オーガニック粉ミルクのメリット・デメリットを解説！バブスやHippなども紹介
ナチュラル志向なママに人気の「オーガニック粉ミルク」。子どもに飲ませる前に、メリットやデメリットを把握して、安心できる商品を与えたいですよね。
そこで今回は、オーガニック粉ミルクのメリット、デメリットを解説します。おすすめの商品や、母乳に近い国産粉ミルクも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね！
ズー子
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Kaubel編集部ベビー・キッズライター
3人の子どもを育てながら、離乳食・幼児食コーディネーターの試験に合格。育児や家事を楽にする方法を日々模索するズボラママです。パパやママ、子どもたちの生活を豊かにする厳選したアイテムや情報を発信します！
オーガニック粉ミルクとは？
有機飼料で育てた牛やヤギの乳成分を原料とした商品
オーガニック粉ミルクとは、農薬や化学肥料を使わない飼料で育てた牛やヤギの乳成分を原料とした粉ミルクです。また、国際的なオーガニック認定機関で認証されているのも特徴のため、商品を選ぶときにチェックすると良いでしょう。
日本の粉ミルクは、遺伝子組換え作物を原料とした加工品（※）を使っています。そのため、海外製のオーガニック粉ミルクを選ぶママもいるのです。
※日本で安全性が確認されているもの
| 無添加は特定の化学薬品や添加物を使用していないこと |
| よく混同してしまう「オーガニック」と「無添加」は、実際には意味が異なるため、正しく認識しましょう。無添加は、特定の化学薬品や添加物を使用していないという意味で、商品によって不使用成分が異なります。そのため、商品の不使用成分をチェックしましょう。 |
オーガニック粉ミルクのデメリット
| オーガニック粉ミルクのデメリット |
| 価格が高い |
| 日本製品は無い |
| 店舗での取り扱いが少ない |
海外製品のみで価格が高い
オーガニック粉ミルクに国産の製品は無く、海外製の商品しか選べないのがデメリット。原料や製造コストが高いのはもちろん、輸送にもお金がかかるため高価になってしまいます。
また、日本でオーガニック粉ミルクは、一般的でないため近所のスーパーやドラックストアでほとんど取り扱いが無いのもデメリット。手軽に購入できないため、ネットでまとめ買いしておくのがおすすめです。
オーガニック粉ミルクのメリット
| オーガニック粉ミルクのメリット |
| 有機飼料で育てた牛やヤギの乳成分が原料 |
| 遺伝子組み換え成分不使用 |
| 化学薬品や添加物の使用が少ない |
| 輸送や製造過程も厳しいチェックをクリア |
| 便秘やうんちのニオイ解消になる場合もある |
厳しいチェックをクリアしているため安全性が高い
オーガニック粉ミルクは、国際的なオーガニック認定機関をクリアしています。有機飼料で育てた牛やヤギの乳成分を使用しているのはもちろん、製造工程や輸送方法も厳しいチェックを受けているんです。
また、添加物の使用も少ないため、安全性を重視したいママにおすすめ。さらに、便秘やうんちのニオイの解消にも役立つと謳っている商品もあるため、うんちトラブルを抱えている赤ちゃんに試してみても良いでしょう。
オーガニック粉ミルクのおすすめ商品5選
Bubs オーガニック 粉ミルク ステップ1 大缶 800g
| BubsBubs オーガニック 粉ミルク ステップ1 大缶 800g |
|
6,699 6,699円 |
| 原産国名 |
オーストラリア |
| 内容量 |
800g |
| 対象年齢 |
0カ月～6カ月 |
| おすすめポイント |
| 母乳に近い味、色、におい |
| 消化吸収に優れていて、便の悩みを解消できる |
| 国際的なオーガニック認定機関からの認定済 |
| 人工甘味料、合成着色料無添加 |
| 牧草のみを食べて育った（グラスフェッド）牛ミルクが原料 |
| 6カ月以降、1歳以降向けの商品もある |
| 牛と山羊ミルクから選べる |
Holle オーガニック 山羊 粉ミルク
| HolleHolle オーガニック 山羊 粉ミルク |
|
15,700 15,700円 |
| 原産国名 |
ドイツ |
| 内容量 |
400g |
| 対象年齢 |
0カ月〜6カ月 |
| おすすめポイント |
| 創業80年以上のヨーロッパの老舗ベビーフードメーカーの粉ミルク |
| 牧草のみを食べて育った（グラスフェッド）山羊ミルクが原料 |
| 厳しいオーガニック認証を取得 |
| 6カ月以降、1歳以降から選べる |
| 牛と山羊ミルクから選べる |
| お腹に優しいA2の牛ミルクからも選べる |
Bellamy's オーガニック 粉ミルク ステップ1 大缶 900g
| Bellamy'sBellamy's オーガニック 粉ミルク ステップ1 大缶 900g |
|
7,199 7,199円 |
| 原産国名 |
オーストラリア |
| 内容量 |
900g |
| 対象年齢 |
0カ月〜6カ月 |
| おすすめポイント |
| 母乳に近い味、色、におい |
| 消化吸収に優れていて、便の悩みを解消できる |
| 国際的なオーガニック認定機関からの認定済 |
| 人工甘味料、合成着色料無添加 |
| 6カ月以降、1歳以降向けの商品もある |
HiPP COMBIOTIC オーガニック 粉ミルク
| HiPPHiPP COMBIOTIC オーガニック 粉ミルク |
|
6,980 6,980円 |
| 原産国名 |
ドイツ |
| 内容量 |
400g×2 |
| 対象年齢 |
0カ月〜6カ月 |
| おすすめポイント |
| 無農薬有機農法で飼育した牛のミルクを使用 |
| ドイツのオーガニック基準をクリア |
| 6カ月以降、1歳以降向け商品もある |
| 牛と山羊ミルクから選べる |
オーガニック 粉ミルク 595g Earth's Best
| Earth's Bestオーガニック 粉ミルク 595g Earth's Best |
|
13,800 13,800円 |
| 原産国名 |
アメリカ |
| 内容量 |
595g |
| 対象年齢 |
2カ月〜1歳 |
| おすすめポイント |
| アメリカの老舗オーガニックベビーフードメーカーの商品 |
| USDA認証のオーガニック素材を使用 |
| 母乳に近づけた栄養価 |
| 鉄分を含んでいる |
オーガニック粉ミルクの作り方（調乳方法）
オーガニック粉ミルクの調乳方法は商品によってことなります。一例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
| 1 |
哺乳瓶に50℃のお湯を入れる |
| 2 |
粉ミルクを入れる |
| 3 |
哺乳瓶を回して混ぜて粉ミルクを溶かす |
| 4 |
水道水で哺乳瓶を適温まで冷ます |
1.哺乳瓶に50℃のお湯を入れる
沸騰したお湯を50℃まで冷ましましょう。日本の粉ミルクは70℃が一般的です。しかし海外製のオーガニック粉ミルクは、50℃で調乳する場合が多いです。
2.粉ミルクを入れる
日本の粉ミルクは、粉の後にお湯を入れますが、海外製オーガニック粉ミルクは異なります。お湯のあとに粉ミルクを入れる場合があるため、注意しましょう。
3.哺乳瓶を回して粉ミルクを溶かす
日本の粉ミルクと同様に、哺乳瓶の底を回すように振って粉ミルクを溶かします。15秒ほどで溶けきるでしょう。商品によって溶けやすさは異なるため、様子を見ながら溶かしてみてください。
4.水道水で哺乳瓶を適温まで冷ます
ミルクを適温（約37℃）まで冷ましましょう。水道で流水に当てるのが一般的です。しかし、ボウルや深めの器に水をためて漬けて冷ますと水の節約になり、哺乳瓶を持っておく手間もなくなるのでおすすめ。
母乳に近い成分の国産粉ミルク3選
国産の粉ミルクにこだわりたい人におすすめなのが、母乳に近く余計な成分を含まない粉ミルクです。日本の粉ミルクは母乳に近い成分で作られている商品がほとんど。そのため、母乳と粉ミルクを混合で与える人は、自分の母乳の風味に近い商品を選ぶと良いでしょう。
和光堂 レーベンスミルク はいはい 810g
| 和光堂和光堂 レーベンスミルク はいはい 810g |
|
1,818 |
| おすすめポイント |
| 溶けやすさが魅力 |
| 母乳に近いタンパク質バランス |
雪印メグミルク ぴゅあ
| おすすめポイント |
| 母乳をお手本にたんぱく質や脂肪などの量と質を調整している |
| コスパの高さが魅力 |
グリコ アイクレオバランスミルク 大缶
| グリコグリコ アイクレオバランスミルク 大缶 |
|
2,336 |
| おすすめポイント |
| 母乳を目指して成分と原料にこだわっている |
| 母乳に近いあっさりした甘さ |
オーガニック粉ミルクについてのよくある質問
Q1．保存期間は？まとめ買いしても大丈夫？
A．製造日から未開封で2年間程度のためめまとめ買いしても問題ない
商品や製造年月日により異なりますが、未開封で製造日より2年程度。開封後は4週間程度で使い切りましょう。2年あれば、まとめ買いしても問題ありません。
Q2．オーガニック粉ミルクは無添加ですか？
A．添加物をできるだけ使用していない商品がほとんど
無添加とは、特定の化学薬品や添加物を使用していないことです。オーガニック製品は、すべての添加物を使用していないわけではありません。各商品の詳細をみて不使用成分をチェックしましょう。
Q3．牛と山羊のミルクどっちが良いの？
A．アレルギーが心配な場合は山羊ミルクを
山羊ミルクには、牛ミルクアレルギーの原因のひとつα-カゼインが含まれません。そのため、アレルギーの心配がある場合は、山羊ミルクを選びましょう。また、消化しやすいのも特徴なため、下痢や便秘になりにくいですよ。
まとめ
オーガニック粉ミルクのメリット、デメリットについて解説しました。オーガニックにこだわりたいママには、デメリットはほとんど無いといえるのが結論です。ぜひオーガニック粉ミルクを試してみてくださいね！
Kaubelでは、オーガニック粉ミルクや新生児向け粉ミルクのおすすめ商品も紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
