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釣りライター兼調理師

釣り歴19年。海をメインにさまざまな釣りを楽しんでいます。特にロックフィッシュが好きで、メバル、アカハタ、オオモンハタなどをメインに狙っています。自称釣具マニアで、最新作の情報を探しながら実際に購入して試したり、コレクションしたりして楽しんでいます。

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4000番のスピニングリールの特徴

スピニングリールとインコ
参照元: https://www.photo-ac.com/

巻き上げパワーがある

サイズが大きい4000番のスピニングリールは、大物がヒットした際に対峙できるパワーを持ちます。魚がヒットしたときの巻き上げが軽くいため、リールのパワーを活かしたやり取りが可能です。ドラグを効かせつつも、強引なファイトで魚をキャッチに持ち込みたいときに相性抜群です。

太いラインを十分に巻ける

スプールにサイズがある4000番のスピニングリールは、太いラインを十分に巻けるのも特徴のひとつ。大物相手に強度が高い太いラインを使えるため、糸切れを心配せず安心してやり取りできます。大物を積極的に狙いたい人は、4000番のスピニングリールに太めのラインを巻いておきましょう。

海釣りで汎用的に使用できる

4000番のスピニングリールは、3000番に並んで海釣りでの汎用性が高いです。特に、ルアー釣りにおいては非常に汎用性が高く、持っておくと重宝します。初めてスピニングリールを購入する釣り初心者にもおすすめです。

4000番のスピニングリールの用途

ルアーとスピニングリール
参照元: https://www.photo-ac.com/

シーバス

4000番のスピニングリールで狙えるターゲットの代表格がシーバスです。シーバス釣りにおける4000番の役割は、重量があるルアーで大型サイズを狙うときで、大きなサイズが多いシーバスが該当します。また、スプール径が大きい4000番を使用すると、軽量ルアーの飛距離をアップできるのも特徴です。

フラットフィッシュ

ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを狙う場面においては、4スピニングリールの4000番が中核を担います。フラットフィッシュは引きが強く、パワーのある4000番が必須。

またフラットフィッシュ狙いではサーフでの釣りが基本で、ルアーを遠投する必要があります。遠投したときにもラインが十分にあり、安心してヒラメやマゴチを積極的に狙えます。

ロックフィッシュ

アイナメやソイ、アカハタやオオモンハタなどのロックフィッシュ狙いでも4000番のスピニングリールはおすすめです。パワーが十分にある4000番サイズは、引きが強いロックフィッシュを強引に根から引き剥がせます。

さらに、糸巻き量が多いので、太いラインを使用して大型ロックフィッシュを狙える点も魅力です。4000番を用意しておくと、ボートでもおかっぱりでも活躍します。

ライトショアジギング

4000番のスプリングリールは、青物やロックフィッシュといったさまざまなターゲットを狙えるライトジギングとも相性抜群です。4000番サイズは5000番や6000番より軽いため、軽快にジグをしゃくれます。加えて、十分なパワーを持つので、不意に大物がヒットしても力負けしません。

サワラキャスティング

ボートからルアーをキャストし、サワラを狙うサワラキャスティングも4000番サイズがおすすめ。サワラキャスティングではルアーを高速巻きするだけでなく、ロッドを操作してテクニカルに誘う釣りです。軽くてもパワーがある4000番サイズを使用するとタックルを軽量化できるため、ルアーを軽快に操れます。

4000番のスピニングリールの選び方

黄色いスピニングリール
参照元: https://www.photo-ac.com

重量で選ぶ

操作性重視か耐久性重視で適切な重量が違う

4000番のスピニングリールを購入するときには、リールの自重をチェックしましょう。自重が軽い方が良いイメージが強いですが、必ずしもそうではありません。

具体的には、操作性を重視する場合には軽いリールが最適です。一方、耐久性を重視する方には、重量があるリールを選ぶのがおすすめです。

ギア比で選ぶ

釣り方に合わせてギア比を選ぼう

ギア比は6や7のように表記し、スピニングリールのハンドル1回転にローターが回転する回数を示します。ギア比が高いとハンドル1回転に巻き取れるラインが長いです。なお、ギア比が低いリールをノーマルギアやパワーギア、ギア比が高いリールをハイギアやエクストラハイギアと呼びます。

ギア比の選び方としては、釣り方に合わせるのが基本です。ルアーをスピーディーに動かしたい場合にはハイギアやエクストラハイギア、スローに動かしたい場合はノーマルギアやパワーギアを選びましょう。

ハンドルノブで選ぶ

T字とラウンドで使い分ける

4000番のスピニングリールを選ぶときは、ハンドルノブも要チェックです。ハンドルノブとは、リールを巻くときに握る部分で、4000番サイズにはT字とラウンドの2種類が存在します。繊細に巻き上げてルアーを細かく操作したい方にはT字、パワフルな巻き上げをしたい方には握り込みやすいラウンドがおすすめです。

4000番のスピニングリールのおすすめメーカー3選

シマノ

巻き心地に優れたスピニングリールを販売

国内だけでなく、国外の釣り人からも人気が高い大手釣具メーカーのシマノ。シマノのスピニングリールは、大人の質感を味わえる巻き心地の良さが最大の魅力です。

また、ベールの返りやドラグの音などにもこだわって作成されています。質感の良さを求めるアングラーは、シマノのスピニングリールをチェックしましょう。

ダイワ

軽快に操作できる

シマノに並んで人気が高く、多くのファンを抱える釣具メーカーのダイワ。ダイワのスピニングリールは自重が軽いモデルが多く、軽快に使用できます。さらに、巻き出しが軽くルアーをクイックに操作しやすいです。

アブガルシア

低価格モデルが充実している

バス釣りだけでなく、海釣りでも人気が高いアブガルシア。アブガルシアでは、低価格帯のスピニングリールが豊富にラインナップされています。

加えて、安いモデルでも完成度が高いです。高性能な低価格リールを探している方におすすめなメーカー。

人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 耐久性の高さ 操作性の高さ 巻き心地の良さ 巻き上げ力の高さ
1シマノ ヴァンキッシュ 4000MHG シマノシマノ ヴァンキッシュ 4000MHG 49,393 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
2ダイワ セルテート LT4000-CXH ダイワダイワ セルテート LT4000-CXH 40,838円 40,838 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
3シマノ エクスセンス XR 4000MXG シマノシマノ エクスセンス XR 4000MXG 30,800 4.5/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
4ダイワ ルビアス LT4000-C ダイワダイワ ルビアス LT4000-C 31,900 4.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
5ダイワ カルディア LT4000S-C ダイワダイワ カルディア LT4000S-C 24,519円 24,519 4.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
6シマノ ミラベル 4000XG シマノシマノ ミラベル 4000XG 11,931 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
7シマノ ナスキー 4000XG シマノシマノ ナスキー 4000XG 9,900 4.0/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0 3.5/5.0
8アブガルシア ロキサーニ 4000SH アブガルシアアブガルシア ロキサーニ 4000SH 12,113 4.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
9アブガルシア アブ・ガルシア スーペリア 4000SH アブガルシアアブガルシア アブ・ガルシア スーペリア 4000SH 7,100 3.5/5.0 3.5/5.0 3.5/5.0 3.5/5.0
10ダイワ レブロス LT4000-CH ダイワダイワ レブロス LT4000-CH 6,794 3.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
11シマノ ネクサーブ 4000HG シマノシマノ ネクサーブ 4000HG 4,502 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
12ダイワ ワールドスピン 4000 ダイワダイワ ワールドスピン 4000 3,652 2.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0

4000番のスピニングリールのおすすめ人気ランキング12選

1シマノシマノ ヴァンキッシュ 4000MHG

49,393

★★★★★5.0
耐久性の高さ 5.0操作性の高さ 5.0巻き心地の良さ 5.0巻き上げ力の高さ 5.0

軽さと巻き心地の良さが魅力

最新の技術をふんだんに採用し、2023年にリニューアルを遂げたヴァンキッシュ。4000番サイズでありながら205gと非常に軽く、軽快に使用できます。

また、巻き心地が非常にスムーズで、快適な使用感を実現している点も魅力です。耐久性も高いため、力強いターゲット相手でも壊れる心配がありません。

2ダイワダイワ セルテート LT4000-CXH

40,838 40,838円

★★★★☆4.9
耐久性の高さ 5.0操作性の高さ 4.5巻き心地の良さ 5.0巻き上げ力の高さ 5.0

タフな使用に耐えられる耐久性の高さは必見

ダイワのスピニングリールのなかで、耐久性を求めている方にはセルテートがおすすめ。ボディにアルミを採用しているので、磯やゴロタといったタフなフィールドと相性抜群です。さらに、巻き心地がスムーズで、安定感のあるただ巻きができます。

3シマノシマノ エクスセンス XR 4000MXG

30,800

★★★★☆4.8
耐久性の高さ 4.5操作性の高さ 5.0巻き心地の良さ 4.5巻き上げ力の高さ 5.0

シーバス専用の高機能モデル

「エクスセンス XR」は、シーバスアングラーから人気が高いエクスセンスシリーズの1台。内部の機能性をグレードアップし、2023年にリニューアルを遂げました。

特に注目したいポイントが、前作よりもスムーズな巻き心地を実現している点です。本作には精度が高いギアを採用されており、巻き感度が向上しています。

4ダイワダイワ ルビアス LT4000-C

31,900

★★★★☆4.6
耐久性の高さ 4.0操作性の高さ 5.0巻き心地の良さ 4.5巻き上げ力の高さ 5.0

軽さを活かした高い操作性が売り

「ルビアス LT4000-C」は、4000番サイズで215gと上位機種に迫る軽さを獲得したミドルクラスのスピニングリール。軽さからくる操作性の高さが特徴で、細かなロッドワークが要される釣りにも対応します。軽量な割に耐久性にも優れており、タフなフィールドでも使い込めます。

5ダイワダイワ カルディア LT4000S-C

24,519 24,519円

★★★★☆4.4
耐久性の高さ 4.0操作性の高さ 4.5巻き心地の良さ 4.0巻き上げ力の高さ 5.0

パワフルに巻き上げられる

大口径のドライブギアを搭載し、巻き上げ力と耐久性が備わったカルディア。上位機種ほどの巻き心地の良さはないものの、快適に使用感を実現しています。

負荷がかかったときにパワフルな巻き上げができるところは必見です。パワーが要される大物狙いでも積極的に使えます。

6シマノシマノ ミラベル 4000XG

11,931

★★★★☆4.0
耐久性の高さ 4.0操作性の高さ 4.0巻き心地の良さ 4.0巻き上げ力の高さ 4.0

クラスを超えた軽さが魅力的

シマノのエントリークラスながらも4000番サイズで245gと軽量化されているミラベル。上位機種に比べるとハンドルにガタつきはありますが、実釣では気になりません。回転が非常に軽いため、リールを巻いたり止めたりといった動作をクイックにするのも得意とします。

7シマノシマノ ナスキー 4000XG

9,900

★★★☆☆3.9
耐久性の高さ 4.0操作性の高さ 3.5巻き心地の良さ 4.5巻き上げ力の高さ 3.5

上位機種さながらの巻き心地を実現

2021年にリニューアルし、上位機種に近いスムーズな巻き心地と話題となったナスキー。4000番サイズで285gとやや重量がありますが、リールの重心が手元に近いので持ち重りが軽減されています。また、耐久性が高く、磯やオフショアといったタフなフィールドでの使用もおすすめ。

8アブガルシアアブガルシア ロキサーニ 4000SH

12,113

★★★☆☆3.8
耐久性の高さ 4.0操作性の高さ 3.5巻き心地の良さ 4.0巻き上げ力の高さ 3.5

耐久性が高いアルミボディを採用

「ロキサーニ 4000SH」は、アルミボディを採用した耐久性に優れたエントリークラスの1台。上位機種と比較すると、ハンドルの回転がやや重たいところがデメリットです。しかし、一度回転し始めるとスムーズにハンドルを回転でき、ただ巻きを中心とした釣りに高い相性を示します。

9アブガルシアアブガルシア アブ・ガルシア スーペリア 4000SH

7,100

★★★☆☆3.5
耐久性の高さ 3.5操作性の高さ 3.5巻き心地の良さ 3.5巻き上げ力の高さ 3.5

握り込みやすいラウンドノブを標準装備

「アブ・ガルシア スーペリア 4000SH」は、エントリークラスながらもラウンドノブを標準装備したコスパが高い1台。力強い巻き上げが必要になるロックフィッシュ狙いにおすすめです。巻き心地にはやや雑味がありますが、実釣ではさほど気にならず、しっかりと使い込めます。

10ダイワダイワ レブロス LT4000-CH

6,794

★★★☆☆3.4
耐久性の高さ 3.0操作性の高さ 3.5巻き心地の良さ 4.0巻き上げ力の高さ 3.0

あらゆる釣りの入門者におすすめ

「レブロス LT4000-CH」はダイワのエントリークラスで、あらゆる釣りの入門者から高い支持を受ける大人気リールです。上位機種には劣るものの、巻き心地の良さのほか、優れた耐久性と剛性も備わっています。1万円を大きく下回る安さながら、自重が255gと軽量に仕上がっている点もポイント。

11シマノシマノ ネクサーブ 4000HG

4,502

★★★☆☆3.0
耐久性の高さ 3.0操作性の高さ 3.0巻き心地の良さ 3.0巻き上げ力の高さ 3.0

クラス以上の高級感あふれるデザイン

「ネクサーブ 4000HG」は、マットブラックとブルーが組み合わさったカラーリングによる高級感が特徴的なリールです。ハンドルの回転にムラやガタつきがありますがドラグ性能が高く、大物とのやり取りを安心して行えます。さらに、耐久性が高いので、頻繁に釣りへ行く人にもおすすめです。

12ダイワダイワ ワールドスピン 4000

3,652

★★☆☆☆2.5
耐久性の高さ 2.5操作性の高さ 2.5巻き心地の良さ 2.5巻き上げ力の高さ 2.5

低価格でもスムーズな巻き上げを実現

実売価格で4,000円ほどと、非常に安い値段がワールドスピンの魅力です。スムーズな巻き上げを実現し、青物やロックフィッシュといった引きが強い魚を狙いに向いています。ハンドルにガタつきがありますが、入門者が初めて購入するリールとしては十分な性能を有します。

4000番のスピニングリールと3000番の違い

電球を指差す(ポイント)
参照元: https://www.photo-ac.com/

糸巻き量が違う

4000番と3000番はスプールのサイズが異なるため、糸巻き量も変わります。4000番は糸巻き量が多く、太いラインを使用する釣り向けです。しかし、細いラインを巻きたいときには下巻きが必要になる点がデメリット。

したがって、細いラインを使用する際には3000番のリールを選ぶのもおすすめです。PEライン1号以下は3000番、1号以上は4000番を選ぶのが1つの目安となります。

自重が違う

サイズが小さい3000番は4000番よりも軽く、軽快に扱えます。細かな操作をしてテクニカルな釣りを展開したい場合は、軽量な3000番がぴったりです。

4000番のリールはボディやギアが大きく、耐久性やパワーが増します。操作性重視の方は3000番、パワーと耐久性重視の方は4000番を選びましょう。

まとめ

今回は、おすすめな4000番のスピニングリールをランキング形式で比較して紹介しました。一口に4000番と言っても重さやハンドルノブによって操作性や耐久性が異なります。自分の釣りのスタイルやターゲットに合わせてスピニングリール使い分けましょう。

また、カウベルでは4000番以外のスピニングリールもまとめています。幅広い種類から最適な一品を選びたい方は参考にしてください!

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