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遠藤 慧子 記事一覧

Kaubel編集部釣り・ゲームガジェットライター

アウトドアはスキーを嗜んでいます。趣味は読書や舞台鑑賞、お茶やゲームなど。キャンプと釣りは新商品や動画をよく漁っています。最近はスキューバダイビングとライン下りに興味あり。「分かりやすい文章」をモットーに丁寧な記事作成を心掛けています。

PlayStation Portal リモートプレーヤーの購入の決め手

TVの電源を入れずに手軽にPS5で遊べる

PS5リモートプレーヤー

PlayStation Portal リモートプレーヤーを購入した1番の理由が、テレビをつけなくてもPS5のゲームで遊べるからです。個人的に、据え置き機はゲーム機本体とテレビの準備が面倒に感じ、やる気を起こさないと遊ぶ気になれません。

しかし、PlayStation Portal リモートプレーヤーは携帯ゲーム機と同様にスイッチ1つ入れるだけですぐにPS5のゲームができるため、手軽さに惹かれて手に入れました!

スペックに関しては下記のとおりです。簡単にまとめてみたので参考にしてください。

PlayStation Portal リモートプレーヤーのスペック
メーカー SONY
商品名 PlayStation Portal リモートプレーヤー
価格 29,980円
ディスプレイ 液晶(LCD)
画面サイズ 8インチ
解像度 1,920×1,080(フルHD)
リフレッシュレート 60Hz
接続環境 Wi-Fi、PlayStation Link
充電ポート USB-C
バッテリー持続時間 約4時間
購入先 Amazon
PlayStation Portal リモートプレーヤーの付属品
①PlayStation Portal リモートプレーヤー本体
②USBケーブル
③取扱説明書

PlayStation Portal リモートプレーヤーのレビュー

PlayStation Portal リモートプレーヤーの使用感
手軽にPS5のゲームができる
遅延はほとんど気にならない
思っていたよりも画面が大きい

手軽にPS5のゲームができる

PlayStation Portal リモートプレーヤーはテレビを付けずにPS5で遊べる画期的なアイテムです。お値段は約3万円とリモート専用機器にしては高額ですが、ゴロゴロしながら楽しめます。通信環境にもよるものの、Switchやスマホと同様に外出先でPS5ができるのも魅力です。ソファやベッドでゴロゴロしながらPS5を遊びたい人はもちろん、旅行先や友人宅など自宅以外でもPS5のゲームを楽しみたい人にもおすすめ。

起動時間は30〜40秒ほどです。サッとは立ち上がりませんが、使っていてそこまで気になるスピードではありません。

遅延はほとんど気にならない

PlayStation Portal リモートプレーヤーはWi-FiでPS5と接続しますが、遅延はほとんど気になりませんでした。原神やホグワーツレガシー、FF14などのアクションゲームで遊んみましたが、PS5でそのままプレイしている感覚で違和感はありません。

ただし、自宅のWi-Fi環境のせいかたまに映像が止まったり乱れることがあったので、わずかなラグが負けに繋がるオンライン対戦での使用には向かないと思います。FPSやTPSもラグの影響が大きいため、シューティングゲームガチ勢にとってPlayStation Portal リモートプレーヤーは使いにくいでしょう。

思っていたよりも画面が大きい

リモートプレーヤーとSwitch

ゲーム機 画面サイズ
PlayStation Portal
リモートプレーヤー
8インチ
Switch(有機EL) 7インチ
Switch(従来モデル) 6.2インチ
Switch Lite 5.5インチ

PlayStation Portal リモートプレーヤーは携帯ゲーム機と同じようなサイズ感だと思っていましたが、実際手に持つと想像していたより大きかったです。

ニンテンドーSwitchほどコンパクトさはないものの、横長画面で8インチほどのサイズ感なので存在感があります。iPad miniくらいの大きさですが、左右に持ち手となる半分ずつのPS5コントローラーが付いておりバッグに入れづらい作りです。

ただ、画面が8インチと大きめなおかげで文字が読みやすく、迫力あるゲームが体験できます。重さは約530gと500mlペットボトル1本分です。

PlayStation Portal リモートプレーヤーを使用して感じたメリット

PlayStation Portal リモートプレーヤーのメリット
寝っ転がりながらPS5のゲームができる
TVを付けなくていい
外出先でもPS5を楽しめる

寝っ転がりながらPS5のゲームができる

PS5に限らずPS4やXboxといった据え置きゲーム機は座って遊ぶ必要があります。ソファやカーペットに寝っ転がりながらプレイできないこともありませんが、テレビ画面を見ながら手でコントローラーを操作するのは体制的に疲れます。格闘ゲームやアクションゲームであればなおさらです。

PlayStation Portal リモートプレーヤーであれば、Switchやスマホと同じようにゴロゴロしながら快適にゲームを楽しめます。ベッドに寝っ転がるのはもちろん、撮り溜めたドラマやアニメを見ながらダラダラ遊べるの最高です!

TVを付けなくていい

PlayStation Portal リモートプレーヤーを持っていればテレビを付けずにPS5で遊べるのは人によってはかなりのメリットだと思います。一人暮らしであれば時間を気にせずいつでも好きなときにテレビを付けて据え置きゲーム機で遊べますが、家族や同棲をしている場合だとそうはいきません。

PS5で遊べる時間が限られてしまうので、テレビがなくてもリモートでPS5を動かせるPlayStation Portal リモートプレーヤーは救世主となること間違いなし!

外出先でもPS5を楽しめる

ちょっとした出先にPS5を持ち運べるのもPlayStation Portal リモートプレーヤーのメリット。待ち合わせ場所で友達を待っている間や旅行中の合間にゲームを少し進められます。とはいえ、Wi-Fiがないとリモートプレイできません。ポケットWi-Fiを持ち歩いたり安全なフリーWi-Fiに繋いだりしましょう。

PlayStation Portal リモートプレーヤーを使用して感じたデメリット

PlayStation Portal リモートプレーヤーのデメリット
通信環境によってはラグが発生する
持ち歩くにはサイズが少し大きい
ユーザー切り替えが面倒くさい
キーコンフィグが設定できない

通信環境によってはラグが発生する

PlayStation Portal リモートプレーヤーで遊んでいると、数十分に1回はラグが置きたり画面が固まったりします。1人で遊んでいるときは気になりませんが、オンライン対戦やマルチでは迷惑をかけるため、PlayStation Portal リモートプレーヤーは今後もソロプレイでのみ使用する予定です。オンライン対戦ばかり遊ぶ人や常にハイスコアを狙っている人は、今までとおりPS5でプレイした方がいいです。

自宅の通信環境が良くない場合PlayStation Portal リモートプレーヤーの良さを最大限に活かせません。ルーターが古いときは買い替える、通信速度が速い5G対応Wi-Fi(5GHz)を用意するなど通信環境を整えましょう。

持ち歩くにはサイズが少し大きい

PlayStation Portal リモートプレーヤーは持ち運べますが、30.5cm × 11.5cm(幅×高さ) かつ8インチ画面と持ち歩くにはサイズが少し大きいです。有機ELSwitchよりもジョイコン1つ分ほど横長で、小さいバッグには入れられません。PlayStation Portal リモートプレーヤーを収納するためだけに大きいバッグを持つのも移動の邪魔になるので、携帯ゲーム機と捉えるのではなく、自宅の好きなところでPS5を遊べる機器と考えた方がいいです。

ユーザー切り替えが面倒くさい

リモートプレーヤーのサインイン画面

PS5はユーザーアイコンを選択すると他のユーザーに切り替えられますが、PlayStation Portal リモートプレーヤーはできません。PlayStation Portal リモートプレーヤーでユーザーを切り替えるためには、リモートプレーヤーの初期画面で一度サインアウトしてから画面に表示されるQRコードをスマホで読み込む必要があり、手間がかかります。切り替えのたびに行わなければならず、家族複数人でリモートプレーヤーを共有するとなると大変です。

それが面倒となり、リモートプレーヤーを使わなくなるという人が出てくると思います。PS5側と同じ手順で簡単にユーザー切り替えられる機能がアップデートで実装されると期待しています。

キーコンフィグが設定できない

PlayStation Portal リモートプレーヤーのコントローラーで設定できる項目は、「振動の強さ」と「トリガーエフェクトの強さ」のみ。キーコンフィグがないため、PS5でコントローラーのボタン変更をしている人は操作しづらいです。現に、筆者は◯ボタンと✕ボタンの配置を変えているので、直感的な操作ができなくて不便でした。大抵の人は問題なく動かせると思いますが、一部の人は筆者と同様に戸惑う可能性が高いです。

PlayStation Portal リモートプレーヤーの注意点

PlayStation Portal リモートプレーヤーの注意点
PS5本体が必要
映像コンテンツが見られない
Bluetoothイヤホンは使えない

PS5本体が必要

PS5
参照元: https://unsplash.com/

PlayStation Portal リモートプレーヤーは、PS5をリモートでプレイする機器です。PS5本体がないと使えないため、ニンテンドーSwitchと同じ感覚で購入するのはやめましょう。PS5が便利になる補助機器となります。

映像コンテンツが見られない

PS5はYouTubeやアマプラから動画コンテンツが見れますが、PlayStation Portal リモートプレーヤーは動画が見れません。ゲームしかできないので、動画も楽しみたいという場合はスマホやタブレットにアプリ「PS Remote Play」を入れて遊びましょう。なお、リモートプレーヤーはクラウドストリーミングにも対応していません。

Bluetoothイヤホンは使えない

PlayStation Portal リモートプレーヤーでは有線イヤホンが使えますが、Bluetoothイヤホンには対応していません。臨場感ある音が楽しめるゲーミングワイヤレスヘッドフォンが接続できないのは残念です。

「PlayStation Link」には対応しているため、SONY公式が出している「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」と「PULSE Explore ワイヤレスイヤホン」であれば無線でも使えます。クリアな音がするので、ゲームに没入できます。

まとめ

PlayStation Portal リモートプレーヤーがおすすめな人
PS5をライトに遊んでいる人
寝っ転がりながらゲームをしたい人
TVを使える時間が少ない人

PlayStation Portal リモートプレーヤーの購入がおすすめな人を上記にまとめてみました。リモートプレーヤーは、通信環境があればどこでもPS5で遊べる製品です。リモート専用機ですが、ほとんど遅延がない状態でPS5のゲームを楽しめるのは見事。値段が約3万円と高いものの、毎日のようにPS5で遊ぶ人やテレビの使用機会が限れる人にはおすすめです。

またカウベルでは、おすすめなPS5用ゲームソフトやマウスなども紹介しています。日頃からPS5でよく遊んでいるユーザーは参考にしてください!