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Kaubel編集部美容ライター

コスメやヘアアレンジ、ネイルなど美容全般が好きで、美容師免許を取得しました。趣味はバレーボール観戦と旅行。アニメやドラマを見るのも好きです。新しいアイテムを買うときは、事前によく調べてから選ぶようにしています。みなさまにとって分かりやすく、参考になる記事をお届けしたいです。

シャンプーが泡立たない原因

ダメージヘアを押さえる女性
参照元: https://www.photo-ac.com/

シャンプーは、洗顔料やボディソープのように、水分と混ざってふわふわに泡立ちます。そのため、上手く泡立てられないのは、シャンプー剤と水分がしっかりなじんでいない場合も多いです。頭皮や毛髪の汚れ、ダメージ毛など、シャンプーと水分が十分になじまず、泡立てられない原因を解説していきます。心当たりがないかチェックしてみてくださいね。

皮脂汚れはシャンプーと水分のなじみを悪くする

頭皮や毛髪に皮脂がたくさん付いていると、泡を作るのに必要なシャンプーと水分のなじみを邪魔するため、泡立ちも悪くなります。皮脂は、汗をかきやすい夏場や運動後に出やすく、寝不足や油物の摂取など生活環境も影響してくるのが特徴です。

また、過剰な皮脂は、頭皮や毛髪がベタついて不潔な印象を与えるうえに、頭皮の毛穴詰まりや吹き出物に繋がる場合も。頭皮環境が悪いと、枝毛や抜け毛の原因になるため、泡立ちの悪さ以外でも悪影響を与えます。

予洗い不足だと汚れが落とせず泡立ちの邪魔をする

シャンプー前の予洗いが不十分な場合も、泡立たない原因になります。予洗いとは、シャンプー剤を付けて洗う前に、お湯で頭皮や毛髪の汚れを落とす作業です。

予洗いが足りないと、頭皮や毛髪に皮脂、汚れが残ってしまい、シャンプーと水分のなじみを邪魔してしまいます。また、頭皮や毛髪へお湯が行き渡らないと、泡立ちに必要な水分も足りず、モコモコの泡を作れません。

整髪剤を付けすぎると泡立ちが悪く汚れも落ちづらい

ワックスやヘアスプレーなどの油性整髪料を付けすぎている場合も、シャンプーの泡立ちが悪くなります。油性整髪料は、シャンプーと水分が混ざるのを邪魔するうえ、強力なタイプほど、毛髪にしっかり付いているため落ちづらいです。

ダメージ毛はシャンプーや水分を吸収して泡立たない

カラーやパーマ、紫外線などで、髪がダメージを受けている状態も、泡立ちの悪い原因になります。ダメージによって髪のキューティクルが開き、シャンプーや水分を吸収してしまうためです。

シャンプーの量が少ないと十分に泡立たない

髪の長さや毛量に対して、シャンプーの量が足りていない場合も、泡立たない原因になります。シャンプーは消耗品のため、もったいない精神で使用量を少なくしてしまうと、十分に泡立てられません。

髪の毛が長かったり、朝晩シャンプーをしている場合は、量を気にせず使いやすい、安いシャンプーを試してみるのもおすすめです。

シャンプーが泡立たないときの対処法

モコモコに泡立ったシャンプー
参照元: https://www.photo-ac.com/

シャンプーをふわふわに泡立てる方法をご紹介します。少しの手間をかけるだけで、モコモコ泡を作ってしっかり洗えるので、シャンプーする際に試してみてくださいね。

シャンプー前のブラッシングで髪や頭皮の汚れを落とす

シャンプー前にブラシで髪の毛を梳かすと、髪や頭皮の汚れが落とせるため、泡立ちやすくなります。また、ブラッシングをすると毛先の絡まりがほぐれて、指通りも良くなるので、毛髪の摩擦軽減や洗いやすさに繋がるのもメリット。

毎朝しっかり髪を梳かしている方でも、生活している中で埃や汚れが付着したり、毛先も絡まったりするため、シャンプー前のブラッシングは大切です。

入念な予洗いでシャンプー前にできるだけ汚れを落とす

シャンプー前の予洗いをしっかり行うと、頭皮や毛髪の汚れを6〜7割落とせます。お湯の温度は、熱すぎず冷たすぎない38〜40度で、2〜3分続けるのがおすすめです。

また、髪の表面だけではなく、頭皮までしっかり洗いましょう。ロングヘアの方や毛量が多い方は、髪の中まで手を入れて丁寧に予洗いすると、全体にお湯を行き渡らせられますよ。

手の平で泡立てから頭に乗せて空気もたっぷり含ませる

シャンプーを手に取っていきなり頭へ付けるのではなく、手の平で水分を混ぜて、泡立ててから洗うのがおすすめです。手の平で泡立ててから頭皮や毛髪に乗せて、たっぷり空気を含ませながら揉み込むと、ふわふわの泡ができますよ。

シャンプー剤を直接頭に付けるのは刺激が強く、すすぎ残しや頭皮トラブルの原因にもなるので避けましょう。

整髪料をたくさん使った日は2度洗いがおすすめ

ワックスやヘアスプレーなど、整髪料をたくさん使った日や、皮脂のベタつきが酷いときなどは、1度洗いだと落ち切らない場合もあります。あまりにも泡立ちが悪いときは、シャンプーを使って2度洗いするのもおすすめです。

1度目のシャンプーでしっかり毛髪の汚れを落とせば、2度目のシャンプーではもっと泡立ちが良くなるため、ふわふわの泡で頭皮を洗浄しましょう。

シャンプー使用量の目安を覚えておくと調節しやすい

シャンプーボトルとモコモコの泡
参照元: https://www.photo-ac.com/

短髪のメンズ 0.5〜1プッシュ
ショートヘア 1〜2プッシュ
ミディアムヘア 2〜3プッシュ
ロングヘア 3〜4プッシュ

シャンプーの適切量は髪質や毛量、シャンプー剤の泡立ちやすさなど、さまざまな要因によるため、決まった量はありません。しかし、髪の長さに合わせた目安量を知っていると、自分でシャンプーをするときの参考になります。

ワンポイント
目安量を参考にしながら、少し足したり減らしたりして、自分の髪に必要な量を調節するのがおすすめです。

泡立ちの良いシャンプー5選

シャンプーの泡立ちが悪い場合は、シャンプー自体を変えるのもおすすめ。泡立ちの良いシャンプーをご紹介するので、参考にしてくださいね。

プルプル泡でしっとりまとまりの良い髪へ導く

弾力のあるプルプルとした泡立ちで、しっとり洗い上げるシャンプーです。保湿成分のトウミツ、シラカバウォーター(※1)配合で、毛髪のキューティクルを整え、地肌にもうるおいを与えます。

また、マカダミアナッツ由来のリペアセラム(※2)が、髪のダメージを補修して、しなやかでツヤのある仕上がりへ。髪や頭皮の乾燥、パサつきが気になる方、広がりを抑えたい方へおすすめです。

しっとりまとまるモイストのほかに、さらさらに仕上げるスムースや、ハリコシを与えるバウンシーボリュームなど、全部で5タイプを展開。理想の仕上がりに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

※1シラカンバ樹液、ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液(すべて保湿成分)※2マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル(毛髪補修成分)

キメ細やかな泡立ちとマイルドな使用感が魅力

石油系洗浄成分や、石けん成分が不使用の薬用アミノ酸シャンプーで、ほど良い洗浄力とマイルドな使い心地が魅力です。また、有効成分のグリチルリチン酸ジカリウム(※)配合で、頭皮のフケや痒みを防いで健やかに保ちます。髪のハリコシがなくなってきた方、頭皮の乾燥やフケで悩む方にぴったりです。

ホイップ感のあるキメ細やかな泡立ちに加えて、みずみずしく爽やかなオレンジの香りも人気があります。家族みんなで使いたいという方にもおすすめのシャンプーです。

※天草由来

濃密なホイップ泡でしっとりまとまりのある仕上がりへ

名前の通り、ホイップクリームのような濃密泡が、頭皮や毛髪をすっきり洗い上げるアミノ酸シャンプーです。アーモンド油、アボカド油、ハチミツなどの植物由来成分を、ミルク由来成分(※)でブレンド。乾燥によりパサついた髪のダメージを補修して、しっとりまとまりのある仕上がりになります。

ホワイトローズの香りも人気で、優しい甘さと爽やかさが広がります。また、扱いやすいプラスチックボトルなのに、見た目はガラス瓶のようなキュートさがあり、お風呂場もおしゃれになりますよ。

※加水分解乳タンパク(牛乳)、ヨーグルト液(牛乳)(すべて保湿)

こだわりのオーガニック成分とふわふわ泡でツヤ髪へ

ヨモギ、カモミール、ローズマリーなど、オーガニックハーブから煮出したハーブティーをベースとして、髪や頭皮に必要なミネラルをたっぷり含んだシャンプーです。

また、人の髪や肌と同じアミノ酸系の洗浄成分を配合しているため、マイルドな使用感なのも魅力。ほど良い洗浄力で皮脂や汚れを洗浄して、ツヤのある髪に仕上がります。

ふわふわで心地良い泡立ちに加えて、アロマテラピーアドバイザーが調香した、シトラス&ラベンダー(天然精油)の香りもポイントです。すっきり感のある柑橘系とハーブの香りがお風呂場に広がります。

植物由来の保湿成分とモコモコ泡でしなやかに洗浄

オーガニック認証アルガンオイル(※1)やローズマリーウォーターGL(※2)など、植物由来の保湿成分をたっぷり配合したシャンプーです。柔らかいモコモコ泡が髪や頭皮を包み込み、しっとりしなやかに洗い上げるので、髪のパサつきや広がりが気になる方にもぴったり。

フレッシュアップル&ピオニーの香りも、みずみずしくフルーティーで人気があります。また、同じシリーズから展開するコンディショナーとトリートメントは、優雅さを感じるグリーンアップル&ゼラニウムの香りです。シャンプーの香りと合わせると、上品なローズ&ムスクの香りへと変わるため、ライン使いするのもおすすめ。

※1アルガニアスピノサ核油 ※2グリセリン

まとめ

以上、シャンプーが泡立たない原因と対処法について解説しました。シャンプー剤と水分が十分に混ざらないと、モコモコの泡を作るのは難しいです。

シャンプー前に汚れを落とす、自分に合ったシャンプーの量を使う、泡立ちの良いシャンプー剤を使うなど工夫して、しっかり泡立てたシャンプーで洗浄しましょう。

また、髪を洗う頻度や、すすぎ残しの確認方法など、シャンプーの気になる質問についてまとめています。興味のある方は、あわせてチェックしてください。