著者

遠藤 慧子 記事一覧

Kaubel編集部アウトドアライター

アウトドアはスキーを嗜んでいます。趣味は読書や舞台鑑賞、お茶やゲームなど。キャンプと釣りは新商品や動画をよく漁っています。最近はスキューバダイビングとライン下りに興味あり。「分かりやすい文章」をモットーに丁寧な記事作成を心掛けています。

KaubelはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイト、バリューコマース アフィリエイトを始めとする各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がKaubelに還元されることがあります。

おすすめ人気ランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 明るさ 持ち運びやすさ 燃焼時間の長さ
1コールマン ワンマントルランタン(ケース付) 286A740J コールマンコールマン ワンマントルランタン(ケース付) 286A740J 26,960円 26,960 4.5/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0
2コールマン ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J コールマンコールマン ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J 24,801円 22,990 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
3コールマン パワーハウス ツーマントルランタン 290A740J コールマンコールマン パワーハウス ツーマントルランタン 290A740J 21,500 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0
4コールマン パワーハウス デュアルフューエルランタン コールマンコールマン パワーハウス デュアルフューエルランタン 14,610 4.0/5.0 4.0/5.0 4.0/5.0

ガソリンランタンのメリットとデメリット

四角いガソリンランタン
参照元: https://www.photo-ac.com

光量が多い!広範囲を照らせる明るさを持つ

ガソリンランタンは高火力で燃焼するため、LEDやガスといったほかのランタンより広範囲を照らせます。キャンプサイトを隅々まで難なく照らし出せる光量の多さは、まさにメインランタンにぴったりです。

寒冷地でも明かりが安定している

ガソリンランタンはランタンの中で最も光量が多いので、寒い場所でも明かりが安定しています。状況を問わず一定のパフォーマンスを維持できるため、冬キャンプや登山など厳しい環境下でのアウトドアにおすすめです。

メンテンスに手間がかかる

ガソリンランタンは、使用前に空気を送り込むポンピング作業と使用後のメンテンスが必須です。準備と片付けに手間がかからないほかのランタンに比べて使い方が面倒なので、キャンプ初心者には向きません。扱い方が易しいランタンを探している場合は、LEDランタンやガスランタンがおすすめです。

一般的なランタンより値段が高い

ガソリンランタンは本体自体の値段が高く、最低でも1万円以上します。数千円で手に入るほかのランタンより高額なため、キャンプギアにこだわりがある方におすすめです。ランタンの値段を抑えたい場合は、LEDランタンやガスランタンの購入を検討しましょう。

ガソリンランタンの選び方

明るさは1500ルーメン以上かチェック

吊るされたガソリンランタン
参照元: https://www.photo-ac.com/

ガソリンランタンを選ぶときは、メインランタンとして使えるよう明るさが1500ルーメン以上の商品を選びましょう。ルーメンとは光源の光量を示す単位で、数字が大きくなるほど明るいです。1500ルーメン以上のガソリンランタンであれば、明るいおかげで広々としたキャンプサイトでも夜に不安なく歩けます。

燃料はホワイトガソリンがおすすめ

ホワイトガソリン
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ガソリンランタンで使用する燃料には、ホワイトガソリンとレギュラーガソリンの2つが存在します。ガソリンによって炎の綺麗さや手に入りやすさが違うので、ランタンの対応燃料は必ずチェックしましょう。

ホワイトガソリン

ホワイトガソリンとは、ガソリンランタンでは王道な燃料です。風に強く、寒かったり標高が高かったりする過酷な状況でも安定して強い火力を保てます。加えて、純度が高いため、綺麗なオレンジ色の炎を楽しめるのもポイント。

ただし、販売場所が限られており、アウトドア用品を取り扱うお店やネットショップなどでしか手に入りません。キャンプ中に燃料切れを起こしたとしても、近くのお店で売っていない場合があるので注意しましょう。

レギュラーガソリン

レギュラーガソリンは、ガソリンスタンドを始めとした身近なお店で簡単に手に入る燃料です。アウトドア先でガソリンランタンの燃料が無くなった際に、近くのお店で調達できます。

一方で、レギュラーガソリンはホワイトガソリンよりも純度が低く、炎の綺麗さに欠けるのはデメリットです。また、不純物の多さからススが出やすいので、お手入れに苦労します。

タンクが大きいほど燃焼時間が長い

ガソリンランタンに燃料を入れる
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ガソリンランタンはタンク容量が大きいほど入れられる燃料も増えるため、燃焼時間が長いです。1泊2日のキャンプを行う場合は、大容量タンクで燃焼時間が7〜8時間持つ商品を選びましょう。

ただし、タンク容量が大きかったとしても、光量が大きいモデルだと燃焼時間が短い場合があります。さらに、タンク容量が大きいガソリンランタンはサイズが大きく重い傾向にあり、携帯性が低いです。

収納ケースは持ち運びに重宝する

ケース付きガソリンランタン
参照元: https://www.amazon.co.jp/

基本的にガソリンランタンはサイズが大きく重いので、持ち運びづらいです。専用の収納ケースが付属している商品であれば、取っ手を持ってスムーズに運べます。加えて、外部の衝撃からマントルやガラス部分を守れるため壊れにくいです。

ガソリンランタンのおすすめメーカー

コールマン

コールマンのガソリンランタン
参照元: amazon.com

コールマンはガソリンランタンが代表的な商品として有名で、日本で流通しているガソリンランタンの大多数がコールマン製です。万人受けするベーシックなデザインは、ソロキャンプやファミリー、友達同士やカップルなどあらゆるキャンプと合います。また、耐久性と機能性が高く、メンテナンスをきちんと行うと何十年も愛用できるのも魅力です。

ガソリンランタンのおすすめ4選

1コールマンコールマン ワンマントルランタン(ケース付) 286A740J

26,960 26,960円

★★★★☆4.8
明るさ 4.5持ち運びやすさ 5.0燃焼時間の長さ 5.0

2000ルーメンの明るさを誇るコールマンの定番商品

「ワンマントルランタン」は、1985年に発売以降多くのキャンパーから愛されているコールマンの定番商品です。2010年には、人々から長年支持を得ているデザインに贈られるデザインロングライフデザイン賞を受賞しました。

ホワイトガソリンに対応しているガソリンランタンで、約2000ルーメンの明るさを持ちます。グループキャンプやファミリーキャンプでメインランタンとして使えるほど大光量です。また、燃焼時間は7.5時間から15時間と1泊2日のキャンプでもガソリンを継ぎ足しせずに使えます。

3コールマンコールマン ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J

22,990 24,801円

★★★★☆4.7
明るさ 5.0持ち運びやすさ 4.5燃焼時間の長さ 4.5

初心者向け!自動点火装置付きで簡単に着火できる

「ノーススター チューブマントルランタン」は、自動点火装置付きのガソリンランタンです。ワンタッチで着火するため、ガソリンランタンの扱いに慣れていない初心者でも安全に火をつけられます。さらに、ライターやマッチといった火を用意する必要がないのもポイント。

光量は2500ルーメン以上もあり、メインランタンとしての役割を十分に果たせます。燃焼時間も長く7〜14時間も持つので、1泊2日のキャンプにおすすめです。

3コールマンコールマン パワーハウス ツーマントルランタン 290A740J

21,500

★★★★☆4.7
明るさ 5.0持ち運びやすさ 4.5燃焼時間の長さ 4.5

メインランタンとして使える大型ガソリンランタン

「パワーハウス ツーマントルランタン」は、2000ルーメン以上の大光量な大型ガソリンランタンです。燃焼時間は7時間とワンマントルランタンやチューブマントルランタンより短いものの、夕方から朝までガソリンの補充は必要ありません。1泊2日のキャンプであれば広いキャンプサイトを煌々と照らせます。

4コールマンコールマン パワーハウス デュアルフューエルランタン

14,610

★★★★☆4.0
明るさ 4.0持ち運びやすさ 4.0燃焼時間の長さ 4.0

ホワイトガソリンとレギュラーガソリンに対応している

「デュアルフューエルランタン」は、ホワイトガソリンとレギュラーガソリンに対応しているガソリンランタンです。万が一キャンプ中に燃料切れになったとしても、近くのお店でガソリンを買い足せます。光量調節機能付きで、明るさをスムーズに変えられるのも魅力です。

燃焼時間は13時間以上とテント泊で使うには申し分ない長さですが、光量が800ルーメンしかありません。メインランタンには向かないため、サブランタンとして使用しましょう。

ガソリンランタンの使い方

ガソリンランタンの使用手順
1 燃料を入れてからポンピングをする
2 マントルの空焼き後に点火する
3 メンテナンスを行う

燃料を入れてからポンピングをする

ランタンにガソリンを入れる
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ガソリンランタンを使うときは、燃料をタンクの8割ほどまで入れてからポンプノブを押してポンピングを行います。ポンピングとは加圧した空気で燃料を送り出す作業で、ガソリンランタンでは必須です。なお、ポンピングはポンプノブが押し込めなくなるまで続けます。

マントルの空焼き後に点火してから使用する

マントル
参照元: https://www.amazon.co.jp/

ポンピングの次にマントルの空焼きを行います。ランタンにマントルを取り付けてからチャッカマンやライターなどで火をつけ、灰になるまで燃やしましょう。マントルの空焼き後に燃料バルブを開き、再びチャッカマンやライターを近付けて点火します。

メンテナンスを行う

工事道具
参照元: https://pixabay.com/

ガソリンランタンの使用後は、本体に付着した燃料を拭き取ったり内部の部品を交換したりといったメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠るとランタンの劣化が早まります。ガソリンランタンを長く愛用するためにも、使用直後のお手入れと定期的なメンテナンスはしっかり行いましょう。

ガソリンランタンのメンテナンス方法

ランタンの燃料を抜きグローブとマントルを確認する

ガソリンランタンの使用後、まずランタン内部から燃料を抜いて空にしましょう。ランタンに燃料が残っていると爆発したりタンクが錆びたりするので、ガソリンランタンの劣化が早まります。

燃料を抜いたあとは、グローブ(ホヤ)とマントル状態確認してから綺麗にします。グローブは布で拭いたり食器用洗剤などで汚れを落としましょう。マントルは新品なものに交換するだけです。

ポンプカップにオイルを注す

最後にポンプカップにオイルを差します。オイルが足りないとポンピングができず、空気が上手く入りません。ポンピングの調子が悪いときは一度ポンプカップにオイルを注入し、様子を見ましょう。

ガソリンランタン使用時の注意点

近距離で見るガソリンランタン
参照元: https://www.photo-ac.com

ガソリンランタンはテント内で使わない

ガソリンランタンは、火を灯して光を発するアイテムです。テント内で使用すると倒れた際に生地に燃え移り火事になる恐れがあるので、テントに持ち込むのはやめましょう。また、一酸化炭素中毒を起こす場合もあり非常に危険です。

使用中や使用直後はランタン上部に触らない

ガソリンランタンは使うとランタン上部が熱を持つため、素手で触れると火傷します。熱さに驚いた拍子にランタンを落とす場合もあるので、使用中または使用後のガソリンランタンに触るのは避けましょう。

ガソリンを焚き火やコンロの近くに置かない

ガソリンを火の元に置くと爆発や引火する恐れがあります。テントや人に燃え移るなどして非常に危険なので、ガソリンは焚き火やコンロ近くに置いてはいけません。

ガソリンランタンは不安定な場所に置かない

ガソリンランタンはLEDランタンとは異なり本物の火が燃えているため、倒れると物に引火して危険です。火事の発生に繋がるので、ガソリンランタンを不安定な場所に置くのは避けましょう。

まとめ

今回は、おすすめのガソリンランタンをランキング形式で紹介しました。ガソリンランタンは通常のランタンより明るいので、メインランタン用に1つは確保しておきたいアイテムです。興味を持った方は今回の記事を参考に、自分に合ったガソリンランタンを手に入れてください。

また、ランタンはガソリン以外にもLEDやガスなど燃料が異なる商品が存在します。カウベルではガソリンランタンとは違う種類のランタンも紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

本記事は販売元公式サイト、Amazon、楽天市場など販売店の売れ筋、口コミ、アンケート、価格情報、検証情報を参考とし、Kaubelが独自に順位付けを行っています。
本記事の内容やランキング順位はメーカーからの商品提供、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。意図的なランキング操作を目的とした交渉は固くお断りしております。
本記事内の商品は各ECサイトが提供するAPIを使用し価格やリンクを自動生成しております。取得後に価格変動があった場合等、本記事と情報とは異なることがありますため、最新の商品価格・詳細情報については、販売店やメーカーをご確認ください。