著者

藤田 結可 記事一覧

Kaubel編集部キッチン・家電ライター

料理と音楽が好きなキッチン・家電ライターです。最近はコーヒーとフランス料理に熱中しています。最新家電や便利な調理器具の気になるポイントをとことん調べて、厳選したおすすめアイテムをご紹介します!

KaubelはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマース アフィリエイトを始めとする各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がKaubelに還元されることがあります。

ノンフライヤーとは

油を使わずに熱風で揚げ物を作るアイテム

ノンフライヤーは、約200℃の熱風を高速循環させて食材を一気に焼き上げるアイテム。通常のフライ調理では大量の揚げ油が必要ですが、ノンフライヤーは食材が持つ油を使って調理するため、高カロリーなポテトフライや唐揚げもヘルシーに仕上がります。

以下ではノンフライヤーのメリット・デメリットや、電気フライヤーとの違いについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

ノンフライヤーのメリット

OK
参照元: https://www.photo-ac.com/

ノンフライヤーのメリット4つ
油分をカットしてヘルシーに仕上げられる
操作が簡単でほったらかし調理も可能
惣菜の温め直しにも役立つ
油跳ねの心配が無く安全に使える

油分をカットしてヘルシーに仕上げられる

ノンフライヤーは油を使わずに熱風で調理するため、通常の揚げ物よりカロリーを抑えられるのが特徴です。最大で80%以上の油分をカットでき、高カロリーな唐揚げやコロッケもヘルシーに仕上がるので、ダイエット中にも重宝します。

操作が簡単でほったらかし調理も可能

タイマーと温度を設定するだけで手軽に調理できるのも魅力のひとつ。また、火を使わないため常に見張っておく必要が無く、ほかの家事と並行して行えるので忙しいときにも重宝します。

惣菜や冷凍食品の揚げ直しにも役立つ

ノンフライヤーは、惣菜や冷凍食品の揚げ直しにも役立ちます。ノンフライヤーで天ぷらやコロッケを温めると、出来たてのサクサク食感が復活。電子レンジで温めるよりもワンランク美味しく味わえます。また、食材の余分な油が落ちて、ヘルシーに仕上がるのも嬉しいポイント。

油跳ねの心配が無く安全に使える

油や火を使わないため、油跳ねで火傷をしたり火事になったりする心配が無く、安心して使えるのもメリットです。ただし、使用後はバスケットがとても熱くなるので、手を触れないように気を付けましょう。

ノンフライヤーのデメリット

注意マークを持つ女性
参照元: https://www.photo-ac.com/

ノンフライヤーのデメリット2つ
油での調理に比べて時間が掛かる
水分量の多い衣は適さない

油での調理に比べて時間が掛かる

油で揚げる場合に比べて、調理時間がやや長いのはデメリットです。例えば、油を使った場合ポテトフライの揚げ時間は5分程度ですが、ノンフライヤーでは15分〜20分ほど掛かります。

水分量の多い衣は適さない

ノンフライヤーで調理する際に水分の多い衣を使ってしまうと、ベチャっとした食感になるため注意が必要です。唐揚げを作るなら、唐揚げ粉は水で溶くタイプではなく、粉末のまま振りかけるタイプを使用しましょう。

電気フライヤーとの違い

電気フライヤーはたっぷりの油で調理するアイテム

電気フライヤー
参照元: https://www.amazon.co.jp

油を使わないノンフライヤーに対して、電気フライヤーはたっぷりの油を熱して食材を揚げるアイテムです。ノンフライヤーと同じく火を使わないため、比較的安全にジューシーな揚げ物を楽しめるのがメリット。卓上で使えるタイプが多く、串揚げパーティーにも重宝します。

ただし、大量の油を使う分ハイカロリーに仕上がるのは注意したいポイント。ノンフライヤーと名前が似ていて混同しやすいため、選ぶ際は気をつけましょう。

ノンフライヤーの選び方

容量で選ぶ

ノンフライヤーは1L以下から5L以上まで、さまざまな容量の商品が販売されています。小さすぎると食材が少ししか入らず、大きすぎると後片付けが大変なので、家族構成に合わせて最適な容量を選びましょう。

使用人数 適した容量
1人 1〜2L
2人 2〜2.5L
3〜4人 3〜3.5L
5人以上 4L以上

1人暮らしなら1〜2L程度がおすすめ

小型ノンフライヤー
参照元: https://www.amazon.co.jp

1人暮らしの方には、容量1〜2Lのノンフライヤーがおすすめ。1人分のおかずが調理できて、コンパクトなので収納場所に困りません。また、お弁当用の揚げ物を少量だけ作りたい、という方にもぴったりです。

家族で使うなら2L以上がおすすめ

大型ノンフライヤー
参照元: https://www.amazon.co.jp

家族で揚げ物を楽しみたい方には、容量2L以上のノンフライヤーがおすすめ。2人暮らしなら2〜2.5L、3〜4人家族なら3〜3.5Lほどが目安です。

また、ホームパーティーや親戚の集まりなど大人数で使用する場合は、食材がたっぷり入る4L以上の大容量モデルや、2段式バスケットの商品もチェックしてみてください。

便利な機能で選ぶ

細かく温度調節できる商品なら失敗せずに作れる

ノンフライヤーの温度調節機能
参照元: https://www.amazon.co.jp

1〜5℃単位で細かく温度調節ができるノンフライヤーは、食材ごとに最適な温度で調理できるのがメリット。焦げたり生焼けになったりする心配が無く、いつでも美味しく揚げ物を作れます。

グリルやロースト対応なら料理の幅が広がる

ステーキ
参照元: pixabay.com/ja/

ノンフライヤーで揚げ物以外の料理も作りたい方には、グリルやロースト、ベイクなどの調理方法に対応した商品がおすすめ。ローストチキンやステーキ、ケーキといったごちそうメニューを手軽に作れて、料理のレパートリーがぐっと広がります。

自動メニューがあればワンタッチで簡単に作れる

自動メニュー
参照元: https://www.amazon.co.jp

自動メニュー付きのノンフライヤーは、料理ごとに最適な調理時間と温度をワンタッチで設定できるのがメリット。自動メニューの料理はポテトフライや唐揚げなど、モデルごとに異なるので、作りたいメニューが搭載されているか事前にチェックしましょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

フッ素加工や食洗機対応ならお手入れが楽ちん

電気フライヤーのバスケットを洗う.png
参照元: https://www.amazon.co.jp

ノンフライヤーを選ぶ際は、お手入れのしやすさも大事なチェックポイントです。余分な油を使わないためギトギトしにくいのがノンフライヤーの特徴ですが、食材の油分やカスが付くため、使用後はバスケットと網の汚れをしっかり洗い流しましょう。

汚れの落ちやすいフッ素加工を施したタイプや、食洗機でバスケットを丸洗いできる商品ならお手入れが楽ちんです。

ノンフライヤーのおすすめメーカー3選

Vesync

COSORIのノンフライヤー
参照元: https://www.amazon.co.jp

Vesyncは、2011年に設立したアメリカの小型家電メーカー。ノンフライヤーや電気ケトルを販売するブランド、COSORIを展開しています。

COSORIのノンフライヤーは、液晶タッチパネル式で直感的に操作できるのが特徴。また、ポテトフライや冷凍食品、ステーキなどの自動メニューが搭載されているため、ボタンを押すだけで最適な焼き加減に仕上がります。とにかく操作が簡単で、料理初心者の方にもおすすめのメーカーです。

Innsky

Innskyのノンフライヤー
参照元: amazon.com

Innskyは、ノンフライヤーを中心に扱う中国のメーカー。1人暮らしに適した1.8Lの小型モデルから、4人家族で使える3.5Lの大型モデルまで、幅広いサイズのノンフライヤーを販売しています。

機能面では、タイマーや温度調節はもちろん、7〜8種類の自動メニューが搭載されていて使い勝手が抜群です。また、45品のレシピ本を付属しているため献立作りに役立つのも嬉しいポイント。毎日の料理でノンフライヤーを活用したい方にイチオシのメーカーです。

山善

山善のノンフライヤー
参照元: amazon.com

山善は、家電製品や建材などを販売する日本のメーカー。ノンフライヤーの機能は温度調節とタイマーだけのシンプル設計ですが、その分リーズナブルな価格で購入できるのがメリットです。

温度は80〜200℃、タイマーは1〜30分まで設定できて使い勝手は劣らないため、機能の豊富さよりコスパの良さを重視して選びたい方はぜひチェックしてください。

ノンフライヤーのおすすめ15選

高機能かつお手入れ簡単!日常使いにぴったり

唐揚げやポテトフライなど11種類の自動メニューを搭載したノンフライヤー。ワンタッチで最適な温度と時間を自動設定してくれるため、いつでも失敗せずに美味しく作れます。

3.5Lの大容量タイプでたっぷり作れるため、食べざかりのお子さんがいる家庭にもぴったり。また、食洗機対応のバスケットでお手入れも楽ちんです。

毎日使える電気フライヤーを探している方は、ぜひチェックしてください。

1230Wのハイパワーでフライがカリッと仕上がる

200℃の熱風で食材を加熱し、サクサクに仕上げるノンフライヤーです。1〜2人用にちょうど良い1.8Lのコンパクトタイプで、スペースを取らないため設置や収納に困りません。

また、1230Wのハイパワーで調理するため、短時間でカリッと美味しく仕上がるのもメリット。スーパーで買ってきた天ぷらやコロッケの温め直しにも重宝します。

さらに、バスケットはコンパクトかつ食洗機対応なので、お手入れの手間も掛かりません。

4.7Lの大容量でホームパーティーにぴったり

COSORIが販売する4.7Lの大容量ノンフライヤーです。ポテトフライを450gまでまとめて調理できて、人が集まるホームパーティーにもぴったり。

最大230℃の高温で調理するため、油で揚げたフライに劣らないカリカリ食感が楽しめます。

また、食材をかき混ぜるタイミングが音でわかる「シェイクお知らせ」や、電源を切り忘れる心配が無い「自動電源オフ」を搭載しているのも嬉しいポイント。使い勝手を重視して選びたい方におすすめの商品です。

低温と高温を使い分けて多用途に活用できる

4〜6人分のおかずが作れる4.5Lのノンフライヤー。180〜200℃の高温でポテトフライや天ぷら、ステーキの調理が可能です。

また、80〜100℃の低温にすれば、冷凍食品の解凍やドライフルーツ作り、お菓子の湿気取りにも活躍します。バスケットを開けると調理が自動で停止し、閉めると再開する「中断記憶機能」により、調理の途中で調味料を追加できるのも嬉しいポイント。

バスケットには汚れが落ちやすいテフロン加工を施していて、食洗機も使えるためお手入れが楽ちんです。

脂質を約85%カットできてダイエット中にもおすすめ

フライに加えてグリルや温め直し、解凍などの機能を搭載したノンフライヤー。食材から出る余分な油を落とすため、通常の揚げ物に比べて脂質を最大85%カットできるのがメリットです。

ダイエットや健康に気を遣いながらフライを楽しみたい方は、ぜひチェックしてください。

45品のレシピ本付きで料理のレパートリーを増やせる

簡単に操作できるLEDディスプレイ付きのノンフライヤー。ポテトフライやローストチキン、天ぷらなど8種類の自動調理モードに加えて、45品のレシピ本を付属しています。

和食、洋食、中華とさまざまな料理が作れて、レパートリーを増やせるのも嬉しいポイント。ただし、稼働音や終了時のアラーム音が大きいため、赤ちゃんのいる家庭には向きません。

シンプルなダイヤル式でコスパが抜群

ダイヤル式の小型ノンフライヤーです。サイズは縦幅22.7cm×横幅29.5cmとコンパクトで、1人暮らしのキッチンでも置き場所に困りません。

また、温度調節は80〜200℃、タイマーは1〜30分と、食材に合わせて細かく設定できるのもメリット。LEDディスプレイや自動メニューは搭載していませんが、価格は7000円以下と安く、費用を抑えて選びたい方におすすめです。

レトロで可愛らしいデザインが人気

レトロで可愛らしいデザインが目を引くレコルトのノンフライヤー。存在感のあるレッドと、どんなインテリアにもなじむクリームホワイトの2色を展開しています。

また、コンパクトながらバスケットは十分な容量があり、3〜4人分のおかずをまとめて作れるのも嬉しいポイント。バスケットを2段に分けられる2wayラックも別売りで販売されているため、たくさん作りたい方はチェックしてみてください。

惣菜の温め直しに便利な1人暮らし向けフライヤー

5000円以下とコスパが抜群で、1人暮らしに最適な2.2Lのノンフライヤー。最大600Wと加熱力は弱めながら、コロッケや唐揚げなどの温め直しに使うとカリッと美味しく仕上がります。

生の食材で揚げ物を作るのにはやや不向きですが、スーパーの惣菜をワンランク美味しく食べたい方におすすめの商品です。

専用アプリと連動させて遠隔操作ができる

Proscenicが販売する5Lの大容量ノンフライヤー。スマホの専用アプリと連動させれば、離れた場所からでも残り時間の確認や設定の変更をできるのが大きな特徴です。

また、アプリ上で100種類以上のレシピをチェックできるため、献立作りにも役立ちます。

レパートリー豊富な12種類の自動メニューを搭載

大家族の食卓やホームパーティーでも活躍する4Lの大型ノンフライヤー。レパートリー豊富な12種類の自動メニューを搭載していて、ワンタッチで簡単に調理できるのがメリットです。

ただし、稼働音が大きく、うるさく感じる場合があるのはマイナスポイント。

4種類の調理ができる多機能なノンフライヤー

フライだけでなく焼く、蒸す、温めるの4役をこなす多機能なノンフライヤー。バスケットには焦げ付き防止のフッ素加工を施していて、食洗機にも対応しているのでお手入れが楽ちんです。

ただし、食材を満杯まで入れると加熱ムラができるため、少量ずつしか作れないのは気になるポイント。

食材がたっぷり入る2段式バスケットを採用

ころんとした丸いフォルムが可愛らしいノンフライヤー。2段式のバスケットを採用していて、食材をたっぷり入れられるのが魅力です。

また、食材の飛び散りを防ぐバスケットカバーが付いているため、ポップコーン作りも楽しめるのは本商品ならではの特徴。一方、価格が4万円前後と高価で、手が届きにくいのはマイナスポイントです。

少量のおつまみが作れる小型ノンフライヤー

ちょっとしたおつまみ作りに便利な1Lの小型ノンフライヤー。唐揚げが3〜4個入るサイズで、毎日のお弁当作りにも重宝します。

ただし、唐揚げの調理に30分以上掛かる点や、食材が金属ネットにこびり付いて洗いにくい点はマイナスポイント。

タイマーを設定するだけの単機能タイプ

透明な耐熱ガラス製のノンフライヤーで、調理中に焼け具合をチェックできるのが特徴。タイマーを設定するだけの単機能タイプで、細かい温度調節はできませんが、簡単に使える商品を探している方へおすすめです。

しかし、シンプルな機能性に対して価格が高めなのは気になるポイント。

ノンフライヤーで美味しく調理するコツ

フライドポテト
参照元: pixabay.com/ja/

ノンフライヤーは食材自体の油を利用して調理するため、油分の少ない食材でフライを作ると、パサパサして美味しくないと感じる場合も。そこで、ノンフライヤーを使ってカラッと美味しく揚げるコツを紹介します。

油分の少ない食材にはオイルスプレーを吹きかける

豚肉の赤身や鶏肉のささみのように脂肪分が少ない食材を調理する際は、オイルスプレーを使って少量の油を吹きかけるのがおすすめ。表面が油でコーティングされ、揚げ物がカリッと仕上がります。少量の油ならカロリーも気になりませんよ。

しっかりと予熱してから調理する

ノンフライヤーを使う際は、しっかり予熱しておくのも大事なポイント。3〜5分ほど予熱しておくと最初から高い温度で調理できるため、衣がサクサクした食感に仕上がります。

まとめ

今回は、ノンフライヤーの選び方と、おすすめ商品15選を紹介しました。ノンフライヤーは、揚げ物のカロリーをカットするだけでなく、簡単な操作でほったらかし調理ができて、忙しい毎日の食事作りに役立つアイテムです。

自分にぴったりのノンフライヤーを見つけて、美味しくてヘルシーな揚げ物を手軽に楽しみましょう!

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
本記事の内容やランキング順位はメーカーからの商品提供、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。意図的なランキング操作を目的とした交渉は固くお断りしております。
本記事内の商品は各ECサイトが提供するAPIを使用し価格やリンクを自動生成しております。取得後に価格変動があった場合等、本記事と情報とは異なることがありますため、最新の商品価格・詳細情報については、販売店やメーカーをご確認ください。