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開放型ヘッドホンの基礎知識

密閉型との違いはハウジング部分

密閉型ヘッドホン
参照元: www.pakutaso.com

ヘッドホンには開放型と密閉型の2種類あり、1番の違いはハウジング部分がイヤーカップで覆われているかどうかです。開放型ヘッドホンは、ハウジング部分にメッシュなどの素材が使われていて覆われていないため、遮音性が低いです。

一方、密閉型ヘッドホンはハウジング部分が覆われているので遮音性に優れています。昨今人気が高いノイズキャンセリング機能のついたヘッドホンやイヤホンも、ほとんどが密閉型で低音が響きやすい構造になっています。

開放型ヘッドホンの特徴は音抜けの良さ

開放型ヘッドホン
参照元: o-dan.net

開放型ヘッドホンは、ハウジング部分が覆われていないため音抜けが良く、スピーカーから音を出しているような感覚で聞こえるヘッドホンです。また、音の広がりが大きいためクラシック音楽やジャズのような音楽を聞くのに向いています。

音を密閉しないので聞き疲れしづらく、装着感もきつくないモデルが多いため長時間の使用にも向いています。しかし、EDMやクラブミュージックのような低音を響かせたい音楽が好きな方や、外でも使いたい方には密閉型がおすすめです。

インピーダンスが高い機種はアンプが必須

ヘッドホンアンプ
参照元: www.amazon.co.jp

インピーダンスとは、電流の流れにくさを「Ω(オーム)」という単位を用いて数値化したものです。数値が高いほど電流が流れにくく、音は小さいですがクリアな音質になりやすいです。一方、インピーダンスが低いと電流が流れやすく音が大きくなりますが、ノイズが乗りやすい点も。また、インピーダンスの高い開放型ヘッドホンは、ヘッドホンアンプに繋がないと音が小さすぎる場合もあるので、購入前に確認しましょう。

開放型ヘッドホンの選び方

用途で選ぶ

高音質を求めるならハイレゾ対応

ハイレゾとは高解像度という意味で、CDよりも解像度の高い製品を「ハイレゾ対応」と言います。CDでは再現できない細かな音や息遣いなども再現してくれるので、高音質なヘッドホンが欲しい方はハイレゾ対応品を選ぶようにしましょう。

ゲームや映画鑑賞に使うならサラウンド対応

FPSなどのゲームや映画鑑賞の際に開放型ヘッドホンを使うなら、左右から音を感じられるサラウンド対応の製品がおすすめ。立体音響に聞こえるので、まるで自分がその場にいるかのような臨場感を味わえます。

接続タイプで選ぶ

安くて高音質な有線接続タイプ

有線接続タイプの開放型ヘッドホン
参照元: pixabay.com

ヘッドホンと機器をコードで繋ぐ有線接続タイプは、音質の劣化や遅延が起こらず高音質です。また、値段もワイヤレスと比べると安く、初心者でも手に入れやすいでしょう。

片側からコードが出ている製品と両サイドからコードが出ている製品がありますが、片側から出ているタイプのほうが着脱は楽です。長時間外さないのであればあまり重要ではありませんが、頻繁に着脱する場合は片側コードのタイプをおすすめします。

遅延を抑えられる赤外線ワイヤレスタイプ

ワイヤレスタイプの開放型ヘッドホン
参照元: www.amazon.co.jp

元々、室内で使う機会の多い開放型ヘッドホンは、製品のほとんどが有線接続タイプです。どうしてもワイヤレスがいいという方には、赤外線接続できるトランスミッタータイプがおすすめ。一般的なbluetooth接続のヘッドホンは、データを飛ばす際に音の遅延が発生しやすいのですが、赤外線接続タイプなら音の遅延を抑えられます。しかし、音漏れ対策はされていないので、外で使う場合は周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

イヤーカップの種類で選ぶ

開放型ヘッドホンは、映画を観たりゲームをプレイしたりなどで数時間使用する場合もあります。長時間使っても耳や頭が痛くならないように自分に合ったイヤーカップの開放型ヘッドホンを選びましょう。

耳全体を覆うオーバーイヤー型

オーバーイヤータイプのイヤーカップ
参照元: www.amazon.co.jp

オーバーイヤー型のイヤーカップは、耳全体をすっぽりと覆う形状をしているためズレにくく、安定した装着感を得られます。また、耳を密閉状態にできるのでより没入感を楽しめるでしょう。ただし、メガネをかけている方は締めつけ感が強く出てしまう可能性があります。

耳の上に乗せるように着けるオンイヤー型

オンイヤータイプのイヤーカップ
参照元: www.amazon.co.jp

耳の上に乗せるような形状をしているオンイヤー型は、オーバーイヤー型よりもコンパクトで軽い製品が多く価格も安いです。長時間着けていても疲れにくいですが、ズレやすいのでヘッドホンをしながら運動する方にはあまりおすすめできません。また、オーバーイヤー型よりも遮音性が低いので、音漏れが激しいです。メガネをかけていても圧迫感を感じにくいので、メガネユーザーにはおすすめ。

イヤーパッドが交換できると便利

交換用イヤーパッド
参照元: www.amazon.co.jp

イヤーパッドは消耗品なので、使っているとボロボロになってしまいます。簡単に交換できるタイプなら、汚れたり破れても自分で交換できるので便利ですよ。

重さで選ぶ

軽量感重視なら300g以下

ヘッドホンの重さは平均200〜300gと言われています。300gを超えるヘッドホンは、使っているうちに頭が重く感じたり痛くなりやすいので、長時間使用する方はできるだけ軽い製品を選びましょう。

開放型ヘッドホンのおすすめメーカー3選

SENNHEISER

ゼンハイザー
参照元: www.sennheiser.co.jp

開放型ヘッドホンの先駆者

ゼンハイザーは、世界で最も早く開放型ヘッドホンを開発したメーカーです。持ち運びにも便利な折り畳める形状、ハイレゾ対応など様々な機能を搭載している製品を多く取り扱っています。音質にも妥協はなくクオリティも高いので、プロの現場でも愛用されていてクリアなサウンドと高音&低音のバランスが特徴。

audio-technica

audio-technica
参照元: www.audio-technica.co.jp

汎用性の高さが光る国内メーカー

audio-technicaは、国内屈指のオーディオメーカーです。高コスパな製品からプロ仕様の高級モデルまで、幅広い品揃えを展開しています。

audio-technica製の開放型ヘッドホンの特徴は、高音から低音まで再現性が高いところです。高音重視のクラシックだけでなく、迫力ある映画のサウンドの鑑賞にも適しており、あらゆる音楽をハイレゾ級のクオリティで楽しめます。

SONY

SONYの
参照元: www.sony.co.jp

着け心地と使い勝手にこだわった製品が魅力

SONYは密閉型のワイヤレスヘッドホンを主軸に商品を展開していますが、開放型ヘッドホンのクオリティも高く、開放型には珍しいワイヤレスタイプのヘッドホンも展開しています。また、通気性が良く、200gに満たない軽さで長時間の使用も可能。ヘッドホン着用中のストレスをなくしたいという方におすすめです。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 音質の良さ 装着感の良さ 重さ
1Sennheiser ヘッドホン HD-660S Sennheiser Sennheiser ヘッドホン HD-660S 74,800円 74,800 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
2AKG モニターヘッドホン K712 PRO-Y3 AKG AKG モニターヘッドホン K712 PRO-Y3 33,220円 33,220 4.5/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
3audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X audio-technica audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X 52,753円 52,753 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
4Sennheiser オープン型ヘッドホン HD 599 SE Sennheiser Sennheiser オープン型ヘッドホン HD 599 SE 18,800円 18,800 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
5audio-technica オープン型ヘッドホン ATH-R70X audio-technica audio-technica オープン型ヘッドホン ATH-R70X 38,390円 38,390 5.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
6AKG 開放型ヘッドホン K702-Y3 ヘッドホン AKG AKG 開放型ヘッドホン K702-Y3 ヘッドホン 21,010円 21,010 4.5/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
7beyerdynamic 開放型ヘッドホン DT990 PRO beyerdynamic beyerdynamic 開放型ヘッドホン DT990 PRO 17,930円 17,930 4.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
8SONY コードレスステレオヘッドホンシステム  MDR-IF245RK SONY SONY コードレスステレオヘッドホンシステム MDR-IF245RK 19,564円 19,564 3.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
9SHURE シュアー ヘッドホン SRH1440 SHURE SHURE シュアー ヘッドホン SRH1440 33,860円 33,860 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
10AKG ヘッドホン Q701 AKG AKG ヘッドホン Q701 102,449円 102,449 4.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
11audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD900X audio-technica audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD900X 21,022円 21,022 4.0/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
12Philips Fidelio X2HR PHILIPS Philips Fidelio X2HR 19,800円 19,800 4.0/5.0 3.0/5.0 3.5/5.0
13YAMAHA オープンエアー型ヘッドホン HPH-200 YAMAHA YAMAHA オープンエアー型ヘッドホン HPH-200 11,716円 11,716 3.0/5.0 3.5/5.0 3.5/5.0
14audio-technica ヘッドホン ATH-AVA300 audio-technica audio-technica ヘッドホン ATH-AVA300 4,240円 4,240 3.5/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
15SHURE SRH1840 SHURE SHURE SRH1840 62,740円 62,740 3.5/5.0 3.0/5.0 2.5/5.0
16audio-technica ダイナミックオープン型ヘッドホン ATH-AVA500 audio-technica audio-technica ダイナミックオープン型ヘッドホン ATH-AVA500 4,710円 4,710 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
17AKG STUDIO-Y3 半開放型ヘッドホン K240S AKG AKG STUDIO-Y3 半開放型ヘッドホン K240S 6,980円 6,980 3.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0
18Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD668 Superlux Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD668 5,267円 5,267 4.0/5.0 2.0/5.0 2.5/5.0
19Superlux ヘッドフォン HD681 Superlux Superlux ヘッドフォン HD681 3,280円 3,280 3.0/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0
20FOCAL Professional Clear MG Pro FOCAL FOCAL Professional Clear MG Pro 198,000円 198,000 4.5/5.0 4.0/5.0 1.5/5.0

開放型ヘッドホンのおすすめ人気ランキング20選

1SennheiserSennheiser ヘッドホン HD-660S

Sennheiser ヘッドホン HD-660S 74,800 74,800円

★★★★★5.0
音質の良さ 5.0装着感の良さ 5.0重さ 5.0

オーディオファンに最適な高解像度ヘッドホン

HD 660 Sは、高調波歪みを抑え自然な臨場感を楽しめる、オーディオファンに最適な高解像度の開放型ヘッドホンです。インピーダンスを150Ωまで抑えた結果、ハイレゾのモバイルプレーヤーでも高音質が楽しめるようになり、汎用性がアップしました。

また、軽量アルミニウムボイスコイル搭載により、開放型が得意な高音域はもちろん、低音や中音域も忠実に再現。左右のドライバーの精度が揃っているので、広がりのある豊かなサウンドを楽しめます。さらに、楕円が特徴的なイヤーカップが耳にフィットするため、長時間着用しても締め付けを感じず快適にリスニングできます。

2AKGAKG モニターヘッドホン K712 PRO-Y3

AKG モニターヘッドホン K712 PRO-Y3 33,220 33,220円

★★★★☆4.8
音質の良さ 4.5装着感の良さ 5.0重さ 5.0

原音を忠実に再現する高級ヘッドホン

AKGのハイスペックモデルの開放型ヘッドホンです。独自開発のハウジング機能は、アーティストの息遣いに至るまで原音を忠実に再現します。また、新開発の高性能ドライバーにより、開放型が不得手な低域までしっかりカバー。抜け感のあるサウンドを思う存分楽しめます。

高級ヘッドホンだけ合って着け心地にも妥協はなく、耳の形に合わせて形状が変化する低反発素材が、イヤーパッドに採用されています。さらに、235gと軽いので長時間使用しても頭や耳への負担が少ないです。

3audio-technicaaudio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X

audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X 52,753 52,753円

★★★★☆4.8
音質の良さ 5.0装着感の良さ 4.5重さ 5.0

ハイレゾ音源に対応した快適なヘッドホン

ATH-AD2000Xは、ハイレゾ音源に対応した開放型ヘッドホンです。53mmある大口径のドライバーユニットからはダイナミックなサウンドが流れ、音源に迫力をプラス。開放型らしい伸びとの両立で総合点の高い音に仕上がっています。

イヤーパッドが耳にピッタリとフィットし、長時間のリスニングにも適しています。7万円台とやや高額ですが、妥協のない高級ヘッドホンを探している方におすすめ。

4SennheiserSennheiser オープン型ヘッドホン HD 599 SE

Sennheiser オープン型ヘッドホン HD 599 SE 18,800 18,800円

★★★★☆4.7
音質の良さ 5.0装着感の良さ 4.5重さ 4.5

コスパ最強の実力型モデル

HD 599は、「できるだけ低価格で音質の良いものがほしい」という方に、おすすめしたいヘッドホンです。注目すべきは、価格とクオリティの両立。2万円前後の開放型ヘッドホンの中では、トップクラスの音質と言えます。

高音から低域まで全体の解像度が高く、クリアで臨場感のある上品なサウンドを堪能できます。また白を基調としたデザインで、見た目もおしゃれです。

5audio-technicaaudio-technica オープン型ヘッドホン ATH-R70X

audio-technica オープン型ヘッドホン ATH-R70X 38,390 38,390円

★★★★☆4.7
音質の良さ 5.0装着感の良さ 4.0重さ 5.0

audio-technica初のプロ用超軽量モデル

audio-technica初のプロ用オープン型リファレンスヘッドホンです。全ての音域を高いレベルで再現する高磁力マグネットと、45mmの大口径ドライバーを搭載しているため音質は最高峰。アーティストの息遣いに至るまで、細かな音まで忠実に再現でき、独自開発の音響回路によって、歪みのないサウンドを楽しめます。

また、約210gと超軽量なので、長時間の作業でも疲れにくいです。しかし、ヘッドホンアンプなどの音響機器を接続して使用する前提で作られたハイインピーダンス仕様なので、モバイルプレーヤーなどでは十分なサウンドを楽しめない可能性があります。

6AKGAKG 開放型ヘッドホン K702-Y3 ヘッドホン

AKG 開放型ヘッドホン K702-Y3 ヘッドホン 21,010 21,010円

★★★★☆4.3
音質の良さ 4.5装着感の良さ 4.5重さ 4.0

10年以上愛され続けるベストセラーモデル

K702は、販売から10年以上立っているにもかかわらず、未だ根強い人気があるAKGのベストセラーモデルです。空間に響き渡るような臨場感を楽しめるため、クラシックを鑑賞する方に特に向いている音質です。一方で、低域の迫力が欲しい方には物足りなさを感じます。装着するだけでヘッドバンドを調節してくれる機能や、ベロア素材のイヤーパッドで着用感も快適。

7beyerdynamicbeyerdynamic 開放型ヘッドホン DT990 PRO

beyerdynamic 開放型ヘッドホン DT990 PRO 17,930 17,930円

★★★★☆4.2
音質の良さ 4.0装着感の良さ 4.0重さ 4.5

開放型とは思えないほど迫力のある低音

DT 990 PROは、低音から高音までバランスが取れたモデルで、特に低音は開放型とは思えないほど力強く感じられます。著名人からも定評があり、トップYouTuberのヒカキンさんやプロゲーマーのNinjaさんなども愛用しています。イヤーパッドにはソフト素材が採用されており、疲れにくい構造になっているのも魅力。ただし、インピーダンスが高いので、使用の際にはヘッドホンアンプが必要です。

8SONYSONY コードレスステレオヘッドホンシステム MDR-IF245RK

SONY コードレスステレオヘッドホンシステム  MDR-IF245RK 19,564 19,564円

★★★★☆4.0
音質の良さ 3.0装着感の良さ 4.0重さ 5.0

ワイヤレスでケーブルの煩わしさから解放

MDR-IF245RKは、開放型ヘッドホンでは珍しいワイヤレス方式が採用されたモデルです。赤外線を用いたトランスミッター方式で接続するため、音の遅延も起こりにくくなっています。専用の充電スタンドも付属しており、フル充電で約28時間の連続再生が可能。

しかし1m以上機器から離れると接続が乱れるので、使用できる範囲は限られます。音質は同価格帯の有線タイプより落ちるので、使い勝手の良さを求める方におすすめです。

9SHURESHURE シュアー ヘッドホン SRH1440

SHURE シュアー ヘッドホン SRH1440 33,860 33,860円

★★★★☆4.0
音質の良さ 4.0装着感の良さ 4.0重さ 4.0

丸みのあるデザインが特徴的なプロ仕様モデル

SRH1440は、丸みのあるデザインが目を引く、マスタリング用に開発されたプロユースのヘッドホンです。ポータブル音楽プレーヤーに繋いでも十分に楽しめるように、インピーダンスは37Ωに最適化。

また、交換用のイヤーパッドとケーブルも同梱されているため長く使い続けられる製品です。ヘッドバンド部分は、人間工学に基づき長時間使用しても疲れないデザインに作られていますが、重さが343gあるため長時間使用すると疲れを感じる方も。

10AKGAKG ヘッドホン Q701

AKG ヘッドホン Q701 102,449 102,449円

★★★★☆4.0
音質の良さ 4.5装着感の良さ 3.5重さ 4.0

有名音楽プロデューサーとのコラボモデル

Q701は、旧作のK701をベースに開発された開放型ヘッドホンです。アメリカの有名音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズ氏とのコラボ商品というだけあって、プロのレコーディングスタジオでモニター用としても採用されています。

音質の秘密は2枚の振動板構造。1枚が不要な振動を制御して、より精密なサウンドを作り上げ、クリアで上品な音質が魅力的です。アンプと併用すれば、さらに高音質で音楽鑑賞できます。カラーバリエーションが独特なのでデザインの好みは分かれます。

11audio-technicaaudio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD900X

audio-technica エアーダイナミックヘッドホン ATH-AD900X 21,022 21,022円

★★★☆☆3.7
音質の良さ 4.0装着感の良さ 4.0重さ 3.0

厚みと繊細さを両立したサウンド

ATH-AD900Xは、開放型特有のハウジングを利用して厚みのあるサウンドが展開されたヘッドホンです。さらに、切れのある高音も出せるので、サウンドの繊細さも両立。やや低音が弱めですが、audio-technicaらしい綺麗なサウンドを堪能できます。

また、軽量で頭頂部にヘッドホンが当たらない仕組みになっており、装着感も快適です。しかし、ケーブルの取り外しができない点は、ほかの製品と比べてやや不自由さを感じます。

12PHILIPSPhilips Fidelio X2HR

Philips Fidelio X2HR 19,800 19,800円

★★★☆☆3.5
音質の良さ 4.0装着感の良さ 3.0重さ 3.5

遮音性の高い開放型ヘッドホン

X2HRは、50mmのネオジウムドライバーが採用された幅広い音域を再現できる開放型ヘッドホンです。イヤーパッドには通気性に優れたデラックス低反発フォームが使われているため、長時間の使用でも疲れにくく、耳にぴったりフィットする形は雑音もカットできます。しかし、約380gあるため重さは感じてしまうでしょう。

13YAMAHAYAMAHA オープンエアー型ヘッドホン HPH-200

YAMAHA オープンエアー型ヘッドホン HPH-200 11,716 11,716円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 3.0装着感の良さ 3.5重さ 3.5

無駄な味付けを削ぎ落とした素直な音を

HPH-200は、オンイヤー型のヘッドホンです。音質に目立った特徴はありませんが、無駄なアレンジを加えないところは強みでもあり、音源本来のサウンドを楽しめます。実際の音と聞こえる音の齟齬がなく、楽器の演奏の際にも活躍。また、軽い装着感で長時間の演奏練習に適しています。しかし、低音を響かせるような音楽鑑賞には向きません。

14audio-technicaaudio-technica ヘッドホン ATH-AVA300

audio-technica ヘッドホン ATH-AVA300 4,240 4,240円

★★★☆☆3.2
音質の良さ 3.5装着感の良さ 3.0重さ 3.0

コスパ最強のエントリーモデル

ATH-AVA300は、5千円以下で買えるコスパ最強のヘッドホンです。サウンドは、低音から高音までバランスの取れた音質や伸びのあるボーカルが特徴的。高価格帯のヘッドホンよりは劣りますが、上質なアンプと組み合わせれば、さらに良いサウンドを楽しめます。

また通気性も良く、蒸れずに長時間着用できるのもポイント。見た目のプラスチック感は否めないので、デザインにこだわりがなく、開放型ヘッドホンを試しに使ってみたい、という方におすすめです。

15SHURESHURE SRH1840

SHURE SRH1840 62,740 62,740円

★★★☆☆3.0
音質の良さ 3.5装着感の良さ 3.0重さ 2.5

聞き心地が密閉型に近い開放型

SRH1840は、左右のドライバーの特性を揃え、伸びやかな高音と正確な低域を再現した開放型ヘッドホンです。聞き心地は密閉型に近く、低音がしっかりと鳴るため開放型の低音に物足りさなさを感じている方にもおすすめ。

交換用のイヤーパッドやケーブル、標準プラグアダプターが同梱されているため長きに渡って使えます。重さも268gと比較的軽量で長時間使っても負担は少ないです。しかし、6万円という価格を鑑みるとやや高額に感じます。

16audio-technicaaudio-technica ダイナミックオープン型ヘッドホン ATH-AVA500

audio-technica ダイナミックオープン型ヘッドホン ATH-AVA500 4,710 4,710円

★★★☆☆3.0
音質の良さ 3.0装着感の良さ 3.0重さ 3.0

高音質のリーズナブルなモデル

ATH-AVA500は、1万円以下で買える安くて高品質な開放型ヘッドホンです。音質はノーマルで癖がなく、どんな音楽にも合うのが特徴。低音が若干弱いですが、聞き疲れはしにくく、長時間の使用に向いています。音の反響が少ないので、ビデオ会議やチャットでの使用も可能です。

音質を良くするための味付けがないからこそ、あらゆる用途で活躍。自宅で汎用的に使用できるヘッドホンが欲しいという方におすすめです。

17AKGAKG STUDIO-Y3 半開放型ヘッドホン K240S

AKG STUDIO-Y3 半開放型ヘッドホン K240S 6,980 6,980円

★★☆☆☆2.8
音質の良さ 3.5装着感の良さ 2.5重さ 2.5

低音も満喫できるセミオープン型ヘッドホン

K240Sは、低価格帯のセミオープン型ヘッドホンです。芯のある立体的なサウンドが特徴で、高音から低音まで隈なく再現してくれます。クラシックやジャズを視聴すれば、AKG特有の柔らかい音を楽しめるのも魅力。

デザインに高級感はありませんが、音質は数万円以上するモデルに勝るとも劣らないクオリティです。また、セミオープン型のヘッドホンは開放型より遮音性が高いのですが、高音の伸びは敵いません。

18SuperluxSuperlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD668

Superlux セミ・オープン型プロフェッショナルモニターヘッドフォン HD668 5,267 5,267円

★★☆☆☆2.8
音質の良さ 4.0装着感の良さ 2.0重さ 2.5

見た目と値段に反する音質の良さ

HD668は、5千円以下で買える格安ヘッドホンですが、数万円クラスのサウンドを体感できます。有名メーカーではないので、ブランドやサポートの充実さを求める方には不向きですが、安くていい音のヘッドホンが欲しいという方には最適です。しかし、デザインのチープさは否めず、パッドも硬めなので長時間の使用には向いていません。

19SuperluxSuperlux ヘッドフォン HD681

Superlux ヘッドフォン HD681 3,280 3,280円

★★☆☆☆2.7
音質の良さ 3.0装着感の良さ 2.5重さ 2.5

広々としたサウンドを体感

HD681は、中華製のリーズナブルなセミオープン型ヘッドホンです。高音から低音までバランスが取れた音質が特徴。開放型らしい伸びのある高音だけでなく、低音もぼやけず臨場感あるサウンドを楽しめます。

一方、値段が抑えられているためヘッドホン自体の作りは甘く、締め付けもやや強めで長時間の使用には向いていません。また、低音の再現が少し雑で、人によってはうるさく感じます。しかし、総合的に評価すれば値段以上の価値はあるので、買って損はしない商品です。

20FOCALFOCAL Professional Clear MG Pro

FOCAL Professional Clear MG Pro 198,000 198,000円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 4.5装着感の良さ 4.0重さ 1.5

FOCAL初のプロフェッショナル向け超高級ヘッドホン

Clear Professionalは、FOCALが初めてプロフェッショナル向けに作った開放型ヘッドホン。低音が鳴りにくいと言われている開放型ヘッドホンですが、Clear Professionalは5Hzの低周波数帯域まで再現できます。人間工学に基づいたイヤーパッドで、装着感も抜群。しかし、価格が約20万円と超ハイエンドなため、ランキングは低めです。

まとめ

今回は、開放型ヘッドホンの選び方とおすすめ商品20選をランキング形式で紹介しました。開放型ヘッドホンは、オーディオに詳しい方が使用する傾向が強いです。しかし、音楽に精通していない方でも、特徴を押さえていれば十分取り入れられるアイテムでもあります。ぜひ開放型ヘッドホンの世界に足を踏み入れて、自宅での快適な作業環境、オーディオ環境を手に入れてください!

また、開放型以外のヘッドホンについて知りたいという人は、以下の記事もぜひ読んでみてくださいね!

ヘッドホンのおすすめ人気ランキング20選