著者

加賀 記事一覧

育児・子育てライター

ベビー用品関連企業に勤務する一児のパパ。メーカーとの繋がりを活かし、新米パパママにも各社の違いや商品特性がわかりやすく伝わるよう心がけています。文学部出身で趣味は読書。文章で人の役に立てるようさまざまな分野のライターとして活動中。

KaubelはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマース アフィリエイトを始めとする各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がKaubelに還元されることがあります。

ベビーヘルメットとは

キッズミオベビーヘルメットを被った子どもが踏み台に手をかけた様子
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーヘルメットは乳幼児期に頭を守るためのヘルメットです。自分で立ったり歩いたりできない赤ちゃんから歩き始めの幼児にかけて、発育の過程で頭を保護するために使用します。

乳幼児期の子どもは、頭の比重が高いだけでなく頭を支える筋力も未発達。何気ない動作でも頭部をぶつけたり転んでしまう可能性があるため、安全性を確保するために便利なベビーグッズです。

ベビーヘルメットのメリットとデメリット

子どもの頭を危険から守ってくれるのがメリット

寝転がって泣いている赤ちゃん
参照元: https://pixabay.com/

ベビーヘルメットは、子どもの成長に応じて生まれる危険から優しく守ってくれるのがメリット。乳児期の頭部は柔らかく骨も不完全なので、ちょっとした衝撃であっても、子どもにとっては大きなダメージになる場合があります。

また、一般的なスポーツヘルメットと違い、室内用ベビーヘルメットはデザイン性も考慮された商品が多くあります。そのため可愛く着飾れるのも嬉しいポイントです。

夏場は蒸れてしまうのがデメリット

寝ながら笑っている赤ちゃん
参照元: https://www.photo-ac.com/

子どもの頭を守ってくれるベビーヘルメットは、常に頭部が覆われている状態です。そのため、夏場は汗をかきやすく頭部が蒸れて肌トラブルの原因になる場合も。

また、子どもの成長スピードは速く頭のサイズも急速に変わっていくため、成長とともに頻繁にサイズ変更が必要です。そのため、ベビーヘルメットを選ぶ際は、通気性の良い製品やサイズ調整ができる製品を選びましょう。

ベビーヘルメットの選び方

対象年齢で選ぶ

ベビーヘルメットは、月齢や年齢に合わせて選ぶようにしましょう。成長段階にぴったりなベビーヘルメットのサイズを選ぶのはもちろん、形状も異なります。また安全性の観点からも、商品ごとに決められた対象年齢を守って選びましょう。

6ヵ月前後なら寝返りを妨げない形状がおすすめ

ベビーヘルメット被って寝転がっている赤ちゃん
参照元: https://item.rakuten.co.jp/

6ヵ月前後は、寝返りやお座りといったまだ動きが少ない時期です。寝転んだ状態でいる場面も多いので、寝返りや寝転ぶのを妨げない形状がおすすめ。対象年齢の確認とともに、形状をチェックしましょう。

1歳以降はより衝撃に強い商品がおすすめ

niccoのベビーヘルメットを被る女の子
参照元: https://www.amazon.co.jp/

1歳以降は、歩き回れるようになり行動範囲も広がって、目を離したすきに転んだり、ぶつけたりしますよね。動きも激しくなるため、衝撃に強い素材のベビーヘルメットがおすすめ。また、三輪車や自転車などの乗り物に乗る機会も増えるため、乗り物に乗るとき用のヘルメットとしても使える商品を選びましょう。

頭囲に合わせて選ぶ

サイズ調節可能な商品なら長く使える

サイズ調節が可能なベビーヘルメット
参照元: https://www.amazon.co.jp/

子どもの年齢に応じた標準的な頭囲

月齢・年齢 サイズ
新生児〜3ヶ月 36〜42cm
3ヶ月〜6ヶ月 42〜44cm
6ヶ月〜1歳 44〜46cm
1歳〜2歳 46〜50cm

ベビーヘルメットには、対象年齢以外に頭囲のサイズ感も決まっています。子どもの頭囲に合わせたサイズを選びましょう。乳幼児期の子どもは成長の個人差が大きく、頭囲も人それぞれです。対象年齢だけではなく、自分の子どもの頭囲を必ず計測しましょう。

商品によっては頭囲サイズを一定の範囲で調整できるベビーヘルメットもあります。子ども頭囲と最低対象頭囲が近いベビーヘルメットなら、比較的長く使えるでしょう。

安全性で選ぶ

ベビーヘルメット選びに外せないポイントは安全性。しかし、衝撃の吸収力や素材の安全性は見た目だけでは分かりません。商品の安全性が気になるのなら、安全基準やどんな検査を受けているのかを確認しましょう。

安全性で選ぶポイント
CEマーク
SGマーク
ホルムアルデヒド検査

CEマークはEU加盟国の法律に適合した基準

CEマークとは、EU加盟国の法律に適合した商品に付けられるマークです。EU市場に輸出させるために必須のマークで、ヘルメットだけでなく、医療機器や家電製品、おもちゃなど、さまざまな製品が対象となっています。つまり、CEマーク付きのベビーヘルメットは、日本だけでなくEU加盟国である外国からも認められている安全性の目安となる基準です。

SGマークは日本の消費生活用製品の安全基準

SGマークは国内の一般財団法人が運営する製品安全基準です。CEマーク同様に、ベビーカーや抱っこ紐といった、さまざまな製品ごとに細かな基準が設けられており、ヘルメットでは自転車用としての基準で審査されています。

SGマーク付きのベビーヘルメットは、屋外での使用を前提に検査されているため、衝撃吸収性や外れにくさといった、衝撃への備えが重視されています。外遊びで使いたい場合は確認したいマークです。

乳幼児用布製品に行われるホルムアルデヒド検査

ホルムアルデヒドは衣料品の加工過程で使われる化学物質です。しわや縮みを抑制する効果がある一方、小さな子どもには刺激が強いため、ベビー衣料では大人用に比べて使用量が厳しく制限されています。

室内用のベビーヘルメットは、コットンをはじめとした繊維を使用している商品が多いです。布製のベビーヘルメットを購入する際は、ホルムアルデヒド検査済み商品を選ぶ基準にすると良いでしょう。

軽さで選ぶ

軽いベビーヘルメットなら子どもの負担にならない

超軽量なベビーヘルメット
参照元: https://www.amazon.co.jp/

軽いベビーヘルメットは、頭が重くならず子どもが動くときの妨げになりません。子どもの月齢に対してあまりにも重すぎると、頭を支えられない心配があります。また、付けるのを嫌がる可能性もあるので、重さを確認するのも重要なポイント。

しかし、ある程度の重さのあるヘルメットなら、クッション材をより多く使っているため衝撃吸収力は高く、軽量であれば良いわけではありません。室内用のベビーヘルメットは100g前後が主流なので、全体的に軽い商品は多いです。

また、外遊びでも使えるタイプは、より強い衝撃に耐えるために、1歳前後用のベビーヘルメットでも300g程度ある商品が多くあります。そのため、子どもの体重や成長に応じて軽すぎず、重すぎない商品を選びましょう。

素材で選ぶ

通気性や吸水性の優れている素材がおすすめ

通気性に優れたベビーヘルメット
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーヘルメットのデメリットである、蒸れて汗をかきやすい点を補ってくれるのが、通気性や吸水性に優れた素材です。コットン製のベビーヘルメットは、通気性と吸水性に優れるため、汗っかきの子どもでも快適に使えます。コットンの中でもガーゼは、より通気性を高め肌触りも柔らかく、かぶれをはじめとした肌トラブルが心配な子どもにはおすすめですよ。

また、頭と接する面にはポリエステル素材のメッシュ地を採用しているタイプもあります。コットンに比べると吸水性には劣りますが、通気性は高いので汗をかきにくく、暑い季節にはぴったりです。

そして、外遊び用で使えるベビーヘルメットは、大人用のヘルメット同様に衝撃吸収性を重視した素材が多くあります。吸水性のあるインナーパットが付いていれば、蒸れや汚れを抑制できますよ。

ベビーヘルメットのおすすめメーカー3選

ケラッタ

ケラッタブランドロゴ画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

高品質低価格が魅力のベビー用品メーカー

フィンランド語で集めたり蓄積したりする意味をもつkerataがメーカー名の由来。子育てに寄り添う製品を作るために、ママパパの声を集めて製品作りに活かしたいという思いが込められています。

ケラッタ製のベビー用品は、常にママパパ目線で作られた品質の高さが魅力。ベビーヘルメットにおいても、子どもの付け心地よさはもちろん、ママパパが安心できる製品を作っています。また、オンラインをメインに販売しているため、低価格を実現している点もケラッタのおすすめポイントです。

angerolux

angeroluxブランドロゴ画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

子育て道具輸入企業が展開するブランド

angeroluxは、海外のベビー用品や雑貨を輸入販売している株式会社コントリビュートが展開する、ベビー用品ブランド。海外のベビー用品の知見を活かしながら、子どもたちの未来のために信頼できる製品を作りたいという、ママパパ目線で製品づくりをしています。

6重ガーゼを使った、ふんわり素材のスリーパーやフード付きバスタオルといった、ベビー用品を中心に展開。優しい色合いのカラーバリエーションも魅力のひとつです。

Thudguard

Thudguardのベビーヘルメット
参照元: https://www.amazon.co.jp/

世界で販売されている英国発ベビーヘルメットブランド

Thudguardは、世界45ヶ国で売れているベビーヘルメットを販売するイギリスブランド。株式会社コントリビュートが展開するベビー用品ブランドのひとつです。

世界中で販売されているため、CEマークはもちろん、複数の安全基準や試験に準拠してます。そのため、安全性を重視したいママパパには特におすすめできるメーカーです。

人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 安全性 軽さ 通気性 洗いやすさ
1ケラッタ ibul ごっつん防止ヘルメット ケラッタケラッタ ibul ごっつん防止ヘルメット 1,480 4.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
2angerolux クラウン ベビー ヘルメット angeroluxangerolux クラウン ベビー ヘルメット 4,545 4.5/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0
3Thudguard ハイハイヨチヨチ専用ヘルメット ILA001 ThudguardThudguard ハイハイヨチヨチ専用ヘルメット ILA001 7,318 5.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
4BabyGoo 赤ちゃん ヘルメット ヘッドガード BabyGooBabyGoo 赤ちゃん ヘルメット ヘッドガード 1,280 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
5OGK KABUTO picot OGK KABUTOOGK KABUTO picot 4,745 5.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
6クミカ工業 nicco ハードシェル ベビーヘルメット グリーンイエロー KH002 クミカ工業クミカ工業 nicco ハードシェル ベビーヘルメット グリーンイエロー KH002 5,940 5.0/5.0 2.5/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0

ベビーヘルメットのおすすめ人気ランキング6選

1ケラッタケラッタ ibul ごっつん防止ヘルメット

1,480

★★★★☆4.5
安全性 4.0軽さ 5.0通気性 4.5洗いやすさ 4.5

使い心地と安全性を両立したベビーヘルメット

ケラッタのベビーヘルメットは、適合サイズ42cm~50cmの室内用商品。頭に接する内側にはメッシュ生地を採用し、厚さ2cmのクッションでしっかりガード。あご紐部分と本体に使われているイブルガーゼと呼ばれる独自のガーゼは、手洗いするたびに柔らかくなじみ、子どもの頭に合わせてフィットしていきます。

クッション材には衝撃吸収性と軽量性に優れたポリウレタンを採用し、他社製と比べても軽い65gを実現。ホルムアルデヒド検査にも合格しており、安全性と快適性を両立しています。好みに合わせて5つのデザインから選べるのも魅力です。

2angeroluxangerolux クラウン ベビー ヘルメット

4,545

★★★★☆4.4
安全性 4.5軽さ 4.0通気性 5.0洗いやすさ 4.0

日本製の高品質ベビーヘルメット

angeroluxのベビーヘルメットは、適合サイズ40cm~50cmの7カ月頃から使える室内用商品。王冠型の本体はすべて多重織りのガーゼを採用し、頭頂部には隙間があるので吸水性も通気性も抜群。ふっくらとしたデザインは衝撃吸収力と可愛らしさを兼ね備えています。

あご紐は面ファスナーで調整できて伸縮性がある素材なので、適合サイズも広く長く使えます。ベビーヘルメットは海外製の商品が多いため、日本製で高品質な点も魅力で、プレゼントにもぴったりです。

分厚く衝撃吸収力に優れますが、頭頂部には軽量ウレタンを採用しており、全体の重量は100gと平均的な軽さを実現しています。安全性を重視しているママパパはもちろん、子どもにもうれしい製品です。

3ThudguardThudguard ハイハイヨチヨチ専用ヘルメット ILA001

7,318

★★★★☆4.3
安全性 5.0軽さ 4.0通気性 4.0洗いやすさ 4.0

国際基準の高い安全性が魅力なベビーヘルメット

Thudguardのベビーヘルメットは、適合サイズ40cm~50cmの7カ月頃から使える室内用商品。CEマークはもちろん、イギリスの身体保護用具に関する安全基準DTI PPE Category II (89/686/EEC)や、燃焼性試験や抗菌性試験を検査するSGS試験(BSEN71 / 2 & 3)にも準拠しているイギリスブランドの商品。

世界45か国で30万個以上の販売実績があり、世界中のベビーを頭ごっつんから守ってきたベビーヘルメットです。また、重さは95gと軽量で、4枚のパーツが頭の形状に合わせてフィットするので付け心地が良いのも嬉しいポイント。360度しっかりとカバーするので、安全性を重視するママパパにもおすすめです。頭をすっぽりとガードできますが、全体にたくさんの通気口が空いているので、快適性も確保できますよ。

4BabyGooBabyGoo 赤ちゃん ヘルメット ヘッドガード

1,280

★★★★☆4.0
安全性 4.0軽さ 4.0通気性 4.0洗いやすさ 4.0

小児科医共同開発で安心感のあるベビーヘルメット

BabyGooのベビーヘルメットは、対応サイズ42cm~60cmの室内用商品。小児科医と共同開発した信頼度の高さが特徴です。中心部に高密度軟質ウレタンフォームを採用し、第三者機関による衝撃吸収試験を重ね、従来型製品に比べて2倍以上の衝撃吸収性を実現しています。

肌に触れる部分は全面メッシュで蒸れにくく、サイズを調整するマジックテープは肌に刺激の少ないタイプを採用。ホルムアルデヒド検査にも合格しており、デリケートな肌の子どもでも安心です。

実用性重視のデザインで、おしゃれを楽しみたい人には物足りなさも感じますが、価格は1,500円前後に抑えられているので普段使いにぴったりです。

5OGK KABUTOOGK KABUTO picot

4,745

★★★☆☆3.5
安全性 5.0軽さ 3.0通気性 3.0洗いやすさ 3.0

XXSサイズでコンパクトな外遊び向きヘルメット

OGK KABUTOのベビーヘルメットは、適合サイズ45cm~47cmで1歳頃から使える外遊びや自転車用の商品。頭の小さな子どものために作られたコンパクトなヘルメットです。また、SGマーク付きなので、安全面を重視している人にもおすすめ。

加えて、サイズ調整は柔らかいゴムで圧迫感が小さく、あご部分のバックルもシリコンカバー付きで痛くありません。さらに、柔らかいインナーパット付きなので、小さな頭にもぴったりフィットして、汗をかいたら洗えるので清潔に保てます。

しかし、室内では使いにくい点と対応サイズが狭いのはデメリット。対象年齢の目安は12か月〜2才くらいと幅はあるので、お子さんによっては長く使えますよ。

6クミカ工業クミカ工業 nicco ハードシェル ベビーヘルメット グリーンイエロー KH002

5,940

★★★☆☆3.4
安全性 5.0軽さ 2.5通気性 3.0洗いやすさ 3.0

外遊びにぴったりのおしゃれなベビーヘルメット

niccoのベビーヘルメットは、適合サイズ46cm~50cmで1歳頃から使える外用の商品。帽子感覚でかぶれるおしゃれなヘルメットですが、SGマークも付いた自転車対応タイプで、強い衝撃にもしっかりと対応しています。

近年ではトレーニングバイクをはじめとした低年齢向けの2輪おもちゃが増えてきており、小さなうちから外で体を動かして遊ばせたい人におすすめ。また、同乗機付き自転車で保育園の送り迎えをする際や、公園の遊具で遊ばせる際にも使えます。

しかし、固めの素材なので310gと重さがあり、1歳頃にならないと使えない点や、室内では使いづらい点はデメリット。トレーニングバイクに乗れるくらいに成長したタイミングで使い始めると良いでしょう。

まとめ

今回は、ベビーヘルメットの選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しました。乳幼児の頭部を守ってくれるベビーヘルメットは、通気性の良い素材や軽い商品がおすすめです。子どもが快適に使えるベビーヘルメットを選んで、思いっきり遊ばせてあげましょう!

そのほかにも、子どもが安全に過ごすためのサポートグッズはさまざまあります。ベビーヘルメットのようにまだまだ世に浸透していないアイテムもあったりするので、ぜひチェックしてみてくださいね。

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
本記事の内容やランキング順位はメーカーからの商品提供、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。意図的なランキング操作を目的とした交渉は固くお断りしております。
本記事内の商品は各ECサイトが提供するAPIを使用し価格やリンクを自動生成しております。取得後に価格変動があった場合等、本記事と情報とは異なることがありますため、最新の商品価格・詳細情報については、販売店やメーカーをご確認ください。