著者

植田 徹 記事一覧

日本酒ライター

東京から新潟県村上市に移住し、過疎地域の古民家にて田舎体験を実践中。畑仕事や地域ボランティアをする傍ら、企業のプロモーション企画や取材・執筆などを中心にコピーライターとして活動しています。2022全国きき酒選手権大会・新潟県代表。きき酒師、日本酒品質鑑定士。新潟県・山形県を中心に酒蔵見学や郷土料理・伝統食を食べに出かけるのが趣味。年間100銘柄以上の日本酒を嗜みます。

KaubelはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマース アフィリエイトを始めとする各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がKaubelに還元されることがあります。

低温調理器とは

じっくり加熱して食材を柔らかく調理するアイテム

低温調理器を鍋に入れる
参照元: https://www.amazon.co.jp/

低温調理器は、鍋を低温にキープして食材をじっくり加熱する調理家電です。温度が65〜70℃を超えると、肉が硬くなる原因の「アクチン」というタンパク質の凝固が始まりますが、低温調理器を使えば、食材の柔らかさを保ったままジューシーに仕上がりますよ。

低温調理器のメリット

OK
参照元: https://www.photo-ac.com/

コツ要らずで簡単に本格的な料理を作れる

低温調理器は、コツ要らずで美味しい料理を作れるのが大きなメリット。特に、豚肉や鶏胸肉は低温調理によって柔らかくなりやすく、お家にいながらレストランのような本格的な味を楽しめます。

スイッチひとつでほったらかし調理ができる

鍋にセットして温度と時間を設定するだけで、ほったらかし調理ができるのもメリットです。火を使わないため、鍋から目を離して仕事や家事をするなど、時間を有効に使えます。

低温調理器の注意点・デメリット

注意マークを持つ女性
参照元: https://www.photo-ac.com/

食中毒のリスクに注意して十分な加熱が必要

生の肉や魚には細菌が付着しているため、食中毒のリスクを考慮して十分な加熱を行う必要があります。低温調理器は熱がじっくり通るので、レシピに記載されている加熱時間を守りましょう。また、手や道具をしっかり洗ってから調理するのも大切なポイントです。

調理時間が長く急いでいるときには不向き

低温でじっくり加熱するため、一般的な調理に比べて時間が掛かるのも注意ポイント。たとえばローストビーフを作る場合、3時間ほどの調理時間が必要です。そのため、急いで食事を用意したいときには向きません。

低温調理器の選び方

出力パワーで選ぶ

低温調理器でサーモンを調理
参照元: https://www.irisplaza.co.jp

大きな塊肉や一度にたくさん調理するなら1000W以上

家庭用の低温調理器は、800〜1000W程度のパワーが一般的。ほとんどの調理には800Wあれば十分ですが、大きな塊肉を調理したり、一度にたくさん作ったりするなら、さらにハイパワーな1000W以上のモデルがおすすめです。

使用水量で選ぶ

低温調理器を水に入れる
参照元: https://www.amazon.co.jp/

通常は5〜10L、たくさん作るなら15L以上がおすすめ

低温調理器を購入する際は、加熱できる水の量を表す「最大使用水量」も要チェックです。家庭で使用する場合、一般的には5〜10Lに対応していれば十分ですが、食材を大量に調理する場合は15L以上を目安に選ぶと安心です。

また、鍋が浅すぎると低温調理器が反応しない可能性があるため、何cmの深さが必要かを確認しましょう。多くのメーカーでは深さ20cm以上の鍋が推奨されていますが、中には7cmあれば使える商品も販売されています。

温度設定の範囲で選ぶ

低温調理器の操作パネル
参照元: https://www.amazon.co.jp/

作りたいレシピに必要な温度をチェック

低温調理器は、設定できる温度によって作れるレシピが異なります。カレーを作るなら85℃以上、ローストビーフは約60℃、サーモンのコンフィは40℃前後など、作りたい料理に必要な温度をチェックしておきましょう。

また、温度が1℃違うだけでも仕上がりが変わるため、こだわって作りたい方は、0.5℃単位で設定できるアイテムをチェックしてみてください。

取り付け方法で選ぶ

着脱が簡単なクリップ式

クリップ式の低温調理器
参照元: https://www.amazon.co.jp/

鍋のフチを挟んで固定するクリップ式は、着脱のしやすさが特徴。近年の低温調理器では、クリップ式がスタンダードとなっています。手軽さを重視したい方、使用頻度が高い方におすすめです。

強い振動でも外れないネジ式

ネジ式の低温調理器
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ネジ式は鍋に固定するタイプで、しっかりと固定できる安定感が魅力です。そのため、鍋の振動が大きくなる1000W以上の低温調理器でも外れる心配がありません。一方、クリップ式に比べて着脱が少し面倒です。

低温調理器の使い方

鍋に取り付けて温度と時間をセット

低温調理器の基本的な使い方を説明します。分量や設定方法については、各製品の取り扱い説明書をチェックしてみてください。

低温調理器を使う手順
1 鍋に水を張って低温調理器を取り付ける
2 レシピに合わせて加熱温度と時間を設定する
3 食材をフリーザーバッグに入れて空気を抜く
4 設定温度に到達したらフリーザーバッグを鍋に入れる
5 タイマーが終了したらフリーザーバッグを取り出す
6 完成!
7 すぐに食べない場合は、氷水で急冷して冷蔵庫で保存

安い低温調理器のおすすめメーカー3選

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの低温調理器
参照元: https://www.amazon.co.jp/

アイリスオーヤマは、コストパフォーマンスの高さが特徴で、若い世代からも人気を集める家電メーカー。低温調理器は、小さめの鍋にも使えるコンパクトサイズで、収納場所も取らないのが特徴です。

また、パネルの表記が日本語で書かれているのも便利なポイント。初めて低温調理器を購入する方にもおすすめしたいメーカーです。

BONIQ

ボニークの低温調理器
参照元: https://www.amazon.co.jp/

BONIQ(ボニーク)は、低温調理器の火付け役となったブランド。多機能でハイパワーな低温調理器をラインナップしています。

また、BONIQ公式サイトでは、1000種類以上の低温調理レシピを公開中。低温調理器を毎日の食事でフル活用したい方にぴったりなメーカーです。

サンコー

サンコーの低温調理器
参照元: https://www.amazon.co.jp/

サンコーは、秋葉原を拠点としたアイデア家電メーカー。「今までにない新しい価値を生み出す」をモットーに、おもしろくて役に立つアイテムを多数展開しています。

一般的な低温調理器は15〜20cm程度の深さが必要ですが、サンコーの低温調理器は7cm以上の深さがあれば良いため、浅い鍋でも使用できるのが特徴です。

低温調理器のみんなの予算は?

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 温度範囲の広さ タイマー設定範囲の広さ 出力パワーの高さ 使いやすさ
1アイリスオーヤマ 低温調理器 ‎LTC-01 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)アイリスオーヤマ 低温調理器 ‎LTC-01 9,500 4.5/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
2サンコー マスタースロークッカーS サンコーサンコー マスタースロークッカーS 7,980 5.0/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
3BONIQ 2.0 BNQ-10B ハイエンドクラス コンパクト BONIQBONIQ 2.0 BNQ-10B ハイエンドクラス コンパクト 22,000 4.5/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
4エンペラータマリン 低温調理器 エンペラータマリンエンペラータマリン 低温調理器 14,980 4.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0 3.5/5.0
5グリーンハウス 低温調理器 GH-SVMA-WH グリーンハウスグリーンハウス 低温調理器 GH-SVMA-WH 9,880 4.0/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
6GLUDIA 低温調理器 GLU-INM01 GLUDIAGLUDIA 低温調理器 GLU-INM01 10,000 5.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
7Hismile 低温調理器 プレミアム真空調理器Sous vide HismileHismile 低温調理器 プレミアム真空調理器Sous vide 12,988 4.0/5.0 5.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0

安い低温調理器のおすすめ人気ランキング7選

1アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)アイリスオーヤマ 低温調理器 ‎LTC-01

9,500

★★★★☆4.8
温度範囲の広さ 4.5タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 4.5使いやすさ 5.0

コスパ抜群!自在な設定であらゆるレシピに対応

25〜90℃までの幅広い温度調節ができて、肉や魚、野菜とさまざまな食材に使える低温調理器。1000Wのハイパワーで、大きい食材もムラなく加熱します。

また、タイマーは1分から99時間59分まで設定可能で、作りたいレシピに合わせて自在に使いこなせるのもポイントです。付け外しが簡単なクリップ式で、価格は1万円以下とコストパフォーマンスも抜群。初めて低温調理器を購入したい方も、ぜひチェックしてみてください。

2サンコーサンコー マスタースロークッカーS

7,980

★★★★☆4.6
温度範囲の広さ 5.0タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 4.0使いやすさ 4.5

深さ7cmの浅い鍋でも使える低温調理器

ヒーター部分を短く収納できて、深さが7cm以上あれば底の浅い鍋でも使えるのが特徴。羽根を回して水を循環させる機能により、食材をムラ無く加熱します。

温度は25〜99℃まで、0.1℃刻みで設定が可能。仕上がりにこだわって微調整したい方にもおすすめです。また、価格は7000円台と、コストパフォーマンスに優れています。

3BONIQBONIQ 2.0 BNQ-10B ハイエンドクラス コンパクト

22,000

★★★★☆4.6
温度範囲の広さ 4.5タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 4.0使いやすさ 5.0

簡単操作の大容量モデルで作り置きにもぴったり

初めてのユーザーにもやさしい操作性が特徴の低温調理器。2021年には、暮らしを豊かにする優れたデザインに贈られる「グッドデザイン賞」を受賞しています。

コンパクトながら15リットルの調理が可能で、体作りのためにサラダチキンをまとめて作りたいという方にもぴったり。公式サイトでは1000件以上の低温調理レシピを掲載していて、毎日の食事に活用できますよ。

4エンペラータマリンエンペラータマリン 低温調理器

14,980

★★★★☆4.4
温度範囲の広さ 4.0タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 5.0使いやすさ 3.5

おしゃれなレシピブック付きのハイパワーモデル

鍋のタイプを選ばずに使えるスタンド式で、倒れにくいのが特徴。1200Wのハイパワーで、ローストビーフが本格的なレストランの味に仕上がります。

水位が最低ラインを下回ると自動で停止するため、空焚きを防止できて、長時間調理するときも安心です。また、おしゃれな低温調理9品のレシピを付属していて、おもてなしの際にも重宝しますよ。

5グリーンハウスグリーンハウス 低温調理器 GH-SVMA-WH

9,880

★★★★☆4.1
温度範囲の広さ 4.0タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 4.0使いやすさ 3.5

1〜2人にちょうど良いコンパクトな低温調理器

小さい鍋でも使えるコンパクトな低温調理器。4〜15Lの水量に対応していて、1〜2人分の食材を調理するのに向いています。

また、温度やタイマーは細かく設定できて、食材やレシピに合わせた調理が可能です。しかし、耐久性がやや低く、短期間で故障する場合があるのはマイナスポイント。1年以内ならメーカーの保証が適応されます。

6GLUDIAGLUDIA 低温調理器 GLU-INM01

10,000

★★★★☆4.0
温度範囲の広さ 5.0タイマー設定範囲の広さ 4.0出力パワーの高さ 4.0使いやすさ 3.0

1200Wのハイパワーで大きな肉もしっかり調理

1200Wのハイパワーを誇る低温調理器。0.5℃刻みの正確な温度管理により、絶妙な火加減が大事な食材も旨味を逃さず仕上げます。

また、お湯を対流させる機能により、ローストビーフのような大きい肉も均一な仕上がりに。完成を知らせてくれるアラーム付きタイマーも便利なポイントです。

7HismileHismile 低温調理器 プレミアム真空調理器Sous vide

12,988

★★★★☆4.0
温度範囲の広さ 4.0タイマー設定範囲の広さ 5.0出力パワーの高さ 3.0使いやすさ 4.0

片手で着脱できるフック式クリップが便利

片手で鍋から簡単に着脱できるフック式クリップを採用した低温調理器。独自の3D流路設計と高精度チップによる正確な温度制御で、大きい食材も全体をムラ無く仕上げます。

また、本体はIPX7の防水設計で、水洗いによるお手入れも楽ちん。一方、消費電力が850Wとやや低く、設定温度に達するまで15分程度時間が掛かります。

まとめ

今回は、安い低温調理器のおすすめランキング7選を紹介しました。手軽さを求めるなら着脱が簡単なクリップ式、たくさん作るなら1000W以上のハイパワータイプなど、重視したい点に合わせて選ぶのがポイント。記事を参考にお気に入りの低温調理器をゲットして、ご家庭でプロの味を堪能してください!

また、低温調理でしっとりしたサラダチキンが手軽に作れる「サラダチキンメーカー」のおすすめ商品も紹介しています。興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

サラダチキンメーカーのおすすめ人気ランキング

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
本記事の内容やランキング順位はメーカーからの商品提供、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。意図的なランキング操作を目的とした交渉は固くお断りしております。
本記事内の商品は各ECサイトが提供するAPIを使用し価格やリンクを自動生成しております。取得後に価格変動があった場合等、本記事と情報とは異なることがありますため、最新の商品価格・詳細情報については、販売店やメーカーをご確認ください。