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育児・子育てライター

ベビー用品関連企業に勤務する一児のパパ。メーカーとの繋がりを活かし、新米パパママにも各社の違いや商品特性がわかりやすく伝わるよう心がけています。文学部出身で趣味は読書。文章で人の役に立てるようさまざまな分野のライターとして活動中。

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小さい缶の粉ミルクがおすすめの人

小缶の粉ミルクはこんな人におすすめ!
ママの負担を軽くしたい人
足りない母乳を補いたい人
離乳食がなかなか進まないとき

粉ミルクの使用期限は開封後1カ月程度なので、使い切れる量を使うのがおすすめ。そのため、小缶の粉ミルクは、基本は母乳で育てたいミルク混合の育児をしている人に向いています。

ママの負担を軽くしたい人

赤ちゃんにミルクを与えるパパ
参照元: https://www.photo-ac.com/

基本は母乳育児でも、定期的に粉ミルクを使ってママの負担を軽くしたい人には、小缶の粉ミルクがおすすめ。夜間の授乳やママが1人でお出かけするときに、ママ以外の人もミルクを与えられれば、ママの体を休める時間を確保できますよ。また、ママが薬を飲んで母乳を与えられないときにもおすすめです。

足りない母乳を補いたい人

赤ちゃんに母乳を与えるママ
参照元: https://www.photo-ac.com/

母乳育児を目指していても、満足する量の母乳が出るとは限りません。ママの体調によって母乳が出にくくなったり、成長に応じて飲む量も増えて母乳が足りなくなったりする場合も。このように、足りない母乳を補いたいときに小缶の粉ミルクは便利です。

離乳食がなかなか進まないとき

離乳食を食べない赤ちゃん
参照元: https://www.photo-ac.com/

母乳と離乳食を与えていて、足りない栄養を補うときにも小缶の粉ミルクがおすすめ。特に鉄分は母乳にあまり含まれていないため、6カ月以降は食べ物から鉄分を摂取する必要があります。

しかし、子どもによっては思うように離乳食を食べてくれない場合も。粉ミルクは鉄分を多く含んでいるため、離乳食がなかなか進まない場合も栄養不足を補えますよ。

小缶の粉ミルクは何回分?

粉ミルクをすくう
参照元: https://www.photo-ac.com/

生後1カ月ほど 約15回分(1回140ml)
生後5〜6カ月 約12回分(1回200ml)

一般的な缶タイプの粉ミルクの容量は、大缶約800g、小缶約300gほどです。そのため、小缶は完全ミルク育児をする場合、数日で無くなってしまいます。

混合育児の場合も、ミルクを与える頻度によっては大缶がコスパに優れているでしょう。そのため、小缶の粉ミルクは、少ない回数や期間しかミルクを与えない人におすすめです。

小缶の粉ミルクはどこで売っている?

ネットショップやベビー用品専門店

近所のスーパーやドラックストアで小缶の粉ミルクが売られていなくて、困っている方も多いのではないでしょうか。小缶の粉ミルクは、ネットショップやベビー用品専門店で購入するのがおすすめ。近くの店舗に売っているか不安な人は、ネットショップで購入するのが確実でしょう。

小缶の粉ミルクを選ぶポイント

小缶の粉ミルクを選ぶポイント
母乳との近さで選ぶ
商品独自の成分で選ぶ
粉の溶けやすい商品を選ぶ
コスパの良さで選ぶ

母乳と近い味や成分で選ぶ

母乳に近いミルクの説明画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

小缶の粉ミルクは基本母乳で育児をしたい人に向いています。赤ちゃんが飲んでも違和感の無い、より母乳に近い味や成分の商品を選びましょう。国内で販売している粉ミルクは、厚生労働省で定められた成分を満たしていて、どの商品も母乳に近い成分で作られています。

違いはDHAやタウリン、オリゴ糖やヌクレオチドといった、脳の発達を助けたり免疫力を付けたりする成分の配合量の有無や配合量。味だけでなく、色や香りまで母乳に近づけている商品もあるのでチェックしてみてください。

赤ちゃんの状態に合った栄養成分で選ぶ

E赤ちゃんの特徴説明画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

赤ちゃんの体をつくる成分はどの粉ミルクを選んでも、適切な量が含まれています。しかし、体以外の発達を助けたり守ったりする母乳成分の配合は、商品ごとに何を強化しているかで少し異なるんです。

商品ごとに異なる成分には、消化器の免疫細胞を活性化する「ヌクレオチド」や、脳や神経の発達に関連すると考えられている「アラキドン酸」や「DHA」があります。重要視したい点に合わせて商品選びをしてみてください。

赤ちゃんの状態に合った成分を選ぶポイント例
便の調子が悪いなら「ヌクレオチド」
ママがあまり青魚を食べていないなら「DHA」など

粉の溶けやすい商品を選ぶ

ミルクを作っている様子
参照元: https://www.photo-ac.com/

粉ミルクは、調乳時の溶けやすさも重要。粉ミルクを溶かし切っていないとミルクが哺乳瓶の乳首部に詰まってしまいます。小缶の粉ミルクを使う家庭は、頻繁に調乳しないので、粉の溶けにくさはストレスになりやすいです。

コスパの良さで選ぶ

小缶の粉ミルクは、大缶と比べるとグラム当たりの実売価格の高さがデメリット。価格を少し手も抑えたい人は、母乳の近さや栄養成分を考慮したうえで、コスパの良さもチェックしてみてください。

小缶の粉ミルクのおすすめブランド3選

アイクレオ

サポート面が充実した粉ミルクブランド

アイクレオは菓子メーカーとして有名なグリコの粉ミルクブランド。1つ1つの成分を母乳成分に近づけた粉ミルクで、多くのママパパから支持されています。また、専属の栄養士や管理栄養士がアドバイザーとして電話相談を受け付ける、子育て相談室を設置。粉ミルクの品質の高さはもちろん、サポート面も充実しています。

雪印ビーンスターク

1951年から続く母乳研究が強み

1951年から続けられている母乳研究では、年代や地域、ママの栄養状態といったさまざまな角度から調査。母乳成分はもちろん、粉ミルクの体内における働きが母乳に近づくような商品を製造しています。また、安全安心への取り組みも徹底していて、国内では初めて食品安全マネジメントの国際規格を取得。世界基準の安全性で安心感も高い粉ミルクメーカーです。

和光堂

100年以上の歴史がある老舗ブランド

和光堂は100年以上の歴史を誇る老舗ブランド。栄養不足で命を落とす子どもを救うため、安価かつ高品質な粉ミルクを目指して日本初の粉ミルクを作りました。現在も安価で高品質のポリシーは受け継がれていて、母乳成分がバランスよく含まれ、コスパも高い商品は多くのママパパから指示されています。

人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 母乳との近さ 溶けやすさ コスパの良さ
1アイクレオ バランスミルク 小缶(320g) アイクレオアイクレオ バランスミルク 小缶(320g) 1,173 5.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
2雪印ビーンスターク すこやかM1 小缶 雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク すこやかM1 小缶 1,080 4.5/5.0 4.5/5.0 3.5/5.0
3和光堂 レーベンスミルク はいはい 300g 和光堂和光堂 レーベンスミルク はいはい 300g 927 4.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
4森永乳業 はぐくみ 大缶 800G 森永森永乳業 はぐくみ 大缶 800G 2,421円 2,421 4.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
5森永乳業 森永E赤ちゃん 小缶 森永乳業森永乳業 森永E赤ちゃん 小缶 1,427 4.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0

小缶の粉ミルクのおすすめ人気ランキング5選

1アイクレオアイクレオ バランスミルク 小缶(320g)

1,173

★★★★☆4.2
母乳との近さ 5.0溶けやすさ 4.0コスパの良さ 3.5

こんな人におすすめ!
母乳の近さにこだわりた人

母乳の近さにこだわった粉ミルク

母乳の近さにこだわりを持った粉ミルク。味や香り、色も母乳に近づけていて、混合育児でも違和感なく飲めます。また、母乳に含まれる、子どもの成長に必要な5種のヌクレオチド(※)やビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖も配合しています。加えて、小缶のフォローアップミルクも販売しているため、成長してから同じブランドのミルクを続けて飲めるのは嬉しいポイント。

※5'-シチジル酸、5'-ウリジル酸ナトリウム、5'-アデニル酸、5'-イノシン酸ナトリウム、5'-グアニル酸ナトリウムを「バランスミルク」に配合。

2雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク すこやかM1 小缶

1,080

★★★★☆4.2
母乳との近さ 4.5溶けやすさ 4.5コスパの良さ 3.5

こんな人におすすめ!
赤ちゃんの免疫力が気になる人

免疫機能を助ける母乳成分配合

母乳が持っている子どもを守る力に着目した粉ミルクです。長年の母乳研究を反映し、成分の近さはもちろん、体内での働きも母乳に近づけました。免疫機能を助ける働きがあると考えられている母乳成分、オステオポンチンを配合しています。赤ちゃんの免疫力が気になる人におすすめです。

3和光堂和光堂 レーベンスミルク はいはい 300g

927

★★★★☆4.2
母乳との近さ 4.0溶けやすさ 4.0コスパの良さ 4.5

こんな人におすすめ!
できるだけ価格を抑えたい人

コスパの高さが魅力の小缶粉ミルク

母乳を参考に各栄養素をバランスよく配合した粉ミルクです。未発達な新生児期の消化器官に配慮し、消化の負担となるたんぱく質比率を母乳に近づけています。また、母乳に含まれないβ-ラクトグロブリンと呼ばれるたんぱく質を可能な限り低減しているのも特徴。価格も低めなので、なるべく費用を抑えたい人におすすめです。

4森永森永乳業 はぐくみ 大缶 800G

2,421 2,421円

★★★★☆4.0
母乳との近さ 4.5溶けやすさ 3.5コスパの良さ 4.0

こんな人におすすめ!
初乳の栄養素を重要視したい人

初乳に多いラクトフェリンを配合しているのが魅力

1921年から粉ミルクを販売する森永乳業は、半世紀以上に及ぶ母乳研究を粉ミルク成分に反映。初乳に多く含まれているラクトフェリンを配合しているのも特徴で、免疫機能や腸内ビフィズス菌を増やす効果が期待できます。また、脳機能の発達に効果が認められている母乳成分、ルテインも配合。栄養素のバランスと母乳ならではの成分にこだわり抜いた粉ミルクです。

5森永乳業森永乳業 森永E赤ちゃん 小缶

1,427

★★★☆☆3.8
母乳との近さ 4.0溶けやすさ 4.0コスパの良さ 3.5

こんな人におすすめ!
母乳育ちのような腸内環境を目指したい人

母乳育ちのような腸内環境を目指せる

たんぱく質があらかじめ細かく分解されていて、消化やアレルゲン性に配慮された粉ミルクです。4位で紹介したはぐくみと同じように、初乳に多く含まれるラクトフェリンも配合。価格の高さはデメリットですが、母乳育ちのような腸内環境を目指したい人におすすめです。

小缶のフォローアップミルクのおすすめ商品2選

和光堂 フォローアップミルク ぐんぐん 300g

栄養充実のフォローアップミルク

1歳以降に不足しがちな鉄やカルシウムはもちろん、牛乳や食事でも足りなくなりやすい栄養素をしっかりサポートします。栄養面の特徴は、ビタミンCとビタミンDの配合が多い点で、それぞれ鉄とカルシウムの働きを助けます。和光堂の新生児向け粉ミルク同様に、フォローアップミルクのぐんぐんも高品質かつ価格の安いコスパの高さも魅力です。

雪印ビーンスターク つよいこ 小缶

お腹の調子を整えるオリゴ糖配合

雪印ビーンスタークのフォローアップミルクは、新生児用の粉ミルク同様に免疫機能を助けるオステオポンチンや、お腹の調子を整えるオリゴ糖を配合。赤ちゃんの免疫力や腸内環境が気になる人におすすめです。ほかにも鉄分やカルシウムをはじめとした、フォローアップミルクに求められる栄養素もしっかりと含まれています。

まとめ

小缶の粉ミルクのおすすめ商品を紹介しました。短期間しか使わない、母乳メインで粉ミルクを使う頻度が低い人におすすめです。日本の粉ミルクは母乳に近い成分で作られているため、それぞれの商品の特徴を把握して商品を選んでみてくださいね!

Kaubelではほかにも、新生児向け粉ミルクや哺乳瓶のおすすめ商品を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてください。

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