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コンデンサーマイクの選び方

指向性で選ぶ

1人で使うなら単一指向性(カーディオイド)

単一指向性は主にマイクの正面から1人で使う時に適した指向性です。ボーカルや楽器の収音に使われていて、世の中の一般的なマイクは単一指向性です。

単一指向性
参照元: https://www.audio-technica.co.jp/

2人で使うなら双指向性

双指向性は主に2人で使用する際に適したマイクで、ラジオやインタビューに多く使われています。2人でゲーム実況やライブ配信をする際は双指向性のマイクがおすすめです。

双指向性
参照元: www.audio-technica.co.jp

大人数で使うなら無指向性

無指向性は360度の音を収音できるので、大人数での配信や会議などに便利です。しかし雑音や生活音も一緒に拾ってしまうため、収音環境を整える必要があります。レコーディングなどで使用される機会はあまりありません。

無指向性
参照元: www.audio-technica.co.jp

ダイアフラム(振動板)の大きさで選ぶ

ダイアフラムとは振動板を指す言葉で、マイクから出る音にはダイアフラムの振動が影響します。コンデンサーマイクにはラージダイアフラムとスモールダイヤフラムの2種類があり、振動板を2枚使用しているデュアルダイアフラムというハイエンドのコンデンサーマイクもあります。

最初の1本におすすめなラージダイアフラム

ラージダイアフラム
参照元: o-dan.net

ラージダイアフラムは、振動板の大きなタイプなので振動しやすく感度が高いのが特徴です。ボーカルレコーディングなど声の収音によく使われていますが、楽器の収音にも使えて便利なので初めてコンデンサーマイクを使う人におすすめです。

楽器の収音に適しているスモールダイアフラム

スモールダイアフラム
参照元: o-dan.net

スモールダイアフラムのコンデンサーマイクは、アコースティックギターやドラムのハイハットの録音に最適です。ペンのように細長い形をしているので的確に音を拾えますが、ラージダイアフラムよりも振動板が小さいため感度が低く、ノイズの影響も受けやすいので声の録音には不向きです。

接続する機器の種類でケーブルを選ぶ

コンデンサーマイクを何に接続するかで必要なケーブルの形状が異なります。購入時に間違えないように気をつけましょう。

高音質を求めるならXLRケーブル

XRL
参照元: o-dan.net

XLRケーブルは、高音質で録音したい人におすすめのケーブルです。マイクに繋げる側と、ミキサーやオーディオインターフェイスに繋げる側が両方XLR端子のケーブルや、マイクに繋げる側だけXLR端子で機械に挿す側がフォーンプラグになっているものもあります。一般的にマイクのケーブルと言えばXLRケーブルを指します。

パソコンに接続するならUSBケーブル

USB
参照元: www.amazon.co.jp

パソコンに直接接続するならUSBケーブルが良いでしょう。オーディオインターフェイスも不要なので手軽にコンデンサーマイクを使えます。ただしXLRケーブルよりも音質は劣りますので配信や会議などには良いですがレコーディングなどのボーカル録りにはあまり向きません。

スマホやタブレットに接続するならLightningケーブル

ライトニング
参照元: proaudiosales.hibino.co.jp

もっと手軽にスマートフォンやタブレットから録音したい人には、Lightningケーブルがおすすめです。USBケーブルと同様オーディオインターフェイスやファンタム電源が不要なので、コストを抑えたい人にもおすすめですが、音質を求めるのであればXLRケーブルとオーディオインターフェイスを揃えた方が良いでしょう。

用途で選ぶ

コンデンサーマイクは使い道によっても選び方が異なります。宅録したいから音質にこだわるのか、できるだけ安く手に入れたいのか、準備や片付けが楽でセッティングが簡単なものがいいのかなど、様々な用途に合わせておすすめの選び方を紹介します。

実況や配信をするならUSB接続のマイク

ゲーム実況やライブ配信がしたい人は、パソコンに繋げられるUSBケーブルのコンデンサーマイクがおすすめです。2人以上で使用したい時は双指向性や無指向性のマイクの方が声のバランスが整うので、1人でも2人以上でも使う機会がある人は指向性を選べるマイクがおすすめです。

宅録をするならXLRケーブルのマイク

宅録がしたい人はXLRケーブルのコンデンサーマイクがおすすめです。ボーカルの繊細な息遣いも収音できますし、スモールダイアフラムであればアコースティックギターの録音にもぴったりです。音楽の編集をするならDAWソフト、部屋が防音ではない場合は防音対策も必要です。

ASMRの音を録るなら高音質なマイク

ASMR動画とは指や爪で何かを弾いたり叩いたりするタッピング音や、咀嚼音などの音を指し、脳にぞくぞくとした快感を与えられる動画です。レコーダーが多く使われていますがコンデンサーマイクでも録音できます。ただしコンデンサーマイクでバイノーラル録音がしたい場合はマイクが2本必要になりますので注意しましょう。

リモート会議で使うなら安くて接続が簡単なマイク

リモート会議で使いたい場合は高音質を求める必要があまりないので手軽に使えるUSB接続のマイクかLightning接続のマイクがおすすめです。大人数が参加する会議に使用したい場合は無指向性のマイクを選ぶと良いのですが、会話以外の雑音が入らないように工夫が必要です。

コンデンサーマイクのおすすめメーカー3選

オーディオテクニカ

オーディオテクニカ
参照元: www.amazon.co.jp

安心安全の国産オーディオメーカー

オーディオテクニカは1962年に東京新宿区で創立された日本屈指の老舗メーカーです。ヘッドフォンやイヤホンなどマイク以外の音響機器も多く取り扱っていて、価格は手頃なのに高品質な商品が多数販売されています。

AKG(アーカーゲーまたはエーケージー)

AKG
参照元: www.amazon.co.jp

世界中から注目されるトップメーカー

AKGはオーストリアのウィーンで1947年に創立されたメーカーで、音響機器の設計と製造を行っています。世界中のプロミュージシャンたちも愛用している定番品も多数ラインナップされています。

Blue Microphones(ブルーマイク)

Blue
参照元: www.amazon.co.jp

見た目もおしゃれで可愛い高コスパメーカー

ブルーマイクはLogitechが所有しているカリフォルニアに本社を置くオーディオ制作会社で、一度見たら忘れられないおしゃれなデザインが目を引きます。コスパの良いアイテムも取り扱っているので見た目にもこだわりたい人におすすめのメーカーです。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 音質の良さ 汎用性の高さ 価格の手頃さ セットしやすさ
1オーディオテクニカ AT2020 オーディオテクニカオーディオテクニカ AT2020 10,780円 10,780 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
2MXL V67G MXLMXL V67G 10,560円 10,560 5.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
3オーディオテクニカ AT2050 オーディオテクニカオーディオテクニカ AT2050 25,080円 25,080 5.0/5.0 5.0/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0
4HyperX QuadCast HX-MICQC-BK HyperXHyperX QuadCast HX-MICQC-BK 16,500円 16,500 4.0/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
5Blue Microphones Yeti Blue MicrophonesBlue Microphones Yeti 17,800円 17,800 4.0/5.0 5.0/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0
6RODE NT2-A RODERODE NT2-A 45,800円 45,800 5.0/5.0 5.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
7SHURE MV5 SHURESHURE MV5 15,840円 15,840 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0
8FIFINE K670 FIFINEFIFINE K670 5,500円 5,500 2.5/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
8AKG C214-Y4 AKGAKG C214-Y4 35,970円 35,970 5.0/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
9オーディオテクニカ AT4040 オーディオテクニカオーディオテクニカ AT4040 32,780円 32,780 5.0/5.0 4.0/5.0 2.5/5.0 4.0/5.0
11BOYA BY-M800 BOYABOYA BY-M800 16,137円 16,137 3.5/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0 3.0/5.0
12RODE NT2000 RODERODE NT2000 76,725円 76,725 5.0/5.0 4.5/5.0 2.0/5.0 3.0/5.0
13Blue Microphones Baby Bottle SL Blue MicrophonesBlue Microphones Baby Bottle SL 43,780円 43,780 4.5/5.0 3.5/5.0 2.5/5.0 3.5/5.0
14SHURE MV88A-A iPhone iPad用 SHURESHURE MV88A-A iPhone iPad用 18,500円 18,500 2.5/5.0 2.5/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
15Blue Microphones Snowball iCE Blue MicrophonesBlue Microphones Snowball iCE 6,510円 6,510 2.5/5.0 2.5/5.0 3.5/5.0 5.0/5.0
16ソニー ECM-PCV80U ソニーソニー ECM-PCV80U 3,872円 3,872 1.5/5.0 2.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
17NEUMANN ノイマン TLM103 ノイマンNEUMANN ノイマン TLM103 169,000円 169,000 5.0/5.0 2.5/5.0 1.5/5.0 4.0/5.0
18IK Multimedia iRig Mic HD2 アイケーマルチメディアIK Multimedia iRig Mic HD2 17,980円 17,980 2.0/5.0 2.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
19MXL CR21 PAIR MXLMXL CR21 PAIR 12,100円 12,100 4.5/5.0 1.5/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
20AKG C451B AKGAKG C451B 37,000円 37,000 5.0/5.0 1.5/5.0 2.5/5.0 4.0/5.0

コンデンサーマイクのおすすめ人気ランキング20選

1オーディオテクニカオーディオテクニカ AT2020

10,780 10,780円

★★★★☆4.5
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 4.5価格の手頃さ 4.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

ハイクオリティなのにコスパも最強な逸品

オーディオテクニカのAT2020は初心者向けのモデルながら、ハイクオリティなサウンドを実現したコンデンサーマイクです。宅録や動画配信にも最適で、音にこだわりたい人にも手軽に使いたい人にも、最初の1本としてぜひ使っていただきたいコンデンサーマイクです。価格も1万円台と安く、機能性や汎用性など、どこから見ても優れた商品と言えます。

2MXLMXL V67G

10,560 10,560円

★★★★☆4.4
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 4.0価格の手頃さ 4.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 30Hz~20KHz

1万円台とは思えないハイクオリティ

MXL V67Gはボーカル録音用に設計されたモデルで抜けが良く比較的にフラットな音質が特徴のコンデンサーマイクです。ヴィンテージ風の見た目もおしゃれなのでブラックじゃ物足りないという人にもおすすめの1本です。1万円台で安く買えるコンデンサーマイクの中では最高峰と言えるでしょう。

3オーディオテクニカオーディオテクニカ AT2050

25,080 25,080円

★★★★☆4.4
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 5.0価格の手頃さ 3.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
無指向性
XLR 必要 20~20kHz

3つの指向性が選べてあらゆるニーズに対応

オーディオテクニカ AT2050は単一指向性、双指向性、無指向性と用途に合わせて切り替えられるコンデンサーマイクです。エアコンの騒音や不要な雑音をカットする機能もついており、あらゆるシーンで活躍できる1本です。

4HyperXHyperX QuadCast HX-MICQC-BK

16,500 16,500円

★★★★☆4.4
音質の良さ 4.0汎用性の高さ 5.0価格の手頃さ 4.0セットしやすさ 4.5

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
無指向性、ステレオ
USB 不要 20~20kHz

ゲーム実況ならコレ!PS5やPS4でも使用可能

HyperX QuadCastは4つの指向性を選択できるので使用する人数に制限がありません。また、ミュートもマイクをタップするだけでできるので、接続中のトラブルにも即座に対応できます。パソコンはもちろんPS5やPS4などのゲーム機にも接続可能なため、実況や配信に特化したコンデンサーマイクと言えます。マイクにポップフィルターが内蔵されているのでポップガードがなくてもポップノイズを抑えられます。

5Blue MicrophonesBlue Microphones Yeti

17,800 17,800円

★★★★☆4.3
音質の良さ 4.0汎用性の高さ 5.0価格の手頃さ 3.5セットしやすさ 4.5

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
無指向性
ステレオ
USB 不要 20~20kHz

スタジオクオリティを実現する究極のUSBマイク

Blue Microphones Yetiは「究極のプロフェッショナルUSBマイクロフォン」と謳われており、ボーカルや楽器の録音、実況や配信までマルチに使えてハイクオリティなコンデンサーマイクです。マイク本体にミュートスイッチやボリュームスイッチ、ヘッドホン端子、USB端子がついているのでどのような用途でも活躍するでしょう。

6RODERODE NT2-A

45,800 45,800円

★★★★☆4.3
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 5.0価格の手頃さ 3.0セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
無指向性
XLR 必要 20~20kHz

伝説と言われるNT2の性能を受け継いだモデル

RODE NT2-Aは今では伝説と言われているNT2の性能を受け継いだコンデンサーマイクで、5万円以下なのにプロフェッショナルな仕様です。単一指向性、双指向性、無指向性と切り替えられ、ローカットやパッドの設定もマイク本体で調整できます。

7SHURESHURE MV5

15,840 15,840円

★★★★☆4.1
音質の良さ 4.0汎用性の高さ 4.0価格の手頃さ 4.0セットしやすさ 4.5

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 USB
Lightning
不要 20~20kHz

本格的なサウンドに仕上がる究極のポータブルマイクロホン

SHURE MV5は、オーディオ業界の第一線で活躍しているSHUREが自信を持って届ける高品質なポータブルコンデンサーマイクです。USBやLightning接続ができるのでパソコンやスマートフォンでも簡単に使用でき、専用のアプリを活用すればプロレベルの編集もできるので、音にこだわりがあるけれど手軽に使いたい人におすすめの1本です。

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 USB 不要 50~15kHz

ノイズキャンセリング機能が搭載されたUSBマイク

FIFINE K670はゲーム実況やボイスチャット、リモート授業や会議にもおすすめのコンデンサーマイクです。相場では、1万円以上するコンデンサーマイクが多い中、1万円以下で安く手に入るのも魅力の1つです。

ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、部屋の雑音やノイズも入らずクリアに収音でき、マイク本体にボリュームが付いているので、音を拾ってほしくない時もすぐにミュートができます。ただし、単一指向性なので複数での配信には不向きです。

9AKGAKG C214-Y4

35,970 35,970円

★★★★☆4.0
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 4.0価格の手頃さ 3.0セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

機能を限定し優れたコスパを実現

AKG C214-Y4はラージダイアフラムが採用されたコンデンサーマイクで、ボーカルはもちろん音圧の高い音源や楽器の録音にも使用でき、歪みの少ないサウンドが得られます。

AKG C414 XLⅡの音質を受け継いでいるモデルですが、機能を限定しC414 XLⅡの半額以下の値段で安く購入できます。それでも3万円以上するので、気軽にコンデンサーマイクを使いたい人には予算オーバーでしょう。

10オーディオテクニカオーディオテクニカ AT4040

32,780 32,780円

★★★☆☆3.9
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 4.0価格の手頃さ 2.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

高度な技術を結集しステージでも活躍

オーディオテクニカ AT4040は高度な技術で1インチの大口径ダイアフラムが搭載されていて、スムーズで自然な音響特性を実現しました。プロフェッショナルなレコーディングやステージでも活躍でき、ドラムやギターなどの楽器の収音にも優れています。単一指向性なので2人以上の声を収音するのには不向きです。

11BOYABOYA BY-M800

16,137 16,137円

★★★☆☆3.8
音質の良さ 3.5汎用性の高さ 4.0価格の手頃さ 4.5セットしやすさ 3.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

コンデンサーマイクのスターターセット

BOYA BY-M800はレコーデイングでのボーカル録音やゲーム実況やライブ配信にもおすすめなオールラウンドのコンデンサーマイクです。ショックマウントとポップフィルター、XRLケーブルもセットなのでアクセサリーのコストを抑えたい人にもおすすめです。コンデンサーマイクとしては安く、1万円以下で購入できますが、付属品を既に持っている場合、重複してしまうのでマイク単体の商品を選ぶと良いでしょう。

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
無指向性
XLR 必要 20~20kHz

世界最高水準の音質と使いやすさ

RODE NT2000は絹のように繊細でなめらかな音質のコンデンサーマイクです。本体にあるツマミで指向性やハイパスフィルター、パッドをコントロールできとても便利ですが高額なため音へのこだわりが強い人におすすめの1本です。

13Blue MicrophonesBlue Microphones Baby Bottle SL

43,780 43,780円

★★★☆☆3.5
音質の良さ 4.5汎用性の高さ 3.5価格の手頃さ 2.5セットしやすさ 3.5

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

ノスタルジックで暖かみのあるサウンド

Blue Microphones Baby Bottle SLは囁くような繊細なボーカルから大音量のパーカッション、サックスやホルンなどのブラス楽器まで幅広い用途に対応できるコンデンサーマイクです。見た目もおしゃれで可愛らしく、ヴィンテージサウンドの好きな人へおすすめですが高額なので配信や実況で気軽に使いたい人には向いてないでしょう。

14SHURESHURE MV88A-A iPhone iPad用

18,500 18,500円

★★★☆☆3.5
音質の良さ 2.5汎用性の高さ 2.5価格の手頃さ 4.0セットしやすさ 5.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性
双指向性
Lightning 不要 20~20kHz

iPhoneに直接接続できるコンデンサーマイク

SHURE MV88は端子がLightningなのでiPhoneやiPadに直接接続して使用できます。ShurePlus MOTIVという専用アプリをインストールすればゲインやステレオ幅などの設定もでき、そのまま録音・編集も可能です。iPhoneやiPadでの使用を想定しているコンデンサーマイクなので、汎用性は高くありません。

15Blue MicrophonesBlue Microphones Snowball iCE

6,510 6,510円

★★★☆☆3.4
音質の良さ 2.5汎用性の高さ 2.5価格の手頃さ 3.5セットしやすさ 5.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 USB 不要 40~18kHz

簡単に高音質のレコーディング&ストリーミング

珍しい形をしたBlue Microphones Snowball iCEはストリーミングやリモート会議などでも素早くセットアップできるUSBマイクです。サイズも小さく、三脚で立てられるので持ち運びにも最適です。ただし、マイクスタンドに装着してボーカルレコーディングに使用するには向いていない形なので、バンドや複数人での演奏を同時に録音する際での使用をおすすめします。

16ソニーソニー ECM-PCV80U

3,872 3,872円

★★★☆☆3.4
音質の良さ 1.5汎用性の高さ 2.0価格の手頃さ 5.0セットしやすさ 5.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XRL
USB
不要 80~15kHz

ゲーム機でのカラオケにも対応しているハンドヘルド型

ソニー ECM-PCV80Uはプレイステーションでカラオケを楽しめる「JOYSOUND.TV Plus」に対応しているので、自宅で簡単にカラオケができるハンドヘルド型のコンデンサーマイクです。付属のUSB Audio Boxを挟めばPCを介さずに音の出力が可能です。価格も安いので、自宅で気軽にカラオケや歌ってみたなどの録音をしたい人におすすめな1本ですが、本格的なレコーディングには不向きです。

17ノイマンNEUMANN ノイマン TLM103

169,000 169,000円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 2.5価格の手頃さ 1.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XRL 必要 20~20kHz

レコーディングで定番のハイエンドコンデンサーマイク

ノイマンと言えばコンデンサーマイクの最高峰で、100万円以上するマイクの取り扱いもあるハイエンドのメーカーです。中でもTLM103は比較的コストを抑えた商品で、レコーディングスタジオでは超定番の型です。感度が高く繊細な音の収音ができますが、プロ仕様なので配信や実況に使うには取り扱いが難しいでしょう。

18アイケーマルチメディアIK Multimedia iRig Mic HD2

17,980 17,980円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 2.0汎用性の高さ 2.0価格の手頃さ 4.0セットしやすさ 5.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 USB
Lightning
不要 20~20kHz

ハンドヘルド型のUSBコンデンサーマイク

アイケーマルチメディア iRig Mic HD2はハンドヘルド型のコンデンサーマイクで、付属のLightningケーブルを使えばiPhoneやiPadに直接接続できます。リーズナブルな価格ですが幅広い用途に使えて大変便利です。主にスマートフォンやパソコンでの使用がメインになるため、音質にこだわってレコーディングをしたい人にはおすすめできません。

19MXLMXL CR21 PAIR

12,100 12,100円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 4.5汎用性の高さ 1.5価格の手頃さ 3.0セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 30~20kHz

楽器用に設計された2本のスモールダイアフラムマイク

MXL CR21 PAIRはドラムやピアノなどのアコースティック楽器用に設計されたペアのスモールダイアフラムコンデンサーマイクです。ボーカル録音や配信には向いていないので用途は限られますが、様々な楽器の収音に長けている1本です。

20AKGAKG C451B

37,000 37,000円

★★★☆☆3.3
音質の良さ 5.0汎用性の高さ 1.5価格の手頃さ 2.5セットしやすさ 4.0

指向性 端子 ファンタム電源 周波数特性
単一指向性 XLR 必要 20~20kHz

高い耐久性の楽器用スモールダイアフラムマイク

AKG C451Bは耐久性に優れたスモールダイアフラムコンデンサーマイクです。3段階切り替え式のローカットフィルターも搭載されていてノイズの影響も受けにくくなっています。ドラムのハイハットやアコースティックギターなど楽器用のマイクなのでボーカル録音、実況や配信などには不向きです。

マイクの基礎知識

マイクの種類は2つある

マイクには大きく分けてコンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類があります。私達が普段よく目にしたり使ったりしているのは基本的にダイナミックマイクで、コンデンサーマイクはレコーディング現場などでよく使われています。具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

繊細な音の収音が得意なコンデンサーマイク

コンデンサーマイクの特徴
参照元: o-dan.net

コンデンサーマイクは、非常に感度が良いので低域から高域まで収音できる周波数の幅も広く、高音質なサウンドが録音できるマイクです。しかし外部からの衝撃や湿気に弱く、取り扱いや保管方法は気をつけなければいけません。また、コンデンサーマイクを使用する際に、専用のファンタム電源が必要な機種もあるので注意しましょう。

安くて丈夫なダイナミックマイク

ダイナミックマイクの特徴
参照元: o-dan.net

ダイナミックマイクは、衝撃や湿気にも強くて丈夫なのでライブハウスやカラオケボックス、学校、宴会場など様々な場所で使われています。値段も比較的に手頃なものが多く、初心者にも扱いやすいのですが、ボーカルの息遣いや繊細な音を集音するのにはあまり向いていません。

音の収音範囲を表す周波数特性

周波数特性
参照元: www.shure.com

周波数特性とは、マイクがどれくらい低い音からどれくらい高い音まで収音・再現できるかを表す数値です。「○Hz-○kHz」と明記されていて、一般的に人間が聞き取れる音の周波数は20Hz-20kHzと言われています。

音を拾う範囲を表す指向性

指向性の画像
参照元: www.audio-technica.co.jp

指向性とは、マイクがどの方向から音を拾うのかを指す言葉で、マイクの正面から音を拾う単一指向性(またはカーディオイド)、マイクの前後からの音を拾う双指向性、マイクの周辺すべての音を拾う無指向性(または全指向性)があります。マイクによってはスイッチで指向性を切り替えられるものもあります。

コンデンサーマイク使用時に必要なアイテム

マイクの除湿対策にデシケーターや乾燥剤

マイクの保管庫
参照元: www.amazon.co.jp

コンデンサーマイクは外部からの衝撃やほこり、外気や唾液などの湿気にとても弱いので、錆びたりカビたりしないように保管しなけけばなりません。レコーディングスタジオなどではデシケーター(防湿庫)という専用のケースを使用して保管してますが、少し高めなので、クッションの敷き詰められたアルミケースに乾燥剤と共に入れましょう。安く済ませたい人はジップロックやパスタケースなどの密閉容器に、乾燥剤と一緒に入れておくのもおすすめです。

音を出すために必要なファンタム電源

ファンタム電源
参照元: www.amazon.co.jp

XRLケーブルのコンデンサーマイクを使用する際は、基本的にファンタム電源が必要です。オーディオインターフェイスやマイクプリアンプという機器に内蔵されているので、どちらかの購入が必須となります。

一方で、USB接続やLightning接続のマイクならファンタム電源が不要です。ゲーム実況やライブ配信、リモート会議などでパソコンやスマートフォンへの接続しかしない人は、USB接続やLightning接続のマイクのほうが初期費用を安く抑えられて手軽に購入できます。

意外と見落としやすいマイクスタンド

マイクスタンド
参照元: o-dan.net

コンデンサーマイクを手で持って使用すると、ノイズが入ってしまうためマイクスタンドが必要です。ライブステージでよく見る背の高さまで調整できるものから、机に取り付けられるもの、三脚のように使えるものなど種類も様々です。ラージダイヤフラムのマイクであれば、ショックマウントやポップノイズが入らないようにポップガードもあると良いでしょう。マイクに付属されている商品もあるので、購入時は付属品のチェックもしっかり行いましょう。

自分の音を聞くならヘッドホン&イヤホン

ヘッドホン
参照元: www.amazon.co.jp

マイクはスピーカーを通して音を出しているので、外に音を出したい場合はスピーカーも必要です。しかし自宅で使う場合は外に音を出す必要がないので、自分の音はヘッドホンやイヤホンを通して聞きます。音質にこだわりがなく、バランスのチェックだけであれば安いヘッドホンやイヤホンでも十分です。

まとめ

今回はコンデンサーマイクの基礎知識と、おすすめ商品をご紹介しました。コンデンサーマイクは使用目的や用途によって性能も価格も大きく異なります。誰でも気軽に配信や宅録ができる時代。初心者だけど配信を始めてみたい、という方にはコンデンサーマイクよりも安く手に入る「ダイナミックマイク」を選択肢に入れてみてもいいかと思います。こだわりたいポイントを重視しながら、買ってよかった!と思えるマイクを厳選してみてくださいね。

ダイナミックマイクのおすすめ人気ランキング

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