたりに画面が切り替わる回数です。数値が高いと画面の更新頻度が高く、より滑らかな映像を表現できます。特に高レスポンスが求められるFPSやレースゲームでは、高いリフレッシュレートが必要です。

「90Hz」のリフレッシュレートであれば、ほとんどのゲームに対応できます。FPSやレースゲームを中心にプレイしたい人は、少しグレードを上げて「120~240Hz」のスマホを選びましょう。

プロフィール画像ガジェットライター タッチサンプリングレートも要チェックスマホでFPSなどの対戦型のゲームや音ゲーをプレイする方は画面タッチ感度を表す「タッチサンプリングレート」の確認も。操作へのレスポンスに直結するため、これらのゲームでは重要度は高いです。目安は「240Hz」以上。特にハイエンドなゲーミングスマホでは、CPUやGPUなどのSoC性能では差がつかないことも多く、こちらの数値が重要な判断材料になり得ます。

長時間プレイするなら5,000mAh以上がおすすめ

スマホのアプリケーション
参照元: pixabay.com

外出先で長時間ゲームを楽しみたい人は、バッテリー容量もチェックしておきましょう。バッテリー容量は「mAh」の単位で表記され、数値が高いほど1回の充電で長時間の連続使用ができます。

スマホのバッテリー容量は、3,000~4,000mAhあれば十分です。ただ、1日中スマホでゲームをする場合もあるという人には、5,000~6,000mAhの容量を持つスマホがおすすめ。機種やゲームによっても異なりますが、5,000~6,000mAhだと約10時間ほど連続使用できるケースも少なくありません。

冷却システムでパフォーマンス低下を防ぐ

スマホの冷却システム
参照元: www.amazon.co.jp

ゲーミングスマホを選ぶ際は冷却システムの有無も確認しておきましょう。特に負荷の大きいゲームをプレイしていると内部に熱が溜まり、CPUのパフォーマンス低下やバッテリー容量の減少といったトラブルに繋がります。冷却システムがあれば定期的に内部を冷やしてくれるためトラブルを回避できるのでおすすめ。

冷却システムには、内部の通気性を高める「ヒートパイプ」や、液体によってスマホ内部を冷やす「水冷冷却システム」などがあります。購入したいスマホに冷却システムが搭載されていないときは、別売りの「スマホクーラー」を使いましょう。ゲーム中でもスマホの発熱を抑えられます。

キャリアにもSIMフリーにもそれぞれ長所がある

Apple製品
参照元: pixabay.com

キャリアはサポートが手厚く通信速度が速い

キャリアのメリットはなんと言っても、通信速度が安定して速い点です。FPSや格闘ゲームはわずかな遅延が勝敗に影響するため、常に通信速度が速い回線は魅力のひとつ。また、サポート体制が整っているので、スマホの設定や料金の相談など些細な悩みでも店頭やネットから相談できます。

一方で、キャリアは月々の支払い料金が高いです。機種料金と通信プランによっては1ヶ月で1万円を超える場合があります。さらに、特定のラインナップからモデルを選ぶしかないため、機種にこだわりがある方には不便なところ。

SIMフリーは好きな機種が選べて月額料金が安い

SIMフリーは自分で機体を用意する必要があるので、好きなゲーミングスマホが選べます。特定のモデルが使いたい方は、SIMフリーがおすすめ。また、キャリアと比べて月の支払料金が安いため、節約にもなります。

ただし、自分でスマホを用意する場合、一括購入がほとんどです。中古であれば安い製品もありますが、10万円以上する新品もあります。くわえて、SIMフリーの通信速度はキャリアより遅いので、FPSやアクションゲームなどで不利になる可能性があります。

ゲーミングスマホのおすすめメーカー3選

ソニー

ソニーのスマホはもともとゲーミング用として開発されたわけではありませんが、ディスプレイの画質が非常に綺麗なので、高画質ゲームをプレイするときに見栄えが良いです。4K有機ELディスプレイが搭載されたモデルであれば、PS5やPCゲームのような迫力ある臨場感を味わえます。

また、一部のモデルには「マルチウィンドウ機能」を搭載。PCのように1画面に複数のウィンドウを表示できるため、攻略サイトのウィンドウを見ながらゲームアプリで遊べます。使い方次第で快適性が何倍にも高まる機能です。

ASUS

ASUSはゲーミングデバイスメーカーとして人気が高く、多数のゲーマーから高い評価を得ている製品が豊富です。現にASUS製のスマホは処理性能やリフレッシュレート、冷却システムなど、ゲームを快適にプレイするための必要な機能がほとんど揃っています。

また、ASUSのゲーミングスマホは普段使いにも向いている点が特徴です。バッテリー容量が大きいほか高性能なカメラも搭載しているので、日常生活とゲームプレイ時の両方で心地よく使えます。

プロフィール画像ガジェットライター 最強のゲーミングスマホを選ぶなら国内で手に入る最強のゲーミングスマホを選びたいなら、「ROG Phone」シリーズを擁するASUS製品が最有力候補。まだまだ規模が万全とは言えないゲーミング特化スマホ市場において、安定してハイクオリティな製品を提供することができている。この点だけでも評価はかなり高いです。

Xiaomi

Xiaomiは中国を拠点とする総合家電メーカーです。1万円台で購入できるような価格帯の安いスマホを得意としており、コスパの高さから日本でも人気を集めています。

Xiaomiからは複数のゲーミングスマホも発売されていますが、汎用モデルと比べて価格よりも性能を重視しています。ASUS製のように処理性能やリフレッシュレートの高いモデルが多く、ゲーミングスマホとしてのスペックは十分です。また、外付けアクセサリーが豊富なので、ゲームをプレイしやすいように自分だけの環境をカスタマイズできます。

プロフィール画像ガジェットライター 「POCOシリーズ」に期待したいが2022年に「POCO F4 GT」で国内展開を実現したPOCOシリーズ。ハイエンドクラスのスペックを誇りながらも手頃な価格と、Xiaomiらしいコスパの高さが魅力。今後への期待も大いに高めてくれましたが、後継機の国内での動きは今のところ見えてこず。新たなハイコスパフラッグシップの日本展開にはやきもきしているユーザーも多いのでは。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 処理能力の高さ バッテリーの持ち 冷却性能の高さ
1ASUS スマートフォン ROG Phone 7 ROG7-WH16R512/A ASUSASUS スマートフォン ROG Phone 7 ROG7-WH16R512/A 139,100 5.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
2Xiaomi POCO F4 5G ‎MZB0BMQEU XiaomiXiaomi POCO F4 5G ‎MZB0BMQEU 70,289 4.5/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
3‎Nubia REDMAGIC 8SPro ‎NX729S ‎Nubia‎Nubia REDMAGIC 8SPro ‎NX729S 113,800 5.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0

安いゲーミングスマホのおすすめ人気ランキング3選

1ASUSASUS スマートフォン ROG Phone 7 ROG7-WH16R512/A

139,100

★★★★☆4.8
処理能力の高さ 5.0バッテリーの持ち 5.0冷却性能の高さ 4.5

ハイスペックなフラッグシップモデル

ASUSが展開する「ROG Phone」シリーズを代表するゲーミング特化型スマホです。レイトレーシング対応のQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を搭載により、高性能かつ省電力で快適にゲームをプレイ可能。165Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を誇るAMOLEDディスプレイや高い冷却性能など、フラッグシップ級のスペックを誇っています。

2XiaomiXiaomi POCO F4 5G ‎MZB0BMQEU

70,289

★★★★☆4.7
処理能力の高さ 4.5バッテリーの持ち 5.0冷却性能の高さ 4.5

コスパに優れたハイパワーマシン

Snapdragon 8 Gen 1を搭載するゲーミングスマホ。他社の最新型からは1世代分遅れを取るも、価格設定が低くコスパに優れています。最大120Hzのリフレッシュレートと480Hzのタッチサンプリングレートを誇るディスプレイ、120Wハイパワーチャージによる急速充電など充分な性能を持っており、価格以上の満足度が得られる商品です。

3‎Nubia‎Nubia REDMAGIC 8SPro ‎NX729S

113,800

★★★★☆4.7
処理能力の高さ 5.0バッテリーの持ち 4.0冷却性能の高さ 5.0

洗練されたデザインとパワフルな性能が魅力

Snapdragon 8 Gen 2を搭載する「REDMAGIC 8 Pro」の上位モデルです。オーバークロックされたプロセッサーとICE 12.0へのアップデートで強化された冷却システムにより、先代モデルよりも安定してパワフルなゲーミング体験を実現。本体はブラック、グレーを基調としており、洗練されたデザインに目を惹かれます。

ゲーミングスマホは普段使いできる?

ゲーミングスマホは普段使いにもおすすめ

スマートフォン
参照元: https://unsplash.com/

ゲーミングスマホはゲーム用に特化した機種ですが、高性能さを活かして普段使いにもおすすめです。処理能力が優れているので、型落ちゲーミングスマホでも動画視聴やネットサーフィンをサクサクこなしてくれます。最新のスマホゲームに対応できなくなったゲーミングスマホは普段使い用に回しましょう。

まとめ

今回は、ゲーミングスマホのおすすめ人気ランキングを5選、ご紹介しました。スマホの性能は年々高まっていますが、近年では飛躍的にスペックが向上したスマホが多くなりました。スマホゲームの人口も増えたので、メーカー各社でゲーミングスマホを開発する動きが加速しています。

基本的には高性能なモデルはその分価格も高くなりがちですが、価格が安くても充分な性能を持つ製品も多いです。ぜひ目的に合わせて自分に合ったゲーミングスマホを選んでみてください。

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