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Kaubel編集部PC・ゲーミングガジェットライター

ゲーム好きが高じて、気づいたらPC周辺機器やゲーミングデバイスに詳しくなってました。ゲーム以外では音楽が好きで、楽器やオーディオ機器にもそれなりに詳しいです。学生時代を無勉で駆け抜けた持ち前の文章力を活かし、「知識がなくても伝わる記事」を書くことを心がけています。

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アンプ内蔵ヘッドホンとは?

インピーダンスに左右されないヘッドホン

スマホとヘッドホン
参照元: https://unsplash.com/

アンプ内蔵ヘッドホンとは、音量を増幅させる「アンプ」が搭載されたヘッドホン。通常のヘッドホンと比べてインピーダンス(電流の流れにくさ)に左右されないため、音源の再生機器や環境に関わらず高音質で大音量なサウンドを楽しめます。

アンプ内蔵ヘッドホンのメリット

高音質と大音量が手軽に低コストで手に入る

アンプとヘッドホン
参照元: https://pixabay.com/

通常のヘッドホンでは、インピーダンスの関係で音量がうまく稼げないケースがあります。アンプ内蔵ヘッドホンならインピーダンスに関わらず大音量で再生できるほか、別途アンプを用意する手間とコストが省けるのも大きなメリットです。

アンプ内蔵ヘッドホンの選び方

接続方法で選ぶ

有線接続のヘッドホン
参照元: https://unsplash.com/

遅延が少なく音質のいい有線接続

有線接続のアンプ内蔵ヘッドホンは、USBやLightningケーブルを直接デバイスに接続して使用します。ハイレゾ音源に対応したモデルもあるため、音質にこだわりたい方におすすめ。Bluetooth接続に比べて音の遅延が少なく、映画鑑賞やゲームに使いやすい点も魅力の1つです。

携帯性に優れたBluetooth接続

Bluetooth接続のアンプ内蔵ヘッドホンは、ケーブルがなく携帯性に優れており、外出時にも音楽を聴きたい方におすすめです。対応コーデックにより音質や遅延に差があるため、購入前に必ず確認しておきましょう。

高音質コーデックは、Android機器の「aptX」、iOS機器の「AAC」が主流。ほかにはメーカー独自のコーデックもあり、ソニーの「LDAC」、クアルコム社の低遅延コーデック「aptX LL」などがあります。

密閉型か開放型で選ぶ

開放型のヘッドホン
参照元: https://unsplash.com/

音漏れが少なく低音のパワーに優れた密閉型

密閉型は、電車や飛行機で音楽を聴きたい方におすすめです。開放型と比べて音漏れが少なく、周囲に人がいる環境でも大音量で音楽を再生できます。内部の空気振動を利用できるため、低音域のパワーに優れているのもポイントです。

軽量で高音の抜けがいい開放型

開放型は、高音域の伸びを感じやすい点が魅力。軽量なモデルが多く、長時間使用しても聴き疲れしないというメリットもあります。ただし、音が外部に漏れやすいため、音楽を自宅で楽しみたい方におすすめです。

イヤーパッドで選ぶ

オンイヤー型のヘッドホン
参照元: https://unsplash.com/

外部の音を遮断しやすいオーバーイヤー型

オーバーイヤー型は、集中して音楽を聴きたい方におすすめです。耳全体を覆うオーバーイヤー型は遮音性に優れており、周囲の雑音が耳に入らない点が魅力。イヤーカップ全体が大きく、大型のドライバーを搭載した高音質モデルが多数販売されているのも大きな特徴です。

コンパクトで風通しも良いオンイヤー型

オンイヤー型は、気軽に持ち歩けるコンパクトさが特徴。耳に乗せるように使用するオンイヤー型は、耳全体を覆うオーバーイヤー型に比べて風通しが良く、耳回りが蒸れにくいというメリットもあります。

ただし、耳に直接当てる分圧迫感は強く、長時間の使用には不向きです。購入の際は、ヘッドホンのサイズやヘッドバンドの伸縮性に注意して選びましょう。

アンプ内蔵ヘッドホンのおすすめメーカー3選

ソニー

ソニー
参照元: www.amazon.co.jp

機能豊富な高音質モデルが魅力

ソニーは、日本の総合電機メーカー。ソニーのアンプ内蔵ヘッドホンは、音質にこだわりたい方におすすめです。独自の高音質コーデック「LDAC」と圧縮音源の音質を向上する「DSEE機能」により、Bluetooth接続でもハイレゾ相当の音質を実現しています。

SHURE

SHURE
参照元: https://www.amazon.co.jp/

高品質なオーディオ製品を販売する老舗メーカー

SHUREは、アメリカの老舗音響メーカー。1925年に設立されて以来、高品質なマイクやイヤホンなどのオーディオ製品を提供しています。SHUREのアンプ内蔵ヘッドホンは快適性に優れており、長時間装着していても疲れにくいのが大きな魅力です。

Beats

Beats
参照元: www.amazon.co.jp

iOSユーザーに向けた製品を展開

Beatsは、アメリカのオーディオ機器メーカー。Appleの完全子会社となっており、iPhoneやiPadユーザーに向けた製品を多数販売しています。Beatsのアンプ内蔵ヘッドホンはiOSの標準コーデック「AAC」に対応しており、「Apple H1チップ」を搭載しているためBluetooth接続の安定性に優れています。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 音質の高さ 遮音性の高さ 機能の豊富さ
1ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 ソニーソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 44,000円 40,540 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
2SHURE ワイヤレスヘッドホン AONIC 50 SBH2350 SHURESHURE ワイヤレスヘッドホン AONIC 50 SBH2350 34,436 5.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
3Beats Solo3 Wireless MX432PA/A BeatsBeats Solo3 Wireless MX432PA/A 36,000円 36,000 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
4ゼンハイザー ノイズキャンセリングヘッドホン PXC 550-II ゼンハイザーゼンハイザー ノイズキャンセリングヘッドホン PXC 550-II 32,400 4.5/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
5ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL ゼンハイザーゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL 39,800 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
6VOX ベースアンプ内蔵 ヘッドホン VGH-BASS VOXVOX ベースアンプ内蔵 ヘッドホン VGH-BASS 10,206円 10,206 3.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
7VOX ギターアンプ内蔵ヘッドホン VGH-AC30 VOXVOX ギターアンプ内蔵ヘッドホン VGH-AC30 9,345円 9,345 3.5/5.0 3.5/5.0 3.5/5.0
8ゼンハイザー ブルートゥースヘッドホン HD450BT ゼンハイザーゼンハイザー ブルートゥースヘッドホン HD450BT 21,127 3.0/5.0 3.0/5.0 2.5/5.0
9オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-WS330BT オーディオテクニカオーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-WS330BT 8,430円 8,430 2.5/5.0 2.0/5.0 2.5/5.0
10ロジクール LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセットG435 ブラック&ネオンイエロー Logicoolロジクール LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセットG435 ブラック&ネオンイエロー 9,350円 9,350 2.5/5.0 2.0/5.0 2.0/5.0
11ソニー ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH510 ソニーソニー ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH510 4,455円 4,455 2.0/5.0 2.0/5.0 1.5/5.0
12JVC ワイヤレスヘッドホン HA-S48BT JVCケンウッドJVC ワイヤレスヘッドホン HA-S48BT 4,300 2.0/5.0 1.5/5.0 1.5/5.0

アンプ内蔵ヘッドホンのおすすめ人気ランキング12選

1SONYSONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4

38,191

★★★★★5.0
音質の高さ 5.0遮音性の高さ 5.0機能の豊富さ 5.0

AI技術を駆使した高機能ヘッドホン

「ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4」は、AI技術を駆使したアンプ内蔵ヘッドホン。AIによる補正を取り入れたアップスケーリング機能「DSEE Extreme」を搭載しており、高いサウンドクオリティが持ち味です。

ノイズキャンセリングや外音取り込みなど、機能面も充実しています。付属の有線ケーブルを使用すれば、ハイレゾ音源の再生も可能です。

2SHURESHURE ワイヤレスヘッドホン AONIC 50 SBH2350

34,436

★★★★☆4.8
音質の高さ 5.0遮音性の高さ 5.0機能の豊富さ 4.5

高音質コーデックを幅広くサポート

「SHURE AONIC 50 SBH2350」は、多数の高音質コーデックに対応したアンプ内蔵ヘッドホン。「aptX HD」や「LDAC」により、Bluetooth接続ながら上質なサウンドが楽しめます。機能性にも優れており、ノイズキャンセリングや外音取り込み、イコライザー機能を搭載しているのも魅力的です。

3BeatsBeats Solo3 Wireless MX432PA/A

36,000 36,000円

★★★★☆4.7
音質の高さ 5.0遮音性の高さ 4.5機能の豊富さ 4.5

多彩な機能を搭載したiOS用ヘッドホン

「Beats Solo3 Wireless」は、機能が豊富なアンプ内蔵ヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能に加えて急速充電にも対応しており、使用場所を選ばず長時間のリスニングが可能。CPUには「Apple W1ヘッドホンチップ」を使用しており、iPhoneやiPadで使用する際、動画やゲームアプリであっても遅延を感じません。

4ゼンハイザーゼンハイザー ノイズキャンセリングヘッドホン PXC 550-II

32,400

★★★★☆4.3
音質の高さ 4.5遮音性の高さ 4.0機能の豊富さ 4.5

幅広いコーデックに対応

「ゼンハイザー ノイズキャンセリングヘッドホン PXC 550-II」は、対応コーデックの豊富なアンプ内蔵ヘッドホン。「AAC」や「aptX」に加えて低遅延コーデック「aptX LL」に対応しており、遅延を気にせずに動画やゲームを楽しめます。ただし、高音質コーデック「LDAC」や「aptX HD」には対応していません。

5ゼンハイザーゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL

39,800

★★★★☆4.0
音質の高さ 4.0遮音性の高さ 4.0機能の豊富さ 4.0

3種類のノイズ除去モードを持つ

「ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M3AEBTXL」は、Bluetooth接続対応のアンプ内蔵ヘッドホン。専用アプリを使用すれば、用意された3つのプリセットから状況に合わせたノイズキャンセリング機能を選択可能です。

「AAC」や「aptX」に加え、低遅延コーデック「aptX LL」にも対応。iOSやAndroid問わず、多くのスマホで使用できます。ただし、マイク機能はついていないため、通話には使用できません。

6VOXVOX ベースアンプ内蔵 ヘッドホン VGH-BASS

10,206 10,206円

★★★☆☆3.7
音質の高さ 3.5遮音性の高さ 3.5機能の豊富さ 4.0

コンプレッサー内蔵のベース向けヘッドホン

「VOX ベースアンプ内蔵ヘッドホン VGH-BASS」は、エレキベースに対応したアンプ内蔵ヘッドホン。ベースには必須のエフェクトである「コンプレッサー」を内蔵しているのが嬉しいポイントです。

幅広いダイナミックレンジと40mmの振動版により、充分な音量で演奏可能。ただし、Bluetooth接続には対応しておらず、通常のヘッドホンとして使用する際は有線接続を行う必要があります。

7VOXVOX ギターアンプ内蔵ヘッドホン VGH-AC30

9,345 9,345円

★★★☆☆3.5
音質の高さ 3.5遮音性の高さ 3.5機能の豊富さ 3.5

ギターの個人練習におすすめ

「VOX ギターアンプ内蔵ヘッドホン VGH-AC30」は、エレキギターに直接繋いで使用するアンプ内蔵ヘッドホンです。音量やゲインの調節ができるほか、リバーブやコーラスといったエフェクトの追加も可能。

アンプモードをオフにしている間は、通常のヘッドホンとしても使用できます。しかし、「VGH-BASS」と同じくBluetooth接続には対応していません。

8ゼンハイザーゼンハイザー ブルートゥースヘッドホン HD450BT

21,127

★★☆☆☆2.8
音質の高さ 3.0遮音性の高さ 3.0機能の豊富さ 2.5

低遅延コーデック対応

「ゼンハイザー ブルートゥースヘッドホン HD450BT」は、密閉型のアンプ内蔵ヘッドホンです。低遅延コーデック「aptX LL」に対応しており、映画や動画をストレスなく楽しめます。

ノイズキャンセリング機能により、音楽への没入感を高めてくれる点も魅力の1つ。しかし、高音質コーデック「LDAC」や「aptX HD」には対応していません。

9オーディオテクニカオーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-WS330BT

8,430 8,430円

★★☆☆☆2.3
音質の高さ 2.5遮音性の高さ 2.0機能の豊富さ 2.5

迫力のある重低音と高いバッテリー性能が魅力

「オーディオテクニカ ワイヤレスヘッドホン ATH-WS330BT」は、最大70時間の連続再生に対応したアンプ内蔵ヘッドホン。軽量モデルながらも40mmの大型ドライバーユニットを搭載しており、パワフルな重低音が楽しめます。しかし、オンイヤー型のためサイズが合わない場合、耳への圧迫感が強いのが難点です。

10Logicoolロジクール LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセットG435 ブラック&ネオンイエロー

9,350 9,350円

★★☆☆☆2.2
音質の高さ 2.5遮音性の高さ 2.0機能の豊富さ 2.0

ゲーミング仕様のワイヤレスヘッドセット

「Logicool G G435」は、アンプ内蔵のゲーミングヘッドホンです。雑音を低減する「デュアルビームフォーミングマイク」を内蔵しており、クリアな音声通話が可能。重量は165gと軽く、最大18時間使用できるバッテリー性能もあるため、長時間のゲームプレイにおすすめです。

11ソニーソニー ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH510

4,455 4,455円

★☆☆☆☆1.8
音質の高さ 2.0遮音性の高さ 2.0機能の豊富さ 1.5

AAC対応ヘッドホン

「ソニー ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH510」は、マイク機能を持つアンプ内蔵ヘッドホン。iOSユーザー向けのコーデック「AAC」に対応しており、iPhoneやiPadで音楽を聴く方におすすめです。

バッテリー性能にも優れており、最大で35時間の連続再生が可能。しかし、「aptX」には対応していないため、Android機器では性能を満足に発揮できません。

12JVCケンウッドJVC ワイヤレスヘッドホン HA-S48BT

4,300

★☆☆☆☆1.7
音質の高さ 2.0遮音性の高さ 1.5機能の豊富さ 1.5

ノイズキャンセリング機能搭載

「JVC ワイヤレスヘッドホン HA-S48BT」は、ノイズキャンセリング機能を持つアンプ内蔵ヘッドホンです。通話用のマイクを搭載しているため、PCやスマホに接続してボイスチャット用にも使用可能。しかし、対応コーデックは「SBC」のみとなっており、高音質コーデックには対応していません。

まとめ

内蔵アンプのパワーに乏しいスマホやPCでも、充分な音量で音楽を楽しめる「アンプ内蔵ヘッドホン」。本記事を参考に、自分に合った製品を見つけてみてください。

また、ヘッドホンを清潔に保つための手入れ方法や、締め付けで頭や耳が痛くなったときの対処法も解説しています。ヘッドホンを頻繁に使う方は、ぜひあわせてチェックしてください。

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