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育児・子育てライター

ベビー用品関連企業に勤務する一児のパパ。メーカーとの繋がりを活かし、新米パパママにも各社の違いや商品特性がわかりやすく伝わるよう心がけています。文学部出身で趣味は読書。文章で人の役に立てるようさまざまな分野のライターとして活動中。

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ベビーシートとは

新生児用のチャイルドシート

ベビーシートとは、赤ちゃんを車に乗せるために使用する補助アイテムです。小さな子どもは体が小さく座席ベルトが正しく機能しないので、しっかり体を支え乗車中の安全を守るために使用されます。

チャイルドシートとの違いは対象年齢。体重や年齢によってシートの分類が異なり、新生児から1歳半頃までを対象とするのがベビーシートになります。

ベビーシートの選び方

年齢で選ぶ

赤ちゃんと幼児
参照元: pixabay.com

子どもが車に乗る時に使用するカーシートを総称して「チャイルドシート」と呼びますが、チャイルドシートには、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの3種類があると知っていますか?それぞれに特徴があるので、まずは違いを説明していきます。

新生児から1歳頃まで使えるベビーシート

ベビーシート
参照元: www.amazon.co.jp

新生児から1歳前後まで使えるチャイルドシートをベビーシートと呼びます。身長は70cm以下で体重10kg程度までの赤ちゃんが対象で、寝かせたまま使えるベッド型と座らせて使うシート型があります。首がすわっていない赤ちゃんにはベッド型を使用しましょう。

また、座らせる方向が車の進行方向を向く前向きか、進行方向の逆を向く後ろ向きでも選べて、1歳3ヶ月頃までは後ろ向きで座らせるタイプが推奨されています。なぜなら、身体より頭のほうが重い赤ちゃんが、万が一事故に遭ってしまった時に、少しでも衝撃で首が揺れるのを軽減させるためです。

4歳頃まで使えるチャイルドシート

チャイルドシート
参照元: www.amazon.co.jp

1歳頃から4歳頃まで使えるものをチャイルドシートと呼び、身長は100cm以下、体重が18kg程度までのお子さんが対象です。日本では最もシェアの高いタイプなので、国内メーカーだけでもさまざまな種類が販売されており、価格や機能性で選ぶ幅が広い点がメリットです。また、ベビーシートと兼用できるタイプやベビーカーに取り付けられるタイプは年齢や体格に合わせての買い替えが不要なのでコストを抑えたい方にはおすすめです。

ベビーシートタイプに比べると、本体自体が大きいため持ち運びには不便です。レンタカーやカーシェアで何度も付け替えが必要な場合は軽量タイプを選ぶと良いでしょう。あまり車で移動する機会が少ないという方は、ベビーシートはレンタルにしてチャイルドシートが着用できる年齢になってから購入するのもおすすめです。

11歳前後の小学生が対象のジュニアシート

ジュニアシート
参照元: www.amazon.co.jp

4歳頃から10歳頃まで使用できるチャイルドシートをジュニアシートと呼び、身長135cm以下で体重が15〜36kg程度の子どもが着用します。

チャイルドシートと兼用できるタイプもあり、買い替え不要で便利なのですが、使い続けるとどうしても汚れが付きやすいので、使用頻度が高い人はメンテナンスに手間がかかります。まるごと洗濯できるタイプを選べばお手入れも簡単なのでおすすめです。

車への取り付け方法で選ぶ

車への取り付け方はISO-FIX(アイソフィックス)とシートベルトの2種類です。安全性の観点から確実な着脱ができるISO-FIXのメリットが目立ちますが、シートベルトタイプにも利点はあります。それぞれの違いを理解して選びましょう。

誰でも着脱しやすいISOFIX

アイソフィックス
参照元: www.amazon.co.jp

誰が装着しても正確に取り付けができる、専用の取付機構です。2012年7月以降に発売された車であれば、ISOFIX用の金具が必ず付いています。ベビーシートの場合、ISOFIXの土台とシート部が分離できるような仕組みになっており、ボタン1つで乗せ降ろしが簡単にできます。

デメリットを挙げるとすれば、取付金具が付いていない古い車には使えないので、複数の車で乗せ換える場合は注意が必要です。また、ISOFIXタイプはシートベルトタイプに比べると値段も高めです。

旧型の車にも着脱可能なシートベルト

シートベルト
参照元: www.amazon.co.jp

ISO-FIXタイプに比べると価格が安く、本体も軽くなる点がメリットです。ISO-FIX金具の有無に関わらず取り付けられるので、型式の古い車にも使用できます。安全性の観点からも、正しく取付けられれば問題ありません。しかし、誤ってシートベルトのバックルが外れてしまう場合や、取り付けの手順を間違えてしまうリスクもあります。

ベビーシートの場合、ISO-FIXの土台は別売りのタイプがほとんどです。土台なしでシートベルトの取り付けをする場合、乗せ降ろしのたびにシートベルトの着脱が必要になります。安全性はもちろん、利便性の観点からもISO-FIXの土台があったほうがよいでしょう。

安全基準で選ぶ

事故車
参照元: pixabay.com

ベビーシートを購入する際は、必ず現行の安全基準を満たしたEマークの付いた製品を選びましょう。国内で販売されているベビーシートは基本的に、ECE R44かECE R129という安全基準のどちらかをクリアしている製品です。それぞれどのような違いがあるでしょうか。また、客観的に安全性を検証し、数値化したデータも公表されています。

国連欧州経済委員会が決めたECE R44

チャイルドシート先進国である欧州の安全基準で、日本では2012年7月からECE R44の適合が販売する条件として運用がはじまりました。安全基準は年々新しいものに切り替わっており、2021年現在ではECE R44は旧基準として認知されています。

新しい基準として決められたECE R129

ECE R44の試験に加え、側面衝突に対する安全性も検証されている基準です。他にも、安全に使うために細かな改良もされ、旧基準よりも厳しい安全基準といえます。ECE R129適合の製品は安全性の観点から付加価値があり、価格も高めに設定されています。

試験を行い安全性を評価したチャイルドシートアセスメント

厳しい基準を通過したからといって、一概に安全性が高まるとはいい切れません。日本では国土交通省の告示に基づいて、前面衝突試験と使用性評価試験を行い点数化するチャイルドシートアセスメントと呼ばれる指標があります。

もちろん、国内で販売されている製品は定められた基準に適合しているため、ある程度の安全性は保障されています。安全性を最優先に考えるのであれば、確認してみるのもよいでしょう。

便利な機能で選ぶ

ママパパの利便性を高めてくれる、便利な機能も選ぶ際に確認したいポイントです。ベビーシート独自の機能や、ベビー・チャイルド兼用型独自の機能があるので、欲しい機能が付いているタイプを選ぶと良いでしょう。もちろん、機能性は高まるほど価格も高まっていきます。予算も考慮しながら、自分にとって本当に必要な機能かを考える視点も必要です。

マルチウェイで使えるトラベルシステム

ベビーチェア_トラベルシステム
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ベビーシートとして以外にもベビーカーやバウンサー、キャリー、チェアなど多用途で使える機能をトラベルシステムと言います。新生児期はほとんどの時間を寝て過ごしますが、チャイルドシートやベビーカーから乗せ降ろしするたびに目を覚まし、なかなか寝付いてくれない時があります。しかし、トラベルシステムがあれば、シートに乗せたまま車やベビーカーを使えるのでストレスがありません。

多くのベビーシートはトラベルシステムに対応していますが、メーカーごとに適合するベビーカーが異なります。トラベルシステムを使いたい場合は、ベビーシートとベビーカーを併せて検討しましょう。

乗せ降ろしが楽にできる回転式

回転ベッド
参照元: www.amazon.co.jp

ベビー・チャイルド兼用タイプ独自の機能で、車に固定した状態でシートが360度回転するため乗せ降ろしがしやすくなります。車が走行している間は回転させられませんが、シートの横にママパパが座っていれば、ワンタッチで子どもを自分の方に回転させて、お世話も可能です。

回転式のベビーシートは重さがありサイズも大きく価格も高めな点がデメリットです。1台の車に固定して使うのであれば重さは気になりませんが、2台の車で付け替えたりレンタカーやカーシェアで都度取り外さなければいけない場合、ママ1人では大変でしょう。

ベビーシートのおすすめメーカー3選

マキシコシ

MAXI-COSIはチャイルドシート先進国であるオランダ生まれの、チャイルドシート専門メーカーです。最新の安全基準であるECE R129に準拠した製品を、世界で初めて発売したメーカーでもあります。ベビーシートのトラベルシステムでは、日本でも人気の高いベビーカーであるエアバギーと互換性があります。

ベビーカーの中でも特に走行性能の高いエアバギーは、トラベルシステムとの相性がよく、新生児期の快適なお出かけをサポートしてくれます。ほかにも、オランダ生まれのスタイリッシュなベビーカーが人気のQuinnyとも互換性があります。

アップリカ

最新の安全基準ECE R129に準拠した製品を日本国内で初めて販売したのがApricaで、安全性への配慮が特に高いメーカーといえます。トラベルシステムに対応したベビーシートを選べる、数少ない国内メーカーの1つでサポート面でも安心できます。

国内で早くからベッド型を取り入れたメーカーでもあり、赤ちゃんの頭部が車体の中央部にくる独自のベッド構造は、安心感の高い製品です。

Joie

シンプルで使いやすいデザインで人気がある、イギリスのベビー用品メーカーです。イギリスらしい落ち着いたデザインで車や性別を選らばず、兄妹で長く使っていても飽きにくいです。トラベルシステムに対応したベビーカーも同様に、シンプルでリーズナブルな価格が特徴です。

ベビーシートに限らず、ベビー・チャイルド兼用タイプ、ベビーカーそれぞれに種類が豊富で、好みに合わせて選びやすい点も魅力です。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 機能性 快適性 安全性への配慮 価格の妥当性
1マキシコシ ペブル プロ アイサイズ マキシコシマキシコシ ペブル プロ アイサイズ 38,500円 38,500 4.5/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
2Joie i-Snug 38006 JoieJoie i-Snug 38006 13,800円 13,800 4.0/5.0 4.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0
3アップリカ スムーヴ TS インファント カーシートAB+カバー アップリカアップリカ スムーヴ TS インファント カーシートAB+カバー 27,870円 27,870 4.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0
4Joie Gemm ember 38835 JoieJoie Gemm ember 38835 9,280円 9,280 3.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0
5リーマン チャイルドシート カイナS リーマンリーマン チャイルドシート カイナS 19,776円 19,776 3.0/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
6コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック コンビコンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック 75,900円 75,900 4.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
7Cybex Cloud Z i-Size ディープブラック 520000003 CybexCybex Cloud Z i-Size ディープブラック 520000003 39,600円 39,600 4.5/5.0 3.5/5.0 4.0/5.0 3.0/5.0
8MAXI-COSI シティ ブラックレイベン QNY88238954 MAXI-COSI シティ ブラックレイベン QNY88238954 15,999円 15,999 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
9Joie ベビーシート ジュバ ジョイーJoie ベビーシート ジュバ 6,980円 6,980 3.0/5.0 2.5/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0
10Britax Romer BABYSAFE2 i-SIZE ‎BRX24376 britaxBritax Romer BABYSAFE2 i-SIZE ‎BRX24376 35,640円 35,640 3.0/5.0 3.0/5.0 4.0/5.0 2.5/5.0
11サイベックス エイトン M i-Size サイベックスサイベックス エイトン M i-Size 28,600円 28,600 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
12RECARO サリア エリート 00089020300080 RECARORECARO サリア エリート 00089020300080 87,999円 87,999 3.5/5.0 3.0/5.0 3.5/5.0 2.0/5.0
13AILEBEBE エールべべ・クルット6i グランス グランブラック BF950 AILEBEBEAILEBEBE エールべべ・クルット6i グランス グランブラック BF950 75,500円 75,500 3.0/5.0 3.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0
14日本育児 ベビーシート スマートキャリー イージーベースセット 日本育児日本育児 ベビーシート スマートキャリー イージーベースセット 15,070円 15,070 2.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0 3.5/5.0
15アップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー プレミアム AB アップリカアップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー プレミアム AB 57,100円 57,100 2.5/5.0 2.5/5.0 4.0/5.0 2.0/5.0
16シーエー産商 モンレーヴ ベビーキャリー HO-002 シーエー産商シーエー産商 モンレーヴ ベビーキャリー HO-002 5,980円 5,980 2.0/5.0 2.5/5.0 2.0/5.0 4.0/5.0
17Aprica クルリラ AD ライトネイビー NV 2122711 ApricaAprica クルリラ AD ライトネイビー NV 2122711 59,400円 59,400 2.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0 3.0/5.0
18Combi ウィゴー エッグショック LH ダークブラウン(DB) 4972990 149686 CombiCombi ウィゴー エッグショック LH ダークブラウン(DB) 4972990 149686 16,590円 16,590 2.0/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0 3.0/5.0
19Joie チャイルドシート チルト(ブラウン) 38117 JoieJoie チャイルドシート チルト(ブラウン) 38117 7,480円 7,480 2.5/5.0 1.5/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
20GRACO マイルストーン 67166 GRACOGRACO マイルストーン 67166 22,000円 22,000 2.5/5.0 2.5/5.0 2.5/5.0 2.0/5.0

ベビーシートのおすすめ人気ランキング20選

1マキシコシマキシコシ ペブル プロ アイサイズ

マキシコシ ペブル プロ アイサイズ 38,500 38,500円

★★★★☆4.5
機能性 4.5快適性 4.5安全性への配慮 4.5価格の妥当性 4.5

快適で安心な座り心地と使い勝手の良さを提供

機能性と安全性を兼ねそろえた、親子にうれしいベビーシートです。子どもの頭部と首をしっかりと守る衝撃吸収素材をシート内部に採用し、頭と腰回りのクッションは成長に応じて快適なポジションで座れるようにサポートしてくれます。

また、ベルトが跳ね上がって乗せ降ろしがしやすくなる「ステイオープンハーネス」や、肩ベルトとヘッドレストの高さをワンタッチで調整できる機能、ベビーカーからの取り外しを簡単にする「メモリボタン」と、使い勝手をよくする機能も満載です。

子どもが安心して乗れる安全性と、ママパパの使い勝手がよくなる機能が備わった、親子に嬉しいベビーシートです。

2JoieJoie i-Snug 38006

Joie i-Snug 38006 13,800 13,800円

★★★★☆4.4
機能性 4.0快適性 4.0安全性への配慮 4.5価格の妥当性 5.0

価格重視派の決定版

Joieらしいシンプルなベビーシートで、4位で紹介した下位モデルと異なりECE R129に準拠しています。頭部には3重のレイヤー構造が採用され、未熟な新生児期の頭や首を守ります。クッションもふかふかで乗り心地もよく、長時間のお出かけでも安心です。

また、下位モデルと比べて軽量の3.25kgである点もメリットです。赤ちゃんが大きくなっても重さを感じにくく、ママ1人でも着脱やベビーカーへの取り付けがしやすいのも魅力の1つでしょう。安全性や快適性、取り付けられるベビーカーを加味しても低価格でそろえられるので、価格重視のママパパにとっては最適なベビーシートです。

3アップリカアップリカ スムーヴ TS インファント カーシートAB+カバー

アップリカ スムーヴ TS インファント カーシートAB+カバー 27,870 27,870円

★★★★☆4.1
機能性 4.0快適性 4.5安全性への配慮 4.0価格の妥当性 4.0

国内最軽量の2.6kgを実現

2.6kgと圧倒的な軽量化を図りながら、高い快適性を誇るベビーシートです。海外製のベビーシートと比べても軽さは際立っています。シートは子どもがゆったりとした姿勢で座れる構造で、首やおなかへの負担をやわらげてくれます。インナーパットにはオーガニックコットンを採用し、生まれたての子どもでも安心して使えます。

トラベルシステムで接続できる3輪ベビーカーのスムーヴは、海外製と比べると軽量コンパクトなタイプで、細道や階段が多い日本での使用に向いている点もメリットです。ベビーシートは海外メーカーの製品が多いため、保証やサポートの面でも安心です。

4JoieJoie Gemm ember 38835

Joie Gemm ember 38835 9,280 9,280円

★★★★☆4.0
機能性 3.5快適性 3.5安全性への配慮 4.0価格の妥当性 5.0

撥水加工とUVカット機能付きホロ

Joieならではの落ち着いたカラーで、どんな車にも合わせやすいシンプルなデザインと、撥水加工やUVカット機能があるホロ付きのベビーシートです。ECE R44準拠のタイプですが、側面からの衝突も想定した構造になっているので安心して使えます。別売りのISO-FIXベースがあれば着脱が楽になるほか、シートベルトでの取り付けも可能なので、車はレンタカーやカーシェア、タクシーだけという人にもぴったりなベビーシートです。

トラベルシステムで取り付けできるJoieのベビーカーも、シンプルでリーズナブルなタイプが多く、出費が増えがちなお出かけ用品を安価に揃えられます。価格重視のタイプで、シートはややごわごわした素材が使われています。安全性や使い勝手の面でも、上位モデルのほうが満足度は高いでしょう。

5リーマンリーマン チャイルドシート カイナS

リーマン チャイルドシート カイナS 19,776 19,776円

★★★☆☆3.9
機能性 3.0快適性 3.5安全性への配慮 4.5価格の妥当性 4.5

チャイルドシートアセスメントで最高評価を獲得

新生児期から7歳まで使えるロングユースタイプで、チャイルドシートアセスメントにおいて最高評価である「W優」を獲得しています。全面メッシュで通気性がよく、長時間ドライブでも快適です。本体も5.3kgと軽量で持ち運びしやすく、車ごとに付け替えるシーンが多くてもストレスがありません。

価格、安全性、快適性で優れているのでロングユースタイプを検討している人にとってはおすすめですが、新生児期に使用頻度が高い場合は、ベビーシートやチャイルド兼用タイプも検討しましょう。

6コンビコンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック

コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック 75,900 75,900円

★★★☆☆3.9
機能性 4.0快適性 4.5安全性への配慮 4.0価格の妥当性 3.0

取り付けが楽なセパレート構造

ベビー・チャイルド併用の回転型シートです。最大の特長は、ベビーシートのようにISO-FIXの土台とシートが分離する点です。子どもを乗せたまま着脱はできませんが、ISO-FIXの回転型でありながらシートの取り付けがしやすく、シートを自宅で保管しやすいメリットがあります。

ECE R129に準拠したモデルで、新生児期はシートをほぼフラットな状態にできるため、安全面でも安心です。Combiの回転型最高グレードで、通気性やクッション性といった快適さへの配慮も高いといえます。回転型の中では比較的コンパクトで、車内空間を有効に使える点もメリットです。価格は高いため、自分に必要な機能かを考えて選びましょう。

7CybexCybex Cloud Z i-Size ディープブラック 520000003

Cybex Cloud Z i-Size ディープブラック 520000003 39,600 39,600円

★★★☆☆3.8
機能性 4.5快適性 3.5安全性への配慮 4.0価格の妥当性 3.0

車外ではフラットポジションに変化し快適

回転機能が付いた高機能ベビーシートです。ベビーシートでありながら、ISO-FIXの土台に回転機能が付いている特殊なベビーシートで、乗せ降ろしがより簡単にできます。また、車から取り外すとリクライニングが可能なので、トラベルシステムでベビーカーに装着する際も安心です。

12位で紹介したAtomシリーズ同様に、側面衝突からの衝撃から子どもを守る「リニア・サイドインパクト・プロテクション」を採用し、最高クラスの安全性能を備えます。重量は4.8kgと重い点はデメリットですが、安全性能を重視しつつトラベルシステムを活用したい人に向いています。

8MAXI-COSI シティ ブラックレイベン QNY88238954

MAXI-COSI シティ ブラックレイベン QNY88238954 15,999 15,999円

★★★☆☆3.3
機能性 3.0快適性 3.0安全性への配慮 3.0価格の妥当性 4.0

マキシコシの最軽量ベビーシート

マキシコシのアイテムの中では最軽量の3.2kgで、機能性を絞り込んだ安価なベビーシートです。車への取り付け方法は、シートを直接シートベルトで固定するのみなので、ISO-FIXの土台があるタイプに比べると、着脱に時間がかかる点はデメリットと言えます。しかし、あえて機能性を絞り込むことで、価格の安さを実現しました。

コスパ重視の製品なので、快適性や使い勝手への配慮は少なめですが、シートが簡単に取り外せて洗濯可能な点がメリット。また、エアバギーをはじめとした人気のベビーカーに取り付けが可能な点も魅力です。

9ジョイーJoie ベビーシート ジュバ

Joie ベビーシート ジュバ 6,980 6,980円

★★★☆☆3.1
機能性 3.0快適性 2.5安全性への配慮 3.0価格の妥当性 4.0

軽さが最大の魅力

シンプルでリーズナブルな価格設定が魅力のベビーシートです。別売りのISO-FIXの土台に対応し、そのままでシートベルト固定も可能です。日差しから守るホロも付き、Joie製の対応ベビーカーに取付けも可能と、基本的なベビーシートの機能をしっかりと備えています。

重量はシリーズ最軽量の2.9kgで、他社製と比べても軽さが目立ちます。持ち運びやすさを特に重視したい人には向いています。上位モデルと比べると、ホロが折り畳めず、持ち手ハンドルの素材感や持ちやすさに劣ります。重量は軽いので、実売価格と機能性を比べて選ぶとよいでしょう。

10britaxBritax Romer BABYSAFE2 i-SIZE ‎BRX24376

Britax Romer BABYSAFE2 i-SIZE ‎BRX24376 35,640 35,640円

★★★☆☆3.1
機能性 3.0快適性 3.0安全性への配慮 4.0価格の妥当性 2.5

英国王室も御用達のブランド

優れた側面衝突保護性能を誇るドイツメーカーのベビーシートです。側面に搭載された独自の衝撃吸収構造「サイドインパクトクッションテクノロジー」で、子どもを側面衝突から守ります。ドイツの安全検査機関から、航空機での使用も承認された実績もあり、安全性の観点から信頼できる製品です。

ISO-FIXの土台は角度調整機能を搭載し、シート形状によって角度を調整できます。グレードの高い車になるほど座り心地をよくするために、お尻が沈み込むようなシート形状になる場合が多く、角度調整機能はメリットを感じやすい機能です。日本国内での流通量は少なくサポート面では不安もあります。信頼できる販売店から購入するようにしましょう。

11サイベックスサイベックス エイトン M i-Size

サイベックス エイトン M i-Size 28,600 28,600円

★★★☆☆3.0
機能性 3.0快適性 3.0安全性への配慮 3.0価格の妥当性 3.0

トラベルシステムも対応で広々サイズ

11段階のヘッドレスト調整機能を搭載した、18ヶ月頃まで長く使えるベビーシートです。シート全体が広めに設計されており、広々と使えて子どもがストレスを感じにくい点もメリットです。独自の衝撃吸収構造を備え、最新の安全基準であるECE R129に準拠しています。

トラベルシステムも対応していますが、ベビーシートの重量が4.6kgあり、子どもを乗せたまま持ち運ぶのが大変な場合もあります。また、シートは30度以下の水温で手洗いにしか対応していません。

12RECARORECARO サリア エリート 00089020300080

RECARO サリア エリート 00089020300080 87,999 87,999円

★★★☆☆3.0
機能性 3.5快適性 3.0安全性への配慮 3.5価格の妥当性 2.0

4歳まで使える特殊ベビーシート

4歳まで使えるシートに、ベビーシートがドッキングしている特殊なシートです。新生児期はベビーシートとして、子どもを乗せたまま着脱でき、トラベルシステムにも対応しています。回転型シートとしても使えるため、乗せ降ろしも簡単です。

ECE R129に適合しており、ISO-FIXの取り付けが正しくされているかが分かるインジケーターも搭載され、誰でも安全に着脱ができます。RECAROは旅客機やスポーツカーのシートで有名なメーカーで、高品質なシートと安全性の高さに定評があります。RECAROブランドというだけでも付加価値があり、価格は高めです。

13AILEBEBEAILEBEBE エールべべ・クルット6i グランス グランブラック BF950

AILEBEBE エールべべ・クルット6i グランス グランブラック BF950 75,500 75,500円

★★☆☆☆2.9
機能性 3.0快適性 3.5安全性への配慮 2.5価格の妥当性 2.5

乗せ降ろしのしやすさが魅力

カー用品メーカーが作ったベビー・チャイルド併用の回転型シートです。自社工場で作る国内製造シートは、ゆったりと座れる大きめのシートが特徴です。横幅が広めに作られているので、子どもが快適に座れるだけではなく乗せ降ろしもしやすいです。

回転のスムーズさも国内製造ならではで、ノーストレスで360度回転します。3点式ベルトが上部に跳ね上がる「ジャンピングハーネス」が採用され、旧モデルよりもさらに乗せ降ろしが楽になりました。汚れやすいインナーパットは洗濯機で丸洗い可能でお手入れも簡単です。広めに設計されたシートは子ども思いの設計ですが、車内空間は狭くなってしまうのが気になるポイントです。

14日本育児日本育児 ベビーシート スマートキャリー イージーベースセット

日本育児 ベビーシート スマートキャリー イージーベースセット 15,070 15,070円

★★☆☆☆2.8
機能性 2.5快適性 2.5安全性への配慮 2.5価格の妥当性 3.5

シートベルトで土台を固定できる

土台部をシートベルトで固定できるベビーシートです。ベビーシートの土台はISO-FIXしか選べない場合が多いですが、スマートキャリーシリーズではシートベルト固定を選べます。ISO-FIXが付いていない車であっても、着脱が簡単なベビーシートの利点を活かして使用できます。

価格重視の製品で、シートの快適性への配慮は少なめで、長時間のドライブには向きません。トラベルシステムにも対応していないので、ベビーシートと簡易的なチェアとしてのみ使用できます。

15アップリカアップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー プレミアム AB

アップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー プレミアム AB 57,100 57,100円

★★☆☆☆2.8
機能性 2.5快適性 2.5安全性への配慮 4.0価格の妥当性 2.0

360度すべての衝撃から守る

ベッドタイプのベビー・チャイルド兼用タイプのシートです。頭部が車の中央部にくる独自の構造は、子どもを衝撃から守るだけでなく、前の座席から子どもの様子を確認しやすい点も魅力です。ECE R129に準拠しており、側面からの衝突からも小さな子どもをしっかりと守ります。

Apricaのベッド型としては最上級モデルで、乗り心地や安全性においてもこだわって作られています。しかし、本体重量が重くママ1人での着脱は大変です。シート自体も大きいのでベッドモードでは1.5人分のスペースが必要な点がデメリットです。

16シーエー産商シーエー産商 モンレーヴ ベビーキャリー HO-002

シーエー産商 モンレーヴ ベビーキャリー HO-002 5,980 5,980円

★★☆☆☆2.6
機能性 2.0快適性 2.5安全性への配慮 2.0価格の妥当性 4.0

2.9kgで軽量なシンプルベビーシート

重さ2.9kgで、持ち運びがしやすいベビーシートです。通気性がよいメッシュ素材と、肌触りのよいニットを使い、赤ちゃんが快適に過ごせる工夫もされています。シンプルで低価格な点が魅力の製品で、側面衝突への配慮をはじめ、安全性への配慮は少なめです。

13kgまでしか使えないので、赤ちゃんの成長度合いによっては1歳になってすぐ、前向きで使用するジュニアシートに乗り換える必要があります。

17ApricaAprica クルリラ AD ライトネイビー NV 2122711

Aprica クルリラ AD ライトネイビー NV 2122711 59,400 59,400円

★★☆☆☆2.6
機能性 2.5快適性 2.5安全性への配慮 2.5価格の妥当性 3.0

ISO-FIXとシートベルトを併用できる

ベビー・チャイルド併用の回転型タイプです。ISO-FIXとシートベルトどちらでも取り付けができるので、ISO-FIX搭載の有無に関係なく使用できます。子どもが増えると車を乗り替える家庭も多く、納車のタイミングでISO-FIXを諦める必要もありません。

赤ちゃんがすっぽりとシートに収まる構造で、側面からの衝突も想定して設計されています。耐圧分散素材を使用したクッション材は通気性もよく快適に座れます。高機能タイプのシートなので、自分に必要な機能かを考えて選びましょう。また、分厚いシート構造は安心感がありますが、本体が大きいのでコンパクトな車の中では狭く感じる場合もあります。

18CombiCombi ウィゴー エッグショック LH ダークブラウン(DB) 4972990 149686

Combi ウィゴー エッグショック LH ダークブラウン(DB) 4972990 149686 16,590 16,590円

★★☆☆☆2.5
機能性 2.0快適性 2.5安全性への配慮 2.5価格の妥当性 3.0

1台で長く使えて買い替え不要

7歳まで使えるロングユースタイプのシートです。チャイルドシートは手洗いのみで丸洗いできない場合がありますが、ウィゴーロングは洗濯機で洗えるのでお手入れが簡単です。車への装着はシートベルトですが、重心が低く設計されており、子どもの乗せ降ろしがしやすいのも魅力です。

必要最低限の機能性で価格も安く、車の使用頻度の低い人にはぴったりのシートです。車での移動がメインの人や、シートの使い勝手や快適性を重視する人は他のタイプも検討しましょう。

19JoieJoie チャイルドシート チルト(ブラウン) 38117

Joie チャイルドシート チルト(ブラウン) 38117 7,480 7,480円

★★☆☆☆2.5
機能性 2.5快適性 1.5安全性への配慮 3.0価格の妥当性 3.0

リーズナブルなベビー・チャイルド併用型

ベビー・チャイルド併用型の中でも価格が安く、本体がベビーシート並みに軽量な点が魅力です。ベビーシートのように子どもを乗せたままの着脱は難しいですが、乗せ換えやシートを家で保管したい場合もストレスがありません。安全面ではチャイルドシートアセスメントにおいて、乳児期「優」の評価を得ており安心です。

価格重視の製品のため、子どもが快適に乗れる配慮は少なめで、長距離ドライブには向きません。また、ISO-FIXにも対応していないため、車への取り付けの際にシートベルトを使う必要がありますが、間違った付け方をしてしまう方も多いので、慣れるまではしっかり説明書を読んで取り付け作業を行ってください。

20GRACOGRACO マイルストーン 67166

GRACO マイルストーン 67166 22,000 22,000円

★★☆☆☆2.4
機能性 2.5快適性 2.5安全性への配慮 2.5価格の妥当性 2.0

12歳まで使用可能なロングユースシート

新生児から使えるジュニアシート併用タイプのロングユースシートです。一般的なロングユースシートよりも長い期間使える点が特徴です。法令上の補助具着用期間は6歳未満までですが、6歳になりたての子どもは座高も低く、シートベルトを安全に使えない場合があります。子どもの成長には個人差もあるため、シートベルトに切り替える期間に猶予があると安心です。

ヘッドレストは10段階に調整できて、対象期間中はしっかり首回りをサポートしてくれるので、寝てしまってもシートベルトがしっかりと機能します。快適さや新生児期の使い勝手のよさへの配慮が少ない点はマイナスです。

まとめ

ベビーシートは新生児期に使い勝手がよく、1歳未満の赤ちゃんとのお出かけに重宝します。車移動の多いご家庭はぜひ記事を参考にじっくり選んでみてくださいね。

また、徒歩での移動に欠かせないベビーカーもさまざまな種類があり、スイスイ移動しやすい三輪ベビーカーを利用するママパパも増えています。我が子とのお出かけを快適でより楽しくしてくれるのでぜひチェックしてみてください。

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