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藤田 結可 記事一覧

Kaubel編集部キッチン・家電ライター

料理と音楽が好きなキッチン・家電ライターです。最近はコーヒーとフランス料理に熱中しています。最新家電や便利な調理器具の気になるポイントをとことん調べて、厳選したおすすめアイテムをご紹介します!

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メガネと相性の良い双眼鏡の条件

メガネユーザーは「アイレリーフ15mm以上」が最適

ロングアイレリーフの双眼鏡
参照元: https://www.amazon.co.jp/

アイレリーフとは、接眼レンズから目を離しても視野全体を見れる距離のこと。メガネをかけたまま使う場合、双眼鏡と瞳の間に距離ができますが、アイレリーフが15mm以上のアイテムを選べば視野が欠けるのを防げます。

また、マツエクやまつ毛パーマをしている方も、ロングアイレリーフの双眼鏡ならまつ毛が当たらない位置まで離して使えますよ。

メガネをかけたまま使える双眼鏡の選び方

倍率で選ぶ

どんなシーンでも安定して使えるのは6~10倍

双眼鏡を覗く女の子
参照元: https://pixabay.com

双眼鏡を覗いたときに、どのくらい拡大できるかを表すのが「倍率」です。倍率が高いほど遠くからも見えますが、視野が狭くなったり、手ブレしやすくなったりするのは注意ポイント。

コンサート会場のアリーナ席やライブハウスなど、対象との距離が比較的近い場合は、安定して使える6〜8倍がおすすめです。また、スタンド席やバードウォッチングでも使用するなら、より拡大できる8〜10倍をチェックしてみてください。

対物レンズの大きさで選ぶ

軽さ重視なら25mm以下、本格派は30〜50mm

双眼鏡
参照元: https://www.amazon.co.jp/

対物レンズの有効経は、双眼鏡を覗いたときの明るさに影響します。有効経が大きいと薄暗い場所でも使えるのがメリットですが、その分本体が重くなるのは注意点です。

明るい場所で使用する場合や、軽さを優先するなら20〜25mm、本格的な双眼鏡を求める方は30〜50mmを目安に選んでみてください。

見かけ視界の広さで選ぶ

1点集中なら55度、広い範囲を見るなら65度以上

ライブハウスのステージ
参照元: https://www.photo-ac.com

見かけ視界とは、双眼鏡を覗いたときに見える範囲を表していて、数値が大きいほど広範囲を見渡せます。ひとりの推しにフォーカスするなら、見かけ視界は50〜60度ほどあれば十分でしょう。

一方、複数人を同時に見たい場合や、対象が動き回るバードウォッチング、スポーツ観戦などで広範囲を視野に入れたい場合は、65度以上の広角タイプがおすすめです。

重さで選ぶ

長時間使うなら300g以下がおすすめ

双眼鏡を覗く女の子
参照元: https://www.photo-ac.com/

双眼鏡を選ぶ際は、重さもチェックしましょう。コンサートでずっと双眼鏡を構えていると腕が疲れやすいため、300g程度の軽量なアイテムを選ぶのがおすすめです。また、本格的な双眼鏡ほど重量が重い傾向にあります。

スペックや機能で選ぶ

フルマルチコートは薄暗い場所でもはっきり見える

フルマルチコートの双眼鏡
参照元: https://www.amazon.co.jp/

レンズ、プリズムの全面にコーティングが施されている「フルマルチコート(多層膜コーティング)」の双眼鏡なら、光の減衰が少なく、明るくはっきりとした視界になります。照明が暗いコンサート会場や、夜間に使用したい方へおすすめです。

屋外で使用するなら防水性もチェック

雨に濡れる防水双眼鏡
参照元: https://www.amazon.co.jp/

バードウォッチングや屋外フェスで使用するなら、突然の雨に備えて防水機能が付いていると安心です。水滴による双眼鏡の破損を防ぐほか、レンズの曇りを防止する効果もありますよ。

高倍率なら手ブレを補正する防振機能付きが安心

双眼鏡の手ぶれ補正
参照元: https://www.amazon.co.jp/

防振機能は手ブレを自動補正してくれて、ペンライトやうちわを振りながら双眼鏡を覗きたいときに役立ちます。

ただし、防振機能を搭載したモデルは5万円以上の高価な商品が主流です。倍率が6〜8倍の双眼鏡なら、補正が無くても手ブレはほとんど気になりません。

メガネをかけたまま使える双眼鏡のおすすめメーカー3選

Kenko

Kenko(ケンコー・トキナー)は、双眼鏡やカメラを中心に展開する光学製品専門メーカー。プロ仕様の一級品を取り揃えるほか、5000円台から購入できる初心者向けの双眼鏡も多数販売しています。

安価なモデルは軽量で扱いやすい商品が多く、初めて双眼鏡を購入したい方もKenkoを選べば間違いないでしょう。

ビクセン

ビクセンは、天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡などを扱う総合光学機器メーカー。双眼鏡の種類が豊富で、コンサート、スポーツ観戦、バードウォッチングなど、用途ごとに最適なアイテムを選べます。

本記事では、アイレリーフが18mmと長くメガネユーザーにぴったりなアイテムを紹介しているので、ぜひチェックしてください。

Nikon

Nikonは、カメラで有名な大手光学機械メーカー。双眼鏡は、広視界、多層コーティング、防水、ロングアイレリーフなど、ハイスペックなモデルをラインナップしています。

ほかのメーカーと比べて価格帯は高めですが、品質にとことんこだわって選びたい方におすすめです。

メガネをかけたまま使える双眼鏡のおすすめ5選|1万円以下

倍率 8倍 アイレリーフ 15mm
明るさ 9.6 重量 250g

軽量コンパクトながら見やすさもピカイチ

わずか250gほどと非常に軽量で、長時間使用にも適した双眼鏡。手のひらサイズのコンパクトさながら、25mmの対物レンズを採用していて、光をしっかり取り込めます。

レンズには、明るくクリアな視界を実現するフルマルチコートを採用。使い勝手が良くて価格は1万円以下と、コストパフォーマンス抜群の商品です。

倍率 8倍 アイレリーフ 15mm
明るさ 9.8 重量 260g

軽量かつ防水設計でアウトドアにおすすめ

水中に5分間水没しても壊れない防水機能を搭載した双眼鏡。約260gと軽量で持ち運びしやすく、バードウォッチングにも適しています。

また、最短焦点距離が1.5mなので、昆虫や花の観察にもおすすめ。アウトドア向けの双眼鏡を探している方にぴったりな1台です。

倍率 5倍 アイレリーフ 15mm
明るさ 16 重量 162g

約162gと圧倒的な軽さで長時間使用でも疲れない

わずか約162gと、圧倒的な軽量さが魅力のアイテム。腕や首への負担が少なく、舞台やコンサートなどで長時間使用したい方におすすめです。

また、フルマルチコーティング仕様で見え方も良好。一方、倍率は5倍とやや低めで、ステージから遠いスタンド席での鑑賞には物足りなく感じるでしょう。

倍率 6倍 アイレリーフ 13.2mm
明るさ 12.3 重量 200g

豊富なカラー展開から推しの担当色を選べる

約200gの軽量さと、6000円台という価格の安さが魅力。安価ながら明るくクリアな視界を実現するフルマルチコーティングを施していて、使い勝手も良好です。

また、レッド、ブルー、イエローなど8種類のカラー展開があり、推しの色に合わせて双眼鏡を選びたい、という方にもおすすめ。アイレリーフは13.2mmと少々短いですが、メガネと兼用できる範囲です。

倍率 8倍 アイレリーフ 15.2mm
明るさ 27.6 重量 650g

光を取り込む大口径レンズ搭載で天体観測にもおすすめ

光をたっぷり取り込める42mmの大口径レンズを搭載した双眼鏡。暗い場所でも明るくクリアに見えるのがメリットです。

一方、約650gと重量があるので、スタンディングのライブでは負担に感じる場合も。使用時間が長くない用途や、三脚での使用に向いています。

メガネをかけたまま使える双眼鏡のおすすめ3選|1万円以上

倍率 9倍 アイレリーフ 18mm
明るさ 9.6 重量 365g

小型ながら高性能で本格派にもおすすめ

小型ながら本格的な性能を備えた双眼鏡。光の透過率を高めるフルマルチコーティングを施していて、薄暗い場所でも使えるのが特徴です。また、アイレリーフは18mmと長く、メガネをかけたままでも視界が良好。

遠くまではっきり見えて、防水性能も優れているため、スポーツ観戦にもぴったりです。価格は2万円台とやや高めですが、本格的な双眼鏡を求めている方はぜひチェックしてください。

倍率 6倍 アイレリーフ 18mm
明るさ 25 重量 500g

防水性と汚れにくいコーティングでアウトドアにぴったり

防水性に優れたロングアイレリーフの双眼鏡。レンズ表面には汚れが付きにくい撥油コートを施していて、アウトドアにもぴったりです。

また、眼幅は49mmから調整可能で、子どもから大人まで家族で使えるのも嬉しいポイント。倍率は6倍で明るくて手ブレも少ないため、双眼鏡に慣れていない方もストレス無く使えます。

倍率 10倍 アイレリーフ 18.4mm
明るさ 17.6 重量 640g

オールマイティに活躍するハイスペックモデル

18.4mmのロングアイレリーフ、浸水しても壊れない防水性能、クリアな視界を実現するEDレンズ搭載と、使い勝手の良い工夫が詰まったハイスペックな双眼鏡。

視界が広く、バードウォッチングやスポーツ観戦、アウトドア、旅⾏など、オールラウンドに活躍します。価格は約4万円と高価で、本格的な双眼鏡を求めている方におすすめです。

まとめ

今回は、メガネをかけたまま使える双眼鏡の選び方と、おすすめアイテム8選を紹介しました。「アイレリーフ14mm以上」を目安に選ぶのが大事なポイントです。記事を参考にして、お気に入りの双眼鏡を見つけてください!

また、2000円台から購入できる「安いライブ向け双眼鏡」や、推しのカラーを選べる「推し活向け双眼鏡」のおすすめアイテムも紹介しています。ライブやコンサートで双眼鏡を使いたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてください。

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