著者

かいと 記事一覧

Kaubel編集部PC・ゲーミングガジェットライター

ゲーム好きが高じて、気づいたらPC周辺機器やゲーミングデバイスに詳しくなってました。ゲーム以外では音楽が好きで、楽器やオーディオ機器にもそれなりに詳しいです。学生時代を無勉で駆け抜けた持ち前の文章力を活かし、「知識がなくても伝わる記事」を書くことを心がけています。

監修者

ひで 記事一覧

ウェブライター・ウェブメディア運営支援

2007年に独立後、2011年には顧客対応もオンラインに1本化。15年来の完全リモートな在宅ワーカーとして中小企業、個人事業主を中心としたウェブメディア運営の支援に従事。同時に、メールマガジン、ブログなど各種メディアでPCガジェットの活用による生産性の向上、ウェブ集客、SEO、ビジネスなどの情報発信を行う。現在はこれまでの経験を活かして在宅ワーカー視点でのガジェットレビューを楽しんでいる。

KaubelはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマース アフィリエイトを始めとする各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がKaubelに還元されることがあります。

グラフィックボードとは?

画像や映像の処理を行うパーツ

グラフィックボード
参照元: https://unsplash.com/

グラフィックボードとは、画像や映像の処理を行う「GPU」を搭載したパーツで、ビデオカードとも呼ばれます。CPUやマザーボードの中にもGPUは組み込まれていますが、最低限の性能しかありません。基本的にPCゲームを遊ぶためには、グラフィックボードが必要になります。

最新のゲームタイトルは、ある程度高い性能を持つグラフィックボードでなければ動作しない場合が多いです。ほかにもグラフィックボードの性能は、ゲーム画面を1秒間に描画する回数「リフレッシュレート」にも関わるため、競技ゲーマーにとっても重要なパーツとなっています。

グラフィックボードの選び方

グラフィックボードの選び方4つ
チップメーカーで選ぶ
遊びたいゲームタイトルで選ぶ
冷却性能で選ぶ
価格で選ぶ

チップメーカーで選ぶ

NVIDIAのグラフィックボード
参照元: https://unsplash.com/

グラフィックボードには、「グラフィックチップ」というパーツが搭載されています。チップを開発している主なメーカーは、NVIDIAとAMDの2社。それぞれ力を入れている部分が異なるため、自分の用途に合ったチップメーカーを選びましょう。

豊富なラインナップと高いシェア率を誇るNVIDIA

「GeForceシリーズ」を展開するNVIDIAは、高いシェア率を誇るチップメーカーです。NVIDIAのチップは、幅広いラインナップに加えて光の反射や陰影をリアルに表現する技術「レイトレーシング」の性能に優れている点が大きな特徴。GT、GTX、RTXの順番に性能が高くなっていき、製品名だけで性能が判別できるようになっています。

ミドルクラスのコスパに優れるAMD

「Radeonシリーズ」を展開するAMDは、アメリカの半導体メーカーです。AMDのチップは、ミドルクラス製品のコスパに優れているのが強み。NVIDIAのチップと比べて処理速度に影響するコア数が多いため、計算速度に優れています。

プロフィール画像ガジェットライター NVIDIAかAMD か?GPU2大メーカーの選択の際に考慮したいのがその使用目的です。一般にゲーム目的ならGeForce(NVIDIA)、動画編集など映像関連ならRadeon(AMD)搭載製品を候補にするのがおすすめ。特にこだわりがないのならラインナップも豊富で情報量も多いGeForceを選択しておくのが無難ですね。

プロフィール画像ガジェットライター リファレンスモデル? オリジナルモデル?グラフィックボードにはNVIDIA・AMDのGPUメーカーが作る「リファレンスモデル」とMSIやASUSなどグラフィックボードメーカーが作成する「オリジナルモデル」があります。性能面ではオリジナルに分がありますが、リファレンスには最新CPUを早期に楽しめる、安定性や安全性、耐久性の高さなどメリットも多いです。ただし、ハイスペックゲームなど高負荷環境での使用では、冷却性に勝るオリジナルの方が耐久性においても優位です。

遊びたいゲームタイトルで選ぶ

ゲームタイトルによってグラボの要求スペックが異なる

APEXや原神、FF14といったPCで遊べるゲームは、作品ごとに要求されるグラフィックボードの性能が異なります。グラフィックボードの性能が低いとゲームによってはプレイできないため、プレイしたいゲームタイトルの推奨環境は必ず確認しましょう。各メーカー推奨の動作環境より余裕をもたせた方が、ゲームを快適にプレイできるのでおすすめです。

快適性重視の製品スペック目安
Cyberpunk 2077 RTX 3080
モンスターハンターライズ RTX 3070
Apex Legends RTX 3060 Ti
ファイナルファンタジーXIV
:暁月のフィナーレ
RTX 3060
VALORANT RTX 3050
Tom Clancy's
Rainbow Six Siege
RTX 3050
League of Legends GTX 1660 SUPER
フォートナイト GTX1660
原神 GTX 1650 SUPER
マインクラフト GTX 1650

冷却性能で選ぶ

グラフィックボードの冷却ファン
参照元: https://unsplash.com/

負荷の大きい処理によってグラフィックボードの温度が上昇すると、本来の性能が発揮されません。動作を安定させるために、グラフィックボードにはファンが搭載されています。ファンの数が多いほど冷却性能が高まる一方、本体のサイズも大きくなってしまうので、購入前にファンの数と本体サイズを必ず確認するようにしましょう。

小型なPCを組むならシングルファン

小型PCを組みたい人は、シングルファンを選びましょう。本体が小さくスリムなケースやmini-ITXケースを使用したい人におすすめです。しかし、ファンが1つなので冷却性能は高くありません。

冷却性と静音性のバランスを取るならデュアルファン

デュアルファンは、冷却性と静音性のバランスが取れたタイプ。ファンが2つなので冷却性能が高く、少ない回転数でも冷却しやすいです。トリプルファンほど騒音が気にならないのも嬉しいポイント。

負荷の高い作業やゲームをするならトリプルファン

冷却性能が非常に高く、本体サイズの大きいトリプルファン。最新の3Dゲームや4K動画編集など、負荷の大きな処理をする際に最適です。しかし、本体が大きく場所を取るので、PCケースに収まるか購入前に確認しましょう。

プロフィール画像ガジェットライター ファン数とケースサイズファン数が増えるごとにグラボのサイズも大きくなります。ミニタワーサイズのケースであればほとんどのディアルファン製品の搭載が可能です。トリプルファン製品を搭載するならより大きなサイズ、少なくともミドルタワー以上(安心なのはフルタワー)のケースを用意しておきましょう。

価格で選ぶ

グラフィックボード
参照元: https://unsplash.com/

グラフィックボードは性能が高くなるほど価格も高くなります。自分の予算と用途に合ったグラフィックボードを選びましょう。

価格を抑えたいなら10,000円〜30,000円

価格を抑えて軽いゲームを遊びたい人は、10,000円〜30,000円のグラフィックボードを選びましょう。720p、1080pなどの軽い動画編集にもおすすめです。League of LegendsやVALORANTなどの軽いゲームであれば、ゲーム内設定を下げて高いリフレッシュレートで遊べる可能性があります。

フルHDのゲームなら30,000円〜50,000円

フルHD60fpsでゲームを遊びたい人は、30,000円〜50,000円のグラフィックボードを選びましょう。ある程度負荷の大きいゲームでも問題なく動作するほか、ゲーム内設定を下げれば、より高いフレッシュレートでゲームを遊べます。

WQHDも視野に入れるなら50,000円〜80,000円

50,000円〜80,000円のグラフィックボードであれば、フルHDで100fps以上出せる性能があります。フルHDよりもさらに解像度の高いWQHDでも60fpsを安定して出せるので、WQHDモニターでゲームを遊びたい方は視野に入れておきましょう。

4Kモニターを利用するなら80,000円〜100,000円

80,000円〜100,000円以上のグラフィックボードであれば、フルHDで200fps以上、WQHDで100fps以上は確実に出せます。4K解像度でも問題なくプレイできるので、最新のゲームを高解像度でプレイしたい人におすすめです。

プロフィール画像ガジェットライター 出力端子のチェックも忘れずに4枚以上のモニターに映像を出力したいなら、グラフィックボードに搭載される出力端子の種類や仕様、個数なども確認しましょう。主な出力端子には「HDMI・DisplayPort・DHI・USB-C」などがあります。お使いのモニターの仕様や用途と照らし合わせ、必要になる搭載端子の種類、バージョン、個数などを選択してください。

プロフィール画像ガジェットライター メモリ容量で製品を絞り込む様々な仕様やGPUスペック、世代、ブランドなどが混在するグラフィックボード。慣れないうちはご自身にあった製品選びに混乱するかも?そんな時はあなたの用途に応じたメモリ容量から製品を絞り込んでみましょう。例えば、4K動画の視聴やPhotoshopを使うなら2GB、安定したマルチモニター環境を作るなら4GB、今どきのゲームを楽しむ、3D CADなら8GB以上など。用途毎の必要容量を意識することで製品を大きく絞り込むことができます。ただし、絞り込んだあとの購入判断はGPU性能、その他仕様などからの検討が必要です。

グラフィックボードのおすすめメーカー

MSI

MSI
参照元: https://storage-asset.msi.com/frontend/imgs/logo.png

静音性と冷却性で人気の台湾メーカー

MSIは、台湾のPCデバイスメーカーです。グラフィックボード以外にマザーボードやゲーミングPC、ゲーミングモニターなど、さまざまなデバイスの製造と販売を行っています。

MSIのグラフィックボードは冷却性と静音性に優れており、ゲーマーからの支持が高いです。低温度の際に自動的にファンを停止するセミファンレス機能「ZERO FROZR」や、本体をライトアップできる「RGB機能」など、さまざまな嬉しい機能も備わっています。

ASUS

ASUS
参照元: https://www.asus.com/jp/

高性能なハイエンドモデルを多数ラインナップ

ASUS(エイスース)は、台湾の通信機器メーカー。グラフィックボードだけでなく、デスクトップPCやノートPC、タブレットやスマートフォンなども取り扱っています。ASUSのグラフィックボードは、オーバークロック数の高いモデルやトリプルファン搭載モデルなど、全体的に性能が高いのが特徴です。

ZOTAC

ZOTAC
参照元: https://www.zotac.com/jp

大小さまざまなサイズを取り揃える

ZOTACは、香港の企業「PC Partner」のグループ会社です。2006年からNVIDIAとパートナーになり、NVIDIA GeForce搭載モデルを中心に販売しています。

高い性能と多彩な機能を持つ「AMPExtreme」、性能と価格のバランスを取った「AMP」、性能はそのままに小型化させた「MINI」と、3つのシリーズを展開しているZOTAC。中でも「MINI」はスペースを取らないので、小型PCを組みたい人におすすめです。

玄人志向

玄人志向
参照元: https://www.kuroutoshikou.com/

ハイエンド製品が安価に購入できる

玄人志向は、CFD販売株式会社が展開するPC周辺機器ブランド。自作PC向けの低価格商品を多数販売しており、グラフィックボードも安く手に入れられます。

ただし、もしトラブルが起きてもユーザーサポートがないため、自力で解決しなければいけません。ブランド名の通り、一定以上のPC知識が求められるメーカーです。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 フルHD性能 WQHD性能 4K性能 冷却性能の高さ 省スペース性
1MSI GeForce RTX3090 GAMING X TRIO 24G VD7347 MSIMSI GeForce RTX3090 GAMING X TRIO 24G VD7347 498,875円 498,875 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0 2.5/5.0
2MSI GeForce RTX3080Ti SUPRIM X 12G  VD7646 MSIMSI GeForce RTX3080Ti SUPRIM X 12G  VD7646 256,000円 256,000 5.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0 2.5/5.0
3ASRock RADEON RX6900XT OC Formula 16G ‎RX6900XT PGD 16GO ASRockASRock RADEON RX6900XT OC Formula 16G ‎RX6900XT PGD 16GO 161,596 5.0/5.0 4.5/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0 2.5/5.0
4ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti AMP Holo ZT-A30710F-10P VD7705 ZOTACZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti AMP Holo ZT-A30710F-10P VD7705 163,178円 163,178 4.5/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0 4.5/5.0 2.5/5.0
5ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR ZT-A30700H-10PLHR ZOTACZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR ZT-A30700H-10PLHR 114,520円 114,520 4.0/5.0 3.5/5.0 2.5/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
6玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 3060Ti GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE 玄人志向玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 3060Ti GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE 105,963円 105,963 3.5/5.0 3.0/5.0 2.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
7玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070SUPER GG-RTX2070SP-E8GB/DF 玄人志向玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070SUPER GG-RTX2070SP-E8GB/DF 268,722円 268,722 3.5/5.0 3.0/5.0 2.0/5.0 3.5/5.0 3.5/5.0
8玄人志向 Radeon RX 6600XT RD-RX6600XT-E8GB/DF 玄人志向玄人志向 Radeon RX 6600XT RD-RX6600XT-E8GB/DF 129,291円 53,000 3.5/5.0 3.0/5.0 2.0/5.0 3.5/5.0 3.0/5.0
9ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC VD7558 ZOTACZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC VD7558 86,667円 86,667 3.0/5.0 2.5/5.0 2.0/5.0 3.0/5.0 3.0/5.0
10MSI GEFORCE GTX 1660 SUPER AERO ITX OC VD7112 MSIMSI GEFORCE GTX 1660 SUPER AERO ITX OC VD7112 65,800円 65,800 2.0/5.0 1.5/5.0 1.0/5.0 2.5/5.0 3.5/5.0
11玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 玄人志向玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 27,216円 27,216 1.5/5.0 1.0/5.0 1.0/5.0 1.5/5.0 2.5/5.0
12MSI GEFORCE GTX 1050TI 4GT LP VD6238 MSIMSI GEFORCE GTX 1050TI 4GT LP VD6238 26,800円 26,800 1.0/5.0 0.5/5.0 0.5/5.0 2.0/5.0 2.5/5.0
13GIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 GV-N1030D5-2GL GIGABYTEGIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 GV-N1030D5-2GL 35,350円 35,350 0.5/5.0 0.5/5.0 0.5/5.0 1.5/5.0 3.0/5.0
14MSI GeForceGT710 GDDR3 1GB VD5932 MSIMSI GeForceGT710 GDDR3 1GB VD5932 5,685円 5,685 0.5/5.0 0.0/5.0 0.0/5.0 0.0/5.0 3.0/5.0

グラフィックボードのおすすめ人気ランキング14選

1MSIMSI GeForce RTX3090 GAMING X TRIO 24G VD7347

MSI GeForce RTX3090 GAMING X TRIO 24G VD7347 498,875 498,875円

★★★★☆4.5
フルHD性能 5.0WQHD性能 5.04K性能 5.0冷却性能の高さ 5.0省スペース性 2.5

高い冷却性と静音性を兼ね備える

NVIDIA GeForce RTX3090を搭載したグラフィックボード。「トルクスファン4.0」や「Wave-curved 2.0」により、高い冷却性と静音性を兼ね備えています。

負荷の大きいゲームでもフルHDで平均150fps、WQHDで平均130fps、4Kで平均90fps出せるハイスペックモデル。軽いゲームであればフルHDで300fps近く、WQHDで240fps以上、4Kで144fps以上と高い性能を発揮し、快適なゲームプレイが可能になります。

2MSIMSI GeForce RTX3080Ti SUPRIM X 12G  VD7646

MSI GeForce RTX3080Ti SUPRIM X 12G  VD7646 256,000 256,000円

★★★★☆4.4
フルHD性能 5.0WQHD性能 5.04K性能 4.5冷却性能の高さ 5.0省スペース性 2.5

WQHDでも高いリフレッシュレートで動作

「NVIDIA RTX3080Ti」を搭載したグラフィックボードです。重たいゲームでもフルHDで100fps以上、軽いゲームであれば300fpsに近いフレームレートでプレイでき、WQHDはもちろん4Kでも高いフレームレートでゲームが動作します。

「トルクスファン4.0」を搭載しているため、高い冷却性能を持っています。マザーボードや周辺機器と連動できるRGB LED機能「Mystic Light」により、ゲーム部屋を好きな色で照らせるのも魅力的です。

3ASRockASRock RADEON RX6900XT OC Formula 16G ‎RX6900XT PGD 16GO

ASRock RADEON RX6900XT OC Formula 16G ‎RX6900XT PGD 16GO 161,596

★★★★☆4.0
フルHD性能 5.0WQHD性能 4.54K性能 3.5冷却性能の高さ 4.5省スペース性 2.5

フルHD環境下ならGeforceよりも安定する

「ASRock RADEON RX6900XT OC Formula 16G」は、AMDのチップが搭載されたASRockのグラフィックボードです。GeForce RTX 3090と比べるとほぼ同等の性能ですが、フルHD性能に限りわずかに勝っているのでフルHD環境での使用がおすすめ。160,000円台と安価なのも大きな魅力です。

4ZOTACZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti AMP Holo ZT-A30710F-10P VD7705

ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti AMP Holo ZT-A30710F-10P VD7705 163,178 163,178円

★★★☆☆3.8
フルHD性能 4.5WQHD性能 4.04K性能 3.5冷却性能の高さ 4.5省スペース性 2.5

メーカー特有のスタイリッシュなデザインが魅力

RTX30シリーズのアッパーミドルクラスに位置する「RTX3070Ti」が搭載されたグラフィックボード。重いゲームでもフルHDで約90fps、WQHDで約60fps出せる性能で、軽いゲームであればWQHDで約144fps出せる性能です。

ZOTACらしいスタイリッシュなデザインが特徴的で、見た目も楽しめます。ただし、トリプルファン搭載で本体が大きいため、小型PCを組みたい人には向いていません。

5ZOTACZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR ZT-A30700H-10PLHR

ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC LHR ZT-A30700H-10PLHR 114,520 114,520円

★★★☆☆3.5
フルHD性能 4.0WQHD性能 3.54K性能 2.5冷却性能の高さ 4.0省スペース性 3.5

フルHDで144fpsを安定して出せる性能

RTX30シリーズのアッパーミドルクラスに位置する「RTX3070」を搭載したグラフィックボードです。フルHD環境では平均144fps、ゲームによっては200fps近い数値を出せます。フルHDレイトレーシングではゲームによって60fpsを出せるので、キレイで滑らかなゲームプレイが可能です。

ZOTAC独自のファンクーラー「IceStorm2.0」を搭載しており、ファンの制御ができる「アクティブファンコントロール」にも対応しています。全長が約23cmと小型で、スリムなPCケースやminiITXにも収まるサイズです。

6玄人志向玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 3060Ti GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE

玄人志向 GALAKURO NVIDIA GEFORCE RTX 3060Ti GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE 105,963 105,963円

★★★☆☆3.2
フルHD性能 3.5WQHD性能 3.04K性能 2.0冷却性能の高さ 4.0省スペース性 3.5

白いゲーミングPCを組みたい人におすすめ

RTX30シリーズのミドルクラスに位置する「RTX3060Ti」を搭載したグラフィックボード。重いゲームではフルHDで60〜100fps、一般的なゲームであれば100〜150fpsを出せる性能です。

ファンにはRGB機能が搭載されており、自分好みのカラーに変更できます。数少ない白を基調としたデザインのため、白を基調としたおしゃれなゲーミングPCを組みたい人にぴったりです。

7玄人志向玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070SUPER GG-RTX2070SP-E8GB/DF

玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070SUPER GG-RTX2070SP-E8GB/DF 268,722 268,722円

★★★☆☆3.1
フルHD性能 3.5WQHD性能 3.04K性能 2.0冷却性能の高さ 3.5省スペース性 3.5

重めのゲームでも100fps以上で動作する

「RTX2070 SUPER」を搭載したミドルクラスのグラフィックボードです。比較的重いゲームでも、フルHD環境であれば100fps以上、WQHD環境でも設定次第では100fpsを超える性能。黒を基調としたシンプルなデザインと透明なデュアルファンも魅力的です。

8玄人志向玄人志向 Radeon RX 6600XT RD-RX6600XT-E8GB/DF

玄人志向 Radeon RX 6600XT RD-RX6600XT-E8GB/DF 53,000 129,291円

★★★☆☆3.0
フルHD性能 3.5WQHD性能 3.04K性能 2.0冷却性能の高さ 3.5省スペース性 3.0

高冷却デュアルファンにより安定した動作が可能

「AMD Radeon RX6600XT」を搭載したミドルレンジのグラフィックボード。フルHDで100fps以上、軽いゲームであれば200fpsを超える性能です。しかし、レイトレーシング性能はNVIDIA GeForceより劣っているため、リアルな映像でゲームをプレイしたい人には向いていません。

9ZOTACZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC VD7558

ZOTAC GeForce RTX 3060 Twin Edge OC VD7558 86,667 86,667円

★★☆☆☆2.7
フルHD性能 3.0WQHD性能 2.54K性能 2.0冷却性能の高さ 3.0省スペース性 3.0

メーカー独自のファンによる高い冷却性能が魅力

RTX3060を搭載したグラフィックボード。レイトレーシング性能が高く、RTX20シリーズに比べて2倍の性能を持っています。ZOTAC独自のファンクーラー「IceStorm2.0」により、高い冷却性能を誇るモデルです。

10MSIMSI GEFORCE GTX 1660 SUPER AERO ITX OC VD7112

MSI GEFORCE GTX 1660 SUPER AERO ITX OC VD7112 65,800 65,800円

★★☆☆☆2.1
フルHD性能 2.0WQHD性能 1.54K性能 1.0冷却性能の高さ 2.5省スペース性 3.5

小型で省スペースなのが大きな魅力

シングルファンを採用した、全長約18cmと小型のグラフィックボード。負荷が大きすぎないゲームであれば、省スペースながらもハイパフォーマンスを発揮できます。しかし、重いゲームでは性能が足りず、快適にプレイできません。

11玄人志向玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1650 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 27,216 27,216円

★☆☆☆☆1.5
フルHD性能 1.5WQHD性能 1.04K性能 1.0冷却性能の高さ 1.5省スペース性 2.5

省電力で高いパフォーマンスを発揮

ローミドルクラスのグラフィックボードで、軽いゲームであれば安定して60fpsで動作させられます。ワットパフォーマンスが高く、GTX1050Tiと同じ消費電力で高い性能を発揮できます。しかし、ゲームによっては性能不足なので、負荷の大きいゲームをプレイしたい人にはおすすめできません。

12MSIMSI GEFORCE GTX 1050TI 4GT LP VD6238

MSI GEFORCE GTX 1050TI 4GT LP VD6238 26,800 26,800円

★☆☆☆☆1.3
フルHD性能 1.0WQHD性能 0.54K性能 0.5冷却性能の高さ 2.0省スペース性 2.5

軽いゲームなら60fpsを安定して出せる性能

軽いゲームであれば低設定で60psを出せる性能です。デュアルファンクーラーを搭載し、冷却性能が高いのも大きな特徴。価格を抑えて軽いゲームをプレイしたい人におすすめです。

13GIGABYTEGIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 GV-N1030D5-2GL

GIGABYTE NVIDIA GeForce GT1030 GV-N1030D5-2GL 35,350 35,350円

★☆☆☆☆1.2
フルHD性能 0.5WQHD性能 0.54K性能 0.5冷却性能の高さ 1.5省スペース性 3.0

薄型設計で消費電力が低いエントリーモデル

薄型で設置スペースを取らないグラフィックボード。最大消費電力は30Wと低く補助電源も不要なので、扱いやすいモデルとなっています。ただし、負荷が軽いゲームなら問題なく動作しますが、最新のゲームだとうまく動作しない場合があるため注意しましょう。

14MSIMSI GeForceGT710 GDDR3 1GB VD5932

MSI GeForceGT710 GDDR3 1GB VD5932 5,685 5,685円

★☆☆☆☆0.7
フルHD性能 0.5WQHD性能 0.04K性能 0.0冷却性能の高さ 0.0省スペース性 3.0

10,000円以下で手に入り普段使いに最適

10,000円以下で購入できるグラフィックボードです。最大消費電力は19Wと低電力消費設計の「GeForce GT710」を搭載しています。全長約146mmと非常にコンパクトで、補助電源がいらないのも大きな魅力。ただし、性能不足により動作しないゲームが多いのが難点です。

グラフィックボードは何年で買い替えるべき?

グラフィックボード
参照元: https://unsplash.com/

グラボは4〜5年での買い替えがおすすめ

グラフィックボードの寿命は4〜5年なので、4年以上同じ物を使用している場合は新しく交換しましょう。グラフィックボードは使う度に負荷がかかり、経年とともに劣化していきます。快適な環境でゲームを楽しむためにも、グラボの調子は気にかけておきましょう。

グラフィックボードを交換する際の注意点

ゲーミングPC
参照元: https://unsplash.com/

グラボがPCケースに入る長さか確認する

グラフィックボードは商品ごとに長さが異なります。短いモデルから長いモデルまで存在するので、PCケースのサイズによっては入りません。交換をスムーズに行うためにも、購入予定のグラフィックボードがPCケースに入り切るか事前に確認しましょう。

電源容量が足りているか確かめる

グラフィックボードを交換する際に発生しやすいトラブルが、PCが起動しなかったり突然シャットダウンしたりする問題です。原因はグラフィックボードの電源容量不足なので、メーカーの推奨電源容量に目を通しておきましょう。電源容量が心配なときは、補助電源を活用するのがおすすめです。

プロフィール画像ガジェットライター 電源容量計算シミュレーターウェブで「電源容量計算」と検索すると、グラフィックボードなど使用のパソコン構成に応じた電源容量を計算してくれる複数のツールやシミュレーターが見つかります。ほとんどがパーツの種類を選択するだけで自動で量を計算してくれる、簡単に使えるツールです。不安な方は試してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、グラフィックボードのおすすめ人気ランキング14選を紹介しました。プレイするゲームの幅や、動作の快適性に大きな影響を及ぼすグラフィックボード。ぜひ本記事を参考に、予算に合ったグラフィックボードを選び、ゲームやPC環境を快適にしましょう。

また、グラフィックボードのほかにもゲームプレイに重要な商品をさまざま紹介していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
本記事の内容やランキング順位はメーカーからの商品提供、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。意図的なランキング操作を目的とした交渉は固くお断りしております。
本記事内の商品は各ECサイトが提供するAPIを使用し価格やリンクを自動生成しております。取得後に価格変動があった場合等、本記事と情報とは異なることがありますため、最新の商品価格・詳細情報については、販売店やメーカーをご確認ください。