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育児・子育てライター

ベビー用品関連企業に勤務する一児のパパ。メーカーとの繋がりを活かし、新米パパママにも各社の違いや商品特性がわかりやすく伝わるよう心がけています。文学部出身で趣味は読書。文章で人の役に立てるようさまざまな分野のライターとして活動中。

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新生児向け粉ミルクはいつまで飲ませる?

9カ月〜1歳頃までが目安

新生児向け粉ミルクを飲ませるのは9カ月〜1歳頃までが目安。離乳食が大人と同じ3回食になると食事だけで栄養を摂れるようになります。そのため、3回食になる9カ月以降を目安に新生児向け粉ミルクを卒業して、フォローアップミルクに切り替える人が多いです。

新生児向け粉ミルクを選ぶポイント

容器は6タイプから選べる

缶タイプ コスパが良い
詰替タイプ ゴミが少なくエコ
個包装タイプ 持ち運びに便利
液体ミルクパックタイプ 外出用にぴったり
液体ミルク缶タイプ 賞味期限が長く災害用にぴったり
液体ミルクパウチタイプ スリムで保存場所に困らない

缶タイプはコスパの高さが魅力

雪印メグミルクの粉ミルクのぴゅあ
参照元: https://www.photo-ac.com/

メリット デメリット
・コスパが良い ・1カ月ほどで使い切らなければならない

缶タイプは、コスパの良さが魅力。ほかの容器タイプと比べ、グラム当たりの価格が安いです。2缶3缶とセット販売になるとさらに安くなる場合も。そのため、離乳食が始まる前の時期や、母乳よりも粉ミルクを使う頻度の高い家庭におすすめです。

しかし、1度開けたら1カ月程度で使い切らなければいけません。そのため、使用頻度が低い家庭には向かないです。

詰替タイプはゴミが少ないエコ製品

森永はぐくみエコらくパック商品画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・ゴミがコンパクトでエコ
・缶タイプに比べてスマートに保管できる
・缶タイプに比べて価格が高い

詰め替えタイプは、円柱型の缶タイプに比べると場所を取らないので、買い置きしてもスマートに保管できます。また、大容量なので缶タイプと同様に使う頻度が高い人におすすめです。

加えて、買い替えのたびに缶ゴミが出る缶タイプに比べ、コンパクトに捨てられるので、エコなのも魅力のひとつ。しかし、缶タイプよりも価格が少し高いのはデメリットです。

個包装タイプは持ち運びに便利

和光堂はいはいの個包装
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・持ち運びしやすい
計量が必要ない
・コスパが悪い

個包装タイプは持ち運びしやすい点がメリットです。外出先で使いたいなら個包装の方が衛生的。計量する必要がないので手軽なのも嬉しいポイントです。

また、使い切りか数回分で個包装されているため、母乳がメインで粉ミルクを使う頻度の低い人にもおすすめ。しかし、コスパの良い缶タイプと比べて、倍以上の価格になる場合もあるのはデメリットです。

液体ミルクパックは外出用にぴったり

アイクレオ液体ミルクパック商品画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・調乳の必要がない
・常温で飲める
・持ち運びしやすい
・価格が高い

液体ミルクパックタイプは、そのまま哺乳瓶に入れるだけで飲める手軽さがメリットです。常温で飲めるので、温める必要もありません。お湯が用意できない車や電車の中はもちろん、災害時の非常用としても活躍します。

また、パックにそのまま乳首をつけられる専用のアタッチメントを使えば、哺乳瓶が無くてもミルクを飲ませられるのは嬉しいポイント。加えて、コンパクトで持ち運びもしやすく、外出先でゴミの処分もしやすい点がメリットです。

液体ミルク缶タイプは賞味期限が長く災害用にぴったり

ほほえみ液体ミルク缶商品画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・調乳の必要がない
・賞味期限が長い
・常温でも飲める
・持ち運びしやすい
・価格が高い
・ゴミの分別が必要

液体ミルク缶タイプは、パックタイプよりも賞味期限が1年程度と長く、万が一の際の保存食としておすすめ。常温でも飲めますが、温めてあげたい場合はストーブやカイロをはじめ、お湯に直接入れても大丈夫なので非常時の備えとしてぴったりです。加えて、アタッチメントも販売しているので、そのまま乳首を装着して飲めるのも嬉しいポイント。

しかし、パックタイプよりも容量が多いため、新生児期の赤ちゃんは飲みきれません。開封後はすぐに飲みきらなければいけないため、日常使いではなく非常時用として備えておくのがおすすめです。

液体ミルクパウチタイプはスリムで保存場所に困らない

はぐくみ液体エコらくパウチタイプ商品画像
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・スリムで保管場所に困らない
・ゴミがかさばらずエコ
・哺乳瓶を用意しなければならない

液体ミルクパウチタイプは、スリムなパウチ袋なので、保存場所に困らないのが特徴。ゴミはかさばらず、エコなのも魅力のひとつです。

また、内容量も100mlと少なめのため、まだ飲む量が少ない新生児にもぴったり。しかし、液体ミルクのパックや缶タイプと違い、乳首を直接付けられないので、哺乳瓶を用意しなければなりません。

ミルクのタイプは3種類

粉タイプ 溶けやすい
キューブタイプ 計量が簡単
液体タイプ そのまま飲めて非常時に便利

粉タイプは溶けやすいのが魅力

粉ミルクをスプーンですくう様子
参照元: https://www.photo-ac.com/

メリット デメリット
・溶けやすい
・飲む量に合わせて調乳できる
・商品種類が多い
・計量に手間がかかる

粉タイプは、お湯で溶かすタイプの中でも溶けやすい点がメリット。飲む量に合わせて微調整もしやすいので、飲み足りなかった場合も追加で作りやすいです。また、粉タイプはさまざまなメーカーから販売されているため種類も多く、子どもに合った新生児向け粉ミルクを選べます。

しかし、計量に手間がかかる点はデメリット。新生児期は3時間毎にミルクを飲むため、毎日夜中に暗い室内でミルクを作らなければいけません。そのため、テーブルやキッチンが粉ミルクだらけになってしまうのは日常茶飯事。粉タイプでも個包装の使い切りタイプは、計量の手間が省けます。ただし、価格が高いため普段使いには向きません。

キューブタイプは計量の負担を軽減できる

キューブタイプの粉ミルクが入った哺乳瓶
参照元: https://www.photo-ac.com/

メリット デメリット
・軽量が楽ちん
・持ち運びに便利
・粉タイプに比べて価格が高い

キューブタイプは、粉タイプのデメリットである計量の手間を解決した粉ミルクです。キューブ1個の容量が決まっているため、使う個数で簡単にミルクの量を調整できます。また、計量時にこぼしてしまったり、湿気を含んだ粉ミルクが哺乳瓶のふちや、計量スプーンにくっついてしまったりする心配もなく衛生的です。

加えて、キューブタイプは個包装で持ち運びに便利。帰省やホテルなど、お湯がありミルクを作りやすい環境への外出にぴったりなタイプですよ。ただし、粉タイプと比べて価格が高いのはデメリットです。

液体タイプは手軽で非常時にぴったり

ほほえみ液体タイプを飲む赤ちゃん
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット デメリット
・調乳の必要がない
・常温でも飲める
・価格が高い

液体タイプは、ミルクを作る手間がなく、温める必要もない手軽さ。日本では2018年に法改正され初めて販売できるようになったタイプです。お湯を沸かさずにそのまま飲ませられるため、ミルクを作る手間がかかりません。

また、お湯を沸かせない外出時や、災害時の備えとしても使えるのが嬉しいポイント。しかし、手間がかからない分、価格は高く普段使いには向きません。そのため、いざというときの備えとして購入しておくのが良いでしょう。

新生児向け粉ミルクのおすすめメーカー3選

森永乳業

豊かな社会づくりを目指す老舗メーカー

森永乳業は、1917年創業の老舗乳製品メーカーです。新生児向け粉ミルクも1921年から販売をはじめ、100年以上の歴史を誇ります。

また、新生児向け粉ミルクでは国内で初めて(※)環境に配慮した詰替えタイプを発売。加えて、粉ミルクや離乳食の疑問に答える、栄養士による栄養相談会を全国各地で開催したり、小学校向けに食品に関する授業を無償提供したりと、食を通して豊かな社会づくりに貢献しています。

※2020年6月現在

明治

徹底した研究で母乳に近づけた製品が特徴

明治は、チョコレートやヨーグルト、医薬品などを販売している食品、医薬品メーカー。「健康にアイデアを」をスローガンに、明治は食品を通じて健康を支えたいという理念を持っています。

また、粉ミルクの開発には6,000人以上の母乳を調査。加えて、20万人以上の子どもに実際に飲ませて発育を調べています。医薬品を扱うメーカーならではの研究開発力を活かし、母乳に近い成分かつ、子どもの発育を助ける粉ミルクを販売していますよ。

グリコ

高品質な粉ミルクを販売する食品メーカー

グリコは、「すこやかな毎日、ゆたかな人生」をスローガンに、おいしさと健康を提供する国内大手食品メーカーです。お菓子でなじみのあるメーカーですが、品質にこだわった粉ミルク「アイクレオ」も販売しています。

また、子育てに関する悩み相談を受け付けるサポート窓口の設置や、オンラインで子どもの食に関する疑問を相談できるイベントも実施。製品だけでなく、さまざまな角度からママパパの育児をサポートしているメーカーです。

人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 コスパ 手軽さ 溶けやすさ
1森永 森永はぐくみ液体ミルク エコらくパウチ 森永森永はぐくみ液体ミルク エコらくパウチ 1067 3.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
2明治 明治ほほえみ らくらくミルク 明治明治 ほほえみ らくらくミルク 1,379円 282 3.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
3グリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク グリコグリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク 2,466 2.5/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
4雪印メグミルク ぴゅあ 雪印メグミルク雪印メグミルク ぴゅあ 1,927 5.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
5雪印ビーンスターク 液体ミルク すこやかM1 雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク 液体ミルク すこやかM1 6,273 2.5/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
6和光堂 レーベンスミルク はいはい 810g 和光堂和光堂 レーベンスミルク はいはい 810g 1,818 4.5/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
7明治 明治ほほえみ 明治明治 ほほえみ 6321 4.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
9雪印ビーンスターク すこやかM1 大缶 雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク すこやかM1 大缶 2,250 3.5/5.0 3.0/5.0 4.5/5.0
8森永 森永はぐくみ エコらくパック はじめてセット 森永森永はぐくみ エコらくパック はじめてセット 1918 3.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
10明治 明治ほほえみ らくらくキューブ(特大箱) 明治明治 ほほえみ らくらくキューブ(特大箱) 5100 3.5/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
11グリコ アイクレオバランスミルク 大缶 グリコグリコ アイクレオバランスミルク 大缶 2,336 3.5/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
12森永 森永 E赤ちゃん エコらくパック はじめてセット 森永森永 E赤ちゃん エコらくパック はじめてセット 3680 3.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0

新生児向け粉ミルクのおすすめ人気ランキング12選

1森永森永はぐくみ液体ミルク エコらくパウチ

1067

★★★★☆4.3
コスパ 3.0手軽さ 5.0溶けやすさ 5.0

保管の場所を取らない液体タイプ

森永はぐくみ液体ミルクエコらくパウチは、哺乳瓶に注いでそのまま飲める、液体タイプの新生児向け粉ミルクです。1袋100mlと少なめなので、子どもの成長に合わせて量を調整しやすく、薄型で保管や持ち運びもしやすい製品。外出時はもちろん、災害に備えた備蓄用としても便利です。

また、アルミパウチを採用しているためゴミも少なく、製造時にも二酸化炭素排出量を削減したエコな製品。同じ液体タイプの缶やパックに比べて、保管に場所を取りません。

2明治明治 ほほえみ らくらくミルク

★★★★☆4.2
コスパ 3.0手軽さ 4.5溶けやすさ 5.0

アタッチメントを付けてすぐ飲める液体タイプ

明治ほほえみらくらくミルクは、そのまま飲める液体タイプのミルクで、成長に応じて200mlと120mlを選べます。また、別売りのアタッチメントを装着すれば、缶のままですぐに飲ませられるのが魅力。外出中はもちろん、夜中のミルクでも子どもを待たせずにベッドの上ですぐに飲ませられます。賞味期限も1年半と長く頑丈なスチール缶を採用しているので、災害時の備えとしてもぴったりです。

明治ほほえみは、粉タイプやキューブタイプとバリエーションも豊富。そのため、ミルクのブランドを変えずにシーンに応じて使い分けができる点も嬉しいポイントですよ。

3グリコグリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク

2,466

★★★★☆4.2
コスパ 2.5手軽さ 5.0溶けやすさ 5.0

母乳に近い味と栄養成分のアイクレオ液体タイプ

グリコアイクレオの液体タイプは、一般的な液体ミルクとは異なり、ミルク本来の白さを実現。超高温短時間殺菌でミルク本来の色はもちろん、栄養成分(※)も母乳に近づけているため、母乳と併用したい人にもおすすめです。

また、日本で初めての液体ミルクで、2020年にはマザーズセレクション大賞を受賞。すぐに飲ませられる簡単さはもちろん、品質の高さも、多くのママパパに評価されている新生児向け粉ミルクです。

※脂質、炭水化物、ナトリウム

4雪印メグミルク雪印メグミルク ぴゅあ

1,927

★★★★☆4.0
コスパ 5.0手軽さ 3.0溶けやすさ 4.0

コスパが優秀な缶入りの粉ミルク

雪印メグミルクのぴゅあは、缶入りの新生児向け粉ミルクです。産院への営業をほとんどせずにコストを最低限まで抑えているため、圧倒的な価格の安さを実現。

また、安いだけでなく、全国規模の母乳調査を実施し、母乳成分に近い栄養設計で作られているのもポイント。乳製品大手の雪印メグミルクならではの企業力を活かした製品です。

5雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク 液体ミルク すこやかM1

6,273

★★★★☆4.0
コスパ 2.5手軽さ 4.5溶けやすさ 5.0

雪印ビーンスターク製の哺乳瓶と互換性がある

雪印ビーンスターク液体ミルクすこやかM1は、雪印ビーンスタークの哺乳瓶の乳首をそのままアタッチメントに装着できます。そのため、普段から雪印ビーンスタークの哺乳瓶を使っている人におすすめ。同じ乳首を使用できるので、スムーズに授乳が可能です。

栄養素は粉タイプのすこやかM1と同じで、2015年に実施した母乳調査を反映した母乳に近い成分。普段粉タイプのすこやかM1を飲んでいる子どもはもちろん、母乳と併用したい人にも向いています。

6和光堂和光堂 レーベンスミルク はいはい 810g

1,818

★★★☆☆3.8
コスパ 4.5手軽さ 3.0溶けやすさ 4.0

溶けやすくコスパも高い粉タイプミルク

和光堂のレーベンスミルク「はいはい」は、溶けやすさが特徴の粉タイプのミルクです。栄養成分の高さやコスパの高さ、ミルクの溶けやすさが評価され、2021年にはママパパの口コミをもとに選ばれるママリ口コミ大賞も受賞。多くの家庭で選ばれている新生児向け粉ミルクです。

また、泡立ちも少ないため、粉タイプでもスムーズに調乳が可能。加えて、フタの裏ですり切りできる構造で計量も簡単です。

7明治明治 ほほえみ

6321

★★★☆☆3.7
コスパ 4.0手軽さ 3.0溶けやすさ 4.0

産院でも採用される信頼性の高い粉ミルク

明治ほほえみは、国内シェアトップ(※)の粉タイプ新生児向け粉ミルク。6,000千人以上の母乳を研究し、栄養成分やバランスを母乳に近づけています。また、多くの産院でも採用されているのも信頼を置けるポイントです。

明治ほほえみシリーズは、液体ミルクやキューブタイプはもちろん、容量もさまざまなサイズが販売されています。そのため、シーンに合わせてタイプを選べる点も魅力。また、甘みが強めで飲みやすいのも特徴です。しかし、甘みはデメリットでもあり、慣れてくると母乳を飲みたがらなくなってしまう可能性もあります。

※インテージSRI+ 乳児用ミルク市場2022年4月~2023年3月 累計販売金額

8森永森永はぐくみ エコらくパック はじめてセット

1918

★★★☆☆3.7
コスパ 3.5手軽さ 3.5溶けやすさ 4.0

ママの声から生まれたエコな詰替タイプ

森永はぐくみのエコらくパックは、詰替えて使える粉タイプの新生児向け粉ミルクです。専用のプラスチックケースに袋ごと入れ替えるだけで簡単に詰替え可能。また、使い終わったらゴミは少なく、エコなのが特徴です。

ミルク自体も母乳成分に近づけた配合で、3種類のオリゴ糖が含まれ腸内環境を整えてくれるため、便通に不安のある子どもにもおすすめ。使い勝手も良く、地球環境にも配慮した製品です。しかし、缶タイプの製品と比べて価格が高いのはデメリットです。

9雪印ビーンスターク雪印ビーンスターク すこやかM1 大缶

2,250

★★★☆☆3.7
コスパ 3.5手軽さ 3.0溶けやすさ 4.5

免疫細胞を助けるオステオポンチン配合

すこやかM1缶タイプは、雪印ビーンスタークが販売する粉タイプの新生児向け粉ミルク。子どもの免疫機能を助けてくれるオステオポンチンを日本で初めて配合した(※)のが特徴です。オステオポンチンは近年見出された母乳成分のひとつ。免疫バランスを調整したり、ウィルスの感染から防御したりする機能を持っています。

また、粉が溶けやすく調乳しやすいのは魅力のひとつ。栄養素や溶けやすさの点では満足度の高い製品ですが、粉タイプとしてはやや高めの価格設定です。

※オステオポンチン配合の乳児用調製粉乳として(2019年3月時点)

10明治明治 ほほえみ らくらくキューブ(特大箱)

5100

★★★☆☆3.5
コスパ 3.5手軽さ 4.0溶けやすさ 3.0

味や栄養素は変わらず計量が楽ちんなキューブタイプ

明治ほほえみのらくらくキューブキューブタイプは、明治ほほえみの粉タイプをキューブタイプにした製品です。1粒40ml分、半分に割れば20mlまで細かく調整可能で、スプーンでの計量の手間を省けます。

また、誰が調乳しても濃度の違いは出にくく、普段はミルクを作らない人でも簡単に作れます。また、個包装になっているため持ち運びもしやすく、長期保存できるため備蓄用としてもおすすめ。しかし、固形なのでやや溶けづらい点と、価格が高めな点はデメリットです。

11グリコグリコ アイクレオバランスミルク 大缶

2,336

★★★☆☆3.5
コスパ 3.5手軽さ 3.0溶けやすさ 4.0

母乳に近づけることにこだわった高品質粉ミルク

グリコのアイクレオバランスミルクは、超高温殺菌機で原料を殺菌したり、原料受入れ時も厳しい基準を設けたりして、品質の保持を徹底。成分でもビフィズス菌を増やすヌクレオチドと呼ばれる成分を母乳に近い量配合し、塩分量も母乳と同程度に抑えています。母乳に近づける取り組みは突出しており、コスパや手軽さでは計り切れないこだわりがある新生児向け粉ミルクです。

しかし、価格が高いのはデメリットです。そのため、価格は気にせず、より高品質な製品を与えたいと考えている人には向いています。

12森永森永 E赤ちゃん エコらくパック はじめてセット

3680

★★★☆☆3.5
コスパ 3.0手軽さ 3.5溶けやすさ 4.0

消化しやすいペプチドミルク

森永のE赤ちゃんエコらくパックは、詰替えて使える粉タイプの新生児向け粉ミルクです。8位で紹介した森永はぐくみエコ楽パックと容器は同じで、調乳にかかるストレスや、ゴミ処理の簡単さは共通しています。

また、粉ミルク自体ははぐくみよりもパワーアップした内容で、子どもが消化しにくいたんぱく質をあらかじめ細かく分解。消化負担を低減した、おなかに優しい粉ミルクです。しかし、コスパが低めで、液体ミルクやキューブタイプを選べないのは不便に感じる場合も。

基本的な粉ミルクの作り方

基本的な新生児向け粉ミルクの作り方を解説します。製品によって作り方が異なる場合もあるため、パッケージに記載された作り方も参考にしてくださいね。

1 粉ミルクを哺乳瓶に入れる
2 70度以上のお湯を半量入れる
3 哺乳瓶を軽く振ってミルクを溶かす
4 完成のメモリまでお湯や調乳用の水を入れる
5 40度まで冷ます

1.粉ミルクを哺乳瓶に入れる

粉ミルクを計量スプーンで計って哺乳瓶に入れます。哺乳瓶は薬液や煮沸、電子レンジいずれかの方法で消毒してから使いましょう。ミルクを作る手を清潔にするのも忘れないようにしてくださいね。

2.70度以上のお湯を半量入れる

粉ミルクが入っている哺乳瓶に、70度以上のお湯を半量程度注ぎます。一気にお湯を入れると、ミルクを溶かしにくくなったり、冷ますのに時間がかかったりするので入れすぎには注意しましょう。70度以上のお湯である理由は、粉ミルクに含まれている可能性のある菌を殺菌する目的があるためです。

3.哺乳瓶を軽く振ってミルクを溶かす

粉ミルクの溶かし方は、哺乳瓶の底で円を描くようにして振るのがポイント。縦に振ってしまうとお湯が飛び出てしまい危険です。粉ミルクの種類やお湯の温度によって、粉ミルクが溶け切る湯量は異なります。そのため、必ずすべての粉ミルクが溶け切ったか確認をし、お湯の量を調節してくださいね。

4.完成のメモリまでお湯や調乳用の水を入れる

粉ミルクがすべて溶け切ったら、残りのお湯を哺乳瓶に入れます。哺乳瓶のメモリを参考に、入れた粉ミルクに合わせてお湯を足しましょう。湯冷ましや、調乳用の水を使えば、ミルクの温度を簡単に下げられるので時間短縮になりますよ。

5.40度まで冷ます

哺乳瓶に乳首を装着したら、ミルクを40度まで冷まします。熱いお湯の状態から冷ますのであれば、氷水の入ったボウルに哺乳瓶を入れて軽く振ると冷めやすいです。また、湯冷ましや、調乳用の水を使用して温度が下がっている状態であれば、水道の水を哺乳瓶に当てるだけで冷ませますよ。

40度の目安
40度の目安は、腕に1滴ミルクを落とし温かさを感じる程度です。また腕の感覚が不安な場合は、お風呂のお湯を使って40度の感覚を確かめてみるのもおすすめ。

まとめ

今回は、新生児向け粉ミルクの選び方やおすすめランキングを紹介しました。昔と違い今の粉ミルクは、粉やキューブ、液体とさまざまな種類があり、使用するシーンに合わせて選べます。本記事を参考に、あなたの子育て環境にぴったりな製品を選んでくださいね!

ほかにも、小缶の粉ミルクやオーガニック粉ミルクに関しても紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
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