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藤田 結可 記事一覧

Kaubel編集部キッチン・家電ライター

料理と音楽が好きなキッチン・家電ライターです。最近はコーヒーとフランス料理に熱中しています。最新家電や便利な調理器具の気になるポイントをとことん調べて、厳選したおすすめアイテムをご紹介します!

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コーヒー急須のメリット

コーヒー急須からコーヒーを注ぐ
参照元: https://www.amazon.co.jp

コツいらずで手軽にコーヒーを淹れられる

コーヒー急須は、手軽さが最大の魅力です。急須に直接コーヒー粉を入れてお湯を注ぎ、数分間待つだけで完成。ハンドドリップのようにお湯を注ぐタイミングや量の調節が不要なので、誰でも簡単にコーヒーを淹れられます。

また、コーヒー急須は注ぎ口にステンレスフィルターが付いているため、ペーパーフィルターを用意する手間が省けるのも便利なポイント。

雑味が取れてまろやかに仕上がる

コーヒー急須で使用されている「常滑焼」や「萬古焼」といった陶器は、表面に小さな穴が空いています。穴の凹凸が雑味や渋みの元を吸着して、コーヒーをまろやかな味に仕上げてくれます。

パーツが少なくお手入れが簡単

パーツが少なくて簡単にお手入れできるのもコーヒー急須のメリットです。急須に水を入れてすすぎ、コーヒー粉を洗い流すだけでお手入れが完了。短時間でパパっと洗えるので、毎日手軽に使えますよ。

水出しコーヒーも作れる

コーヒー急須があれば、水出しコーヒーも手軽に楽しめます。コーヒー粉に水を注いで冷蔵庫に一晩おくだけで、美味しい水出しコーヒーの完成です。

コーヒー急須のデメリット

注意マークを持つ女性
参照元: https://www.photo-ac.com/

ハンドドリップより風味が劣る

コーヒー急須はスピーディーに抽出するため、ゆっくり淹れるハンドドリップに比べて風味が劣るのはデメリット。コーヒーの香りをしっかり出したいときは、最初に少量のお湯で30秒ほど蒸らすと良いですよ。

本体の価格が高い

陶器製のコーヒー急須は一つ一つが職人による手作りのため、価格が高いのも気になるポイント。2023年5月の時点では5000円〜1万円台が相場で、ハンドドリップの道具を一式揃えるより高くなる場合もあります。

一度に淹れられる量が少ない

コーヒー急須は、一度に淹れられる量が限られるのも注意したいポイント。コーヒー急須の容量は400ml前後が主流で、マグカップは1杯あたり150〜200mlほど入るため、1回で2杯分のコーヒーを淹れられる計算です。

3人以上で飲む場合や、何杯かおかわりをしたいときは、数回に分けてコーヒーを淹れる必要があります。

コーヒー急須の使い方

コーヒー急須の使い方はとても簡単です。蒸らし工程を含めてもたったの4ステップと、手軽にコーヒーを飲みたい方にぴったり。抽出時間は急須によって多少変動するので、商品説明をチェックしてみてください。

1 コーヒー粉を急須に入れる(粗挽きがおすすめ)
2 表面が湿るように少量のお湯を掛けて30秒蒸らす
3 飲みたい量のお湯を急須に注ぐ
4 2〜3分間放置してカップに注ぐ

コーヒー急須選びのポイント

飲みたい量に合ったサイズをチェック

急須からコーヒーを注ぐ
参照元: https://www.amazon.co.jp/

コーヒー急須の容量は350〜450ml程度が主流ですが、中には500ml以上入る大容量タイプもあります。コーヒーカップ1杯分は約150mlなので、家族の人数や飲みたい量に合わせて選んでみてください。

常滑焼と萬古焼の特徴をチェック

コーヒーがまろやかに仕上がる「常滑焼」

常滑焼のコーヒー急須
参照元: https://item.rakuten.co.jp/

常滑焼(とこなめやき)は、愛知県常滑市の周辺で作られている陶器です。陶土に含まれる鉄分がコーヒーのタンニンと反応することで、渋みや雑味が取れてマイルドな味に仕上がります。

耐久性と保温性に優れた「萬古焼」

萬古焼のコーヒー急須
参照元: https://www.amazon.co.jp/

萬古焼(ばんこやき)は、三重県四日市市を中心に生産されている陶器です。非常に固い陶器で、耐久性に優れているのが特徴。また、保温性も高いためコーヒーの温かさをキープしてくれます。

二重フィルターなら雑味を2段階で取り除ける

二重フィルター付きの急須にお湯を注ぐ
参照元: https://item.rakuten.co.jp/

雑味がなくすっきりとしたコーヒーを味わいたい方には、二重フィルターのコーヒー急須がおすすめです。一般的な商品の場合は、注ぎ口のフィルターだけでろ過しますが、二重フィルターのタイプは、茶こしのようなパーツが付属しています。

そのため、コーヒーが茶こしと注ぎ口のフィルターで2回抽出され、より雑味が取れてクセのない味に仕上がります。

コーヒー急須のおすすめ6選

富仙窯 常滑焼 お手入れがラクな珈琲急須

マイルドな仕上がりでお手入れも簡単

コーヒーの渋みが取れてマイルドに仕上がる、常滑焼のコーヒー急須です。注ぎ口が広く、ステンレス製のフィルターも簡単に取り外せてお手入れも簡単。

また、持ち手は二重構造になっていて、コーヒーを注ぐときに指が熱くなりません。使いやすさを重視して選びたい方はぜひチェックしてください。

四日市 萬古焼 コーヒー急須

軽量コンパクトでキャンプにもおすすめ

50年を超える急須作りの歴史を持つ「沫山陶苑」が手掛けるコーヒー急須。約5500円と比較的リーズナブルな価格で、初めてコーヒー急須を買う方も試しやすいです。

また、サイズ12cm×9.5cm、重さ245gと軽量コンパクトで、持ち運びにも便利。キャンプに持っていけば、大自然の中で淹れたてのコーヒーを味わえますよ。

常滑焼 コーヒーポット

コーヒーカップ3杯分を淹れられる大容量タイプ

容量500mlと、一般的な商品より大きめのコーヒー急須です。150mlのコーヒーカップなら3杯分淹れられるので、家族で飲みたい方や、おかわりしたい方にもぴったり。

コーヒーカップへ少量ずつ交互に注ぎ分けると、均等な濃さでコーヒーを淹れられますよ。青みがかったおしゃれなデザインで、プレゼントにもおすすめです。

メイダイ 常滑焼 旨味引き出す珈琲急須

コーヒーがまろやかに仕上がる常滑焼の急須

常滑焼のコーヒー専用急須です。常滑焼に含まれる鉄分がコーヒーの雑味や渋みを取り除いて、まろやかな味わいに仕上がります。

また、持ち手に指を掛けるへこみが付いているため持ちやすく、コーヒーを安定して注げるのも便利なポイント。

一心窯 常滑焼 焼締コーヒー急須

美味しさを引き出す工夫が満載

常滑焼の伝統工芸士、土平栄一さんが作り上げたコーヒー急須。120メッシュの微細なステンレスフィルターでコーヒー粉を濾すため、コーヒー本来の風味や旨みをダイレクトに味わえます。

また、陶土の表面に空いた小さな穴により、コーヒーの渋みや雑味が吸収されるのも嬉しいポイント。価格は約7700円と高めですが、美味しさや見た目の高級感にこだわって選び方へおすすめです。

四日市のばんこ焼 珈琲急須

洋風のインテリアにもなじむデザインが特徴

約5500円と比較的安価で手に入るコーヒー急須。形は昔ながらの急須型ですが、ツルンとした質感で和室だけでなく洋風のインテリアにも自然になじみます。

サイズは幅17.5cm×奥行13.5cm×高さ9.5cmと大きめで、コーヒーをたっぷり淹れられるのも嬉しいポイント。安くておしゃれなコーヒー急須を探している方におすすめです。

まとめ

今回は、コーヒー急須の選び方と、おすすめ商品6選を紹介しました。お家で淹れるコーヒーといえばハンドドリップやコーヒーメーカーをイメージしますが、手軽さとスピードを重視するなら、コーヒー急須も要チェックです!

また、コーヒー豆の保存に欠かせない「コーヒーキャニスター」や、ハンドドリップに必要な道具が揃う「コーヒー道具セット」のおすすめ商品も紹介しています。家で本格的なコーヒーを淹れてみたい、という方はこちらもぜひチェックしてください。

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